2001年 1月7日(日)日立方面                    
     21世紀の釣り始め!
                                   2001年元旦の御来光
満員御礼
午後1時半。
空は、すっかり雲に覆われて寒々としていた。
カミさんが、
「こんな天気に何で行くんですか?」
「そこに海があるから」
(本当は病気なのさ)。

午後1時50分、駐車場は満車状態だ。
風は吹いていない。
堤防は、砂糖に群がる黒蟻の様な人だかり。
とてもタコ釣りは無理だと、戦う意慾を失った。
帰ろうか迷ったが、”飛び出せ釣り仲間”がいるかもと、蛸釣り様の竿と、バケツを持って堤防に向かう。

黒鯛釣りのスタイル
30〜45センチほどの黒鯛を4枚、ストリンガーにぶら下げた釣り師とすれ違った。
頭が高い、ひかえおろう!と、肩で風を切って行く。
(おそれ入りました)

堤防は殆どが、黒鯛釣り師である。
まるで、黒鯛釣りの競技会だ。
そのスタイルは殆ど同じ、防寒着の上にライフジャケット、ヒップガード、スパイクブーツと、この堤防での格好にしては、とんでもなくオーバーだ。
此所は夏場ならサンダル穿きに、短パンスタイルで来られる超安全地帯。
ダルマの様な重武装をしている彼等を見ていると、滑稽にも見えてくる。
でも本人は格好良いと思っている。
現代の釣り師は見かけが第一、利便性は2の次なのだ。
ノビタの様に利便性を追求した結果、黒いゴム長靴と、バケツと、竿1本の泥鰌掬いスタイルは、はやらないようだ。

飛び出せ釣り仲間
両側に並ぶ釣り人の林を進んで行くと、いました飛び出せ釣り仲間が。
始めに会ったのは、やじさん、おださんとその仲間、やじさんは撤退して来た所だった。
彼の話しでは、この先にも大分釣り仲間がいるようだ。

彼等と別れてすぐ、かくべーさんに会う。
Oが遠くで手を振っている。
Oの近くに、とちなべさん。
さらに進むとGAMIさん、そこから20メートルほど行くと、我孫子のmanabuさんがいた。
黒鯛好調を聞き、manabuさんも攻略に来たらしい。
朝8時(?)に来て、まだ魚の姿を見ていないと、勢い余って転んだ顔だ。

次に会ったのはT.Fさん親子、釣果は今いち。
その先に、hiehieさん親子、お子さんが30センチほどのアイナメを釣ったとのこと。
近くに、BABOさんとその仲間、30〜40センチ級アイナメを3匹ほどGet!。
寒い冬何ぞ糞食らえ!、と飛び出して来る仲間達、皆、立派な釣り馬鹿だよ!。
この先が思いやられる。

仲間が帰り
ずっーと、仲間に挨拶をして来たので、釣り開始は午後3時。
風もなく、海は湖のように真平ら。
途中、タコを探っている人がいたが、タコを探れるスペースはチョボチョボしかない、限られた場所を何度も探られ、タコはいないと見た。

折角来たのだから...と、ノロ、ノロと準備をして、仕掛けをドボーンと足元に落す。
タコ釣りを開始してすぐ、BABOさん一行がお帰り、続いてT.Fさん親子、hiehieさん親子がお帰り。
タコ釣り30分経過、反応無し。

    
敵艦浮上せず!
目の前で黒が次々と
騒がしい気配で振り向くと、30センチほどの黒鯛が堤防に転がった所だった。
そこでは、3人がフカセ釣りをしていた。
一寸間をおいて、また騒ぎ。
今度は先程の隣りの人にヒットしたようだ。
竿が空中に、大きく弧を描いている。

そのまま竿は膠着状態、根掛かりではない。
竿が敵の連打を浴びて、グイグイとお辞儀をしている。
なかなか敵は浮上して来なかった。


                                    
どうだまいったか!
人間にはかなわない。
とうとう敵は水面に浮上し、タモに納まった。
43センチ、見事な黒鯛。

その人が、仕掛けを海に戻した途端、またヒット。
型は30センチ級だった。
ノビタが見ているわずか4〜5分の間に、ポン、ポン、ポンと同じ場所で、3枚も上がったのだ。
それもダンゴ釣りではない、フカセ釣りで。

もうタコ釣り何かどうでもよくなった。
目の前で黒鯛の入食いを見せつけられたのだ。
それもやけに簡単そうに。
今までヒマラヤと思っていた山が、高鈴山に見えてきた。

胸の奥に、ムラ、ムラと炎が燃え上がる。
来週は黒鯛だ。
”い〜まに見ていろ ぼくだって〜♪”だ。

 
黒鯛43センチ(ノビタではない)
黒鯛戦略
涸沼川で、たった1度だけカイズ釣りをした経験がある。
あの経験だけを頼りに、敵をおびき寄せ、餌を食らわせ、タモに納める、これは無謀な戦いなのか。

目撃した黒鯛釣りで判ったのは、その場所に3人いて、同じ箇所にコマセを投げていた。
どれくらいの時間、コマセを投げ続けていたのか分からないが、午後3時の時合に、3人のうち2人が黒鯛をゲットした。
釣るポイントと、コマセの物量作戦が重要と見た。

ここでの黒鯛攻略は、最低でも3人が必要かもしれない、個人戦では分が悪い。
今日の結果からすると、一人は泣いたが2人は笑った。
決して、悪い確率ではない。
まず2人を誘うことから始めよう。

誘い
タコ釣り仕掛けを早々にかたずけ、Oの所に行ってノビタの壮大な計画を持ちかける。
Oはすぐ乗ってきたが。
かくべーさんを誘うと。
さすがペテラン、日露戦争の203高地攻略と同じくらい困難である事が、彼の顔を、そんなまさかにした。
午後5時、来週の戦場を確認し、キーワードは黒鯛と宣言して、Oと帰途につく。
黄昏が濃くなり、港にポツリ、ポツリと灯りが点いた。
かくべーさんはまだ続けるらしい。


 
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