2000年 8月6日(日)〜7日(月)常盤の海              

 
  
夢は夜開く♪♪

                               
          青い空、白い雲、青い海!
熱い堤防の上
本日より夏休み!
先週の興奮よもう一度と再び此所に来た、今回は7人。
それぞれが、それぞれの思いを胸に堤防に立つ。
今日も空は、抜ける様なスカイブルー。
西の空には、前回と同じく大きく白い希望の雲。
風は無風に近く、青く澄んだ海はもったりとたるんでいた。

真夏の太陽に焼かれた堤防は、映画「熱いトタン屋根の上のネコ」のトタン屋根のようだ。
屋根の上の熱さに、アッチッチー、アッチッチーと跳ね回るネコの気持ちがよく分かる。
たまりかねて冷たい麦茶を飲むと、汗がドバーと全身から吹き出した。
途端にシャツもパンツも濡れ雑巾、ベッタリ体にまとわり、ますます気持ちが悪くなる。


始めの1匹
準備に手間取り、開始は午後5時半。
磯2号、5.4メートルを2本出し、足元に垂らした。
早々と、先週実績を上げた北側から歓声が、
「メバルが来たーー!」
「またメバルだーー、26cmてとこか〜!」
「カサゴだーー!」
ノビタの竿は、まだピクリともしない。

   
黄昏、いよいよ本番だ
と竿が、ヒョコ、ヒョコとお辞儀を始めた。
「ヨッシャーー!」と、竿を握り、大きく合わせる。
今回はハリス3号、前回より太さに余裕がある。
海底からググ、ググ、ググの抵抗が伝わって来た。
期待が大きかったせいか、気落ちする軽さだ。

引き上げる途中、何度かググ、ググーの引き込みがあったが、すんなりと水面に浮上し、すんなりと堤防の上に持ち上がってしまった。
堤防の上でコロン、コロンと転がる真っ黒けっけは、本日最初の1匹、カサゴ様、23cm!でした。
餌は小鯵のぶつ切り、餌に問題有りなのか、この後が続かない。

またアジが来た
と北側から、「アジだーーー!」
はやばやと、平均サイズ27cmのアジが来たようだ。
すぐに竿の1本を、アジ釣り仕掛けに切り替えた。
今回はコマセ抜きで、沖アミ餌だけにし、海に浮子仕掛けを落とす。
しばらく波に揺れていた浮子が、モスグリーンの海中にジワッ〜と沈んで行く。
「....?!」
                                   
28cmのアジ
1時的に波に沈んだのか?。
浮子は、どんどん海中深く沈んで行く。
合せた、ギューーーンと、海面下10メートルからの必死の抵抗?を交わし、リールを捲いて来る。
アジが水面に体を現した。
始めの1匹は28cm、平均より大きい。
この後も釣れ続く。

そして待望の獲物が
いつか堤防が闇に包まれると、発電機2基がうなり声を上げた。
200〜300W電球3個と、500Wガスランタン1個で海を煌煌と照らす。
遠くで花火の音が鳴り、頭上には星と月、ロマンの舞台としては最高だったが、時々西の空に稲妻が走り、砂糖と塩をミックスした気分になる。

午後7時半、波間に浮かんでいた電気浮子が、いきなりスパッと、闇に掻き消えた。
反射的に竿を持ち体を後ろに倒す、竿が頭上でピタリと停止、そのまま前に引き戻されて行く。

                                     
       32cmソイ
心臓が、ドキッンコ、ドキッンコの瞬間だ。
「ハリス2号ガンバレーー、頑張れジャパーン!!」
お頭の中は、期待と不安で大騒動だ。
「落ち着け、あせるな!」
隣りを見るとアジさん、何やらモソモソと仕掛けの手入れ中。

此所に来ると皆、不感症になるのか?。
アジさんに聞こえる様、どなり声を上げる。
「アジではない、何か大きい、大きいぞ〜!!!」
アジさんが慌てて、
「タモないか〜、タモ?」
と闇に向かって大声を上げると、闇の中からすぐ、タモがすっ飛んで来た。

1撃、2撃、3撃、4撃...敵の反撃を交わしながら、とうとう水面に黒い獲物を浮上させた。
待ち構えていたアジさんが、瞬時にタモ入れ完了。
ヘッドランプに照らされ、堤防に横たわる獲物、それは32cmのソイだった。

この後もソイを期待したが、釣れるのは25〜28cmのアジだけ、今日は30cmオーバーのアジが来ない。
周囲では冷凍アジ仕掛けにメバルが何匹か上がり、アジサビキに60cmはある太刀魚が何本か上がっていた。
ノビタも1匹だけ60cm級の太刀魚をGetした。

