2000年 12月9日(土)日立沖釣り                   

     目的の半分は成就した沖釣り
 


                              
            日の出と同時に戦闘開始
梃子の原理
朝5時、我が家を出発。
荷物は、魚入れ用バケツと、ハサミと、カミさんが沸してくれたお茶の入った魔法瓶と、それだけである、超簡単支度だ。
狙いは、ヒラメとマトウダイだが、準備は少ない。
この様な不精釣りを、「梃子の原理」と言う。
(僅かなエネルギーで、大物を得る)

実は、ヒラメやマトウダイを沖釣りで狙うのは、超初心者なので、竿とリールと仕掛けと餌と、一切合切全て日立フイッシングセンターに、前日、準備をお願いしていた分け。

日立フイッシングセンターサウス店
店に着いたのは、5時15分。
暗闇から店に入った身には、店の蛍光燈の灯りが、やけに眩しい。
E子さんの、普通の人より1オクターブ高い、
「おはようございま〜す♪」
の、明るい声が飛んで来た。

        
出航前の船着き場
E子さんから昨日のヒラメ釣りを聞いた後、
「ガンバッテーーー♪」
の声援を背に、店を出る。
必ず釣ってみせると、威勢のいい事言って来たけど...う〜〜ん!?。

舞台裏から大昔の歌が流れて来るようだ。
 「勝って来るぞと勇ましく
  誓って国を出たからにゃ〜
  何で手柄をたてずに帰りょうか〜
  進軍ラッパ鳴り響き〜...♪」
(舞台は3分間の休憩タイム)

出航
5時半、夜明前の港は、各釣り船のライトで明るく、賑やかだ。
”一発大勝負”を夢見る釣り師達は、既に龍翔丸に乗り込んでいる。
ノビタが乗った直後に、大洗から生きているイワシを積んだトラックが到着。
トラックから船の生け簀に、イワシが移される。
船のエンジン音、人の声、人の動き、船中は俄かに騒然となってきた。

                                            
いざ戦場へ
午前6時、出航。
風は僅かに西風、気温は低いが。
期待に燃える身には、寒さを感じ無い。
どんどん海上は白んで行く。
彼方水平線上が赤く染まり、ビューテフルだ。

気温と水温の差がひらき、放射冷却現象で、海上に靄が次々と湧いてくる。
龍翔丸は走る、靄の中を轟音を上げて突っ走る。
陸よ、星よ、月よ、昨日よ、さらば。
GO!、GO!、GO!。

大昔の歌が、またも舞台裏から流れて来た、
  「...今日も行く行く(飛ぶ飛ぶ) 日立の海に(霞ケ浦に)〜〜 
   デッカ〜イ希望の 雲が湧〜く....チャンチャン♪」(予科練の歌)

第一投でヒラメのアタリ
港を出航して15分、始めの魚場に着いた。
「仕掛けを投入せよ!」
の、ベルが鳴り響く。
太さ6号、長さ1メートルのハリスに、丸セイゴ針16号、それに生きたイワシを付け、重り60号の胴突き仕掛けを、足元の海に落下。
水深20メートルほどか、借りたリールは水深を表示し無いので、確かな所は分からない。
重りが海底に着地し、糸フケを取っていると、
「......?!」
アタリだ!。
微妙なアタリ。
道糸から竿先に、コツ、コツ、コツと、信号が送られて来る。
まだだ、まだだ、ヒラメ30、女盛り。
竿先が、一気にジワーーッと引かれて行く。
波か?。
スーッと竿先が元の位置に戻った。

    
    1度目の衝撃
まさか、まさかと、次のアタリと引き込みを待った。
ナッセイング!、海底から何の応答も来ない。
「仕掛けを回収せよ!」
と、ベルが鳴る。
仕掛けを回収した。

何と、生きイワシの胴体が半分無い、イワシは即死状態。
自分の身に何が起こったか分からないうちに、昇天したようだ。
餌の後尾に付けた孫針は、チモトから食い千切られていた。
頭上から船長の声が落ちる、
「餌を食われたのか?」
無惨なイワシを頭上に上げると、
「餌を半分食われたぞ〜」
と、スピーカで、がなっている。
次の魚場で、自分の隣りの隣りに釣り場をかまえた強者(つわもの)風の人に、本日船上初のヒラメが上がった。
サイズは50センチほど。

くやしい2度目
午前8時、仕掛けを投入すると、本日2度目のアタリ。
始めの時と同じ、竿先を、コツ、コツと叩くアタリだ。
                                              
2度目の衝撃
心臓の鼓動が、耳に届くほど高鳴る。
このままで良いのか?。
えーいっ!と、竿先を海に突っ込み、道糸を送り込んだ。
どうした!?。
アタリが遠いた、遥かに遠い、ほとんど見えない、感じない。
何処に消えた。
重りが海底を打つトン、トンだけが、空しく手元に伝わって来る。
また逃げられたのだ。
ゆっくりとリールを巻き、仕掛けを回収すると。
イワシの体に、無念の歯形が残っていた。

マトウダイ釣れた♪
天気晴朗でポッカポカ、海はベタ凪、と絶好の釣り日和、だが潮の流れ鈍く、海況はすこぶる悪い。
午前11時、
「........?」
水深55メートル(隣りの釣り師に聞いた)の海底から、魚信らしき信号が送られてきた。
全神経を竿先に集中する。
「カモン、カモン、カモンベイビー♪
クィーーン、クィーーン、クィーンと、デリケートだが、波の引きとは異なる確かなアタリだ。

 
 大イワシを呑んだ口
2〜3分経過、アタリは続く。
騙されるかと、何度も食い逃げされた身では、非常に用心深くなる。
更に、2〜3分待つ。
まだアタリが続く。
おかしい?、ヒラメだったら強烈な引き込みがあっても,よさそうなものだが...?。

ソーーッと、竿先を持ち上げてみた。
重り60号+αの重さを感じる。
そのままリールを巻いて来る。
抵抗しない、やけに従順、どうした〜〜?。
死に物狂いで抵抗せんかい!。

期待ハズレの抵抗、何事もなく上がったのは、マトウダイ43センチ、ホッ、これで坊主を免れ、目的の半分は成就した。
餌のイワシは、丸ごと胃袋に呑み込まれていた。
この後、12時頃また弱いアタリがあって、2枚目のマトウダイ34センチをゲット。

                               
        43と34センチのマトウダイ
午後12時半、沖上がり。
船長は、昨日と潮の動きが全く違う、今日は潮が動かなかったと何度もつぶやき、何度も首を傾(かし)げていた。
潮が動かないと、魚は釣れないのだ。
船中上がったのは、ヒラメ、イナダ、マトウダイだが、数は今一だった。

久々の沖釣りが、天候に恵まれ船酔いもせず、おまけに魚の姿も見ることが出来たので、最高のホリデイーとなった。
これでヒラメが釣れた日にゃ〜言うことなしだが、ほどほどがやはり一番なのかも。
日立フイッシングセンターのE子さんには、大変お世話になりました。
ありがとう御座います。
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