2001年  6月16日(土)常盤の海                   
      梅雨間の空の下で
                                   雨は上がったが風強し
迷う
昼過ぎ、ノビタは雨上がりの庭を見ていた。
雲間から射す陽光が、木々の葉や草花の上でキラキラと踊っている。
釣りに行く元気が湧いて来ない。

食欲のない魚が、目の前を泳ぐ餌を空ろな目で眺めている、そんな気分だ。
心は、馬鹿(若)潮。
今日は休戦にするか。
雨の日もありゃ 晴れの日もある
やる気をなくす時だってある。

午後4時、決心がつく。
ファイト一発、リポビタンD!。

ローリング.ストーンズだ。(ローリング.ストーンズは1970年代のロックバンド)
その意味は「転がる石」。
危険な意味があるらしい。
適切な引用ではないが、文の流れ的にこうなった。

そして釣り場
駐車場に着いたのは、午後4時半。
駐車場は佃煮状態だが、まだ若干の余裕有り。
夕飯前に、酒のつまみのアジのタタキを収穫にと。
右手にシーバス.ロッド1本、背に小さいバッグ、の身軽さでやって来た。

駐車場を出て200メートルほど進むと、かくべーさんと、にしびーさんに会う。
ルアーでマゴチを狙っていた。

 
太刀魚の成長速度は早い、53センチ
かくべーさんも、にしびーさんも、来たばかりだが根掛かりが激しく釣りにならないと、荷物を片付け始めた。
彼等を残して先に進む。

今度はOと、SAIさんに会った。
来て30分ほどらしいが、2人合わせてアジ10匹、太刀魚2匹の釣果。

彼等と別れ、さらに先を進むと、同じ団地のSAKさんがいた。
SAKさんは始まったばかり。
挨拶を交わした後、さらに先に進む。

                               先端付近は暇そう
始めから入れ食い
午後5時、適当な場所に荷物を置き、ジグサビキ第一投。
北東の風強し、斜め向かい風。
仕掛けは風に押され、大きく右にそれて小波の海へポチャーーン。
狙いからそれた不本意な第一投だったが。
ジグが着底し、ラインの弛みを取った瞬間、グッグッと綱引きスタート、リールを巻くと魚の動きが伝わって来た。
入れ食いである。

竿を水平にして、リールを早めに巻いて来る。
堤防に上がったのは、此所の定番、太刀魚。
第2投、第3投、第4投と、たて続けに太刀魚をゲット。

隣りで釣りをしていた人が、
「あの〜ノビタさんでは?」
2人組みで、一人は下館の方らしいが、もう一人は20代、岩澤から来たと言ったような?
                                  (岩瀬が正しい)
いつも「ノビタの釣り天国」見に来て頂き、ありがとう御座います。

若い人は、サビキで小指くらいのフグを、鈴なりに次々と釣っていた。
本意、不本意?。
「フグを釣るのがうまいですね」
と、思わず言ったら笑っていた。
失礼だったか?。
こんな時は黙っていた方が無難だが、馬鹿なノビタはついつい口が滑る。

入れ食いだが、針掛かりせず
かくべ〜さんとにしびーさんが、様子を見に来た途端、太刀魚はいなくなってしまった。
何故?、目に見えない因果関係がある様な。
2人の超能力で、魚を追い払われたに違いない。

2人はノビタが空振りすると、ニコニコしながら50メートルほど離れたポイントに戻って行った。
ノビタの所にいた時間は、たった1〜2分。
この間に念波光線を放ったかだ。

    
アジ釣り名人ご帰還、ホッ
午後6時頃、2人の念力が薄まって、魚族が近ずき入れ食いとなるが。
針掛かりしない。

ジグが海底に着地と同時に、スーーーッと竿を引き上げると、逆方向にクィーーーンと竿が引き戻され。
そのままグイッ、グイッと追打を食らうが、またスーーーッと軽くなる。

仕掛けを回収すると、もぬけの殻。
まだかくべーさん、にしびーさんの念力が、完全には解けていないのか。

それでも念力を押しのけ、やっと針掛かりさせ。
リールを巻く、小気味良い引き、堤防に上ったのは18センチほどのアジがダブル。

アジを堤防の上に放ったまま、仕掛けを海に返すと、すぐアタリ!。
リールを巻いて来る、今度はトリプル。
その後、もう1匹。
これでアジの時合は終わり。
後は、太刀魚を2匹追釣したが、そのうちの1匹は53センチあり、結構良い引きをしてくれた。

ちょっと脱線
相田みつを氏の「おかげさん」の中に、彼が考える「バランスの図式」
がある。(  )はノビタがアレンジ

   心 X  技術 =作品(釣果)

   9  X  1  = 