堤防の主と再びご対面
夜空にピカピカ光る稲妻、不安になり1時、全員何処かに避難しようと騒いだが、グズグズしているうちに、ピカピカは次第に間伸びし、そして消えてしまった。

   
40人分の刺し身なり!
夜8時頃、
「オンーーリャーーー!」
毎度お同じみの雄叫びが上がった。
またもモンスターの登場だ。
この堤防に巣くう海の狼が、とうとうイワシの餌に食らいつき、針がかりしたのだ。

今回はハリス18号のムツ針仕掛け、大アナゴ、まいったかの仕掛け。
後は堤防の上と、海中からの綱引きだ。
アナゴ対人間の格闘、所詮アンフェアなプレイである。
相手は裸で勝負、人間は強靭なハリスと針という武器で闘うのだから。

凡そ10分の綱引きの結果、とうとう堤防の上に、計測120cmの大アナゴ上がった。
前回の114cmのアナゴは30人前の刺し身になったそうだが、今度は40人分くらいの刺し身になりそうだ。

そしてカンパチ
左隣りはアジさん、針1本のフカセ釣りでアジを攻め、サビキ釣りと変わらないくらい上げている。

   
                                      フグ釣り名人カミちゃん
右隣りはカミチャン、終始フグに泣かされていた。
まるで砂金取りが、川底から掬い上げた砂の中から砂金を拾うように、フグの中からアジを拾い上げる釣りをしている。
ノビタもフグが掛かるが、カミチャンの比ではない、極端に少なかった。
今夜のカミチャンは、ノビタの魔除けになったようだ。

午前0時、アジは切れ目無く釣れ続くがもういい、ひっ繰り返って、星を見ているうちに寝てしまった。
午前3時、寒さに目が覚める。
3人は就寝中だが、3人は闇の中でもくもくと釣りをしていた。
気合を入れて、ノビタも釣りを再開。
すぐパタパタとアジが来た。

アジを5匹釣った後、いきなりズボッと電気浮子が海中に没した、直後、グイッ、と手に持っていた竿が海に持っていかれる。
何だ?、魔人が竿を掴み、ノビタを海に引きずり込もうとしているのか。
妄想を振り切り、クソッタレーーーー!、ガーーンと竿を立て、力一杯リールを捲く。
重量感、力、いずれも充分だ!、が、ソイではない。

道糸が、海面を右へ、左へ切り裂く。
大きくポンピングしながら、ギリッ、ギリッとリールを捲き、足元の海底から獲物をじわじわと浮き上がらせて来る。
途中、何度も追撃にあい、竿がしなった。
やっとのことで、獲物を海面に浮上させると、何とーー!、白い魚体が1匹、2匹、3匹、4匹。
一気に引き抜こうとしたが、上がらない!。

   
白い靄に包まれる海
呼吸を整え、
「フアイトーーーーーー!」
魚が宙を飛び、堤防に転がった。
転がったのは、26〜28cmのお馴染みのアジ3匹と!?。
「カンパチだーーーーー!」

静かな堤防に、ノビタの雄叫びが響く。
カンパチ1号の栄冠を手にしたのだ。
全員この声に起こされ、ゾロゾロと暗闇から集まって来た。
計測23cm、1匹は、1匹、無理矢理、合格。



そして撤退
午前4時、東の空の一角が白んで来た。
どんどん靄が海上に沸き、周囲の景色が消えて行く。
ノビタはサビキ+ルアーで太刀魚にトライ。
何度目かのキャステイング、足元近くまでルアーを曳いて来ると、突然ヒット!、フイ打ちに会う。
ググーン、ググーンと連続する引き込み。
これは本命ではない、アジだ。

途中、スッと軽くなる、バラシ。
この後、平均サイズのアジを1匹Get。
それが最後だった。
カンパチにもトライしたがノーヒット。

午前8時、モヤの中から景色が次第に形を現して来た。
もうすぐ灼熱の太陽が顔を出す、堤防にさらば!。

                                   
     徹夜の戦果

  ノビタの戦果
  アジ−−−25〜28cm 56匹
  ソイ−−−32cm  1匹
  カサゴ−−23cm  1匹
  カンパチ−23cm  1匹
  太刀魚−−60cm  1匹

  仲間の戦果
  アジは一人50〜70匹。
  メバルは24〜25cmを全員で8匹。
  120cmと118cmの大アナゴ。
  他にカサゴ、ソイ、太刀魚など。


 
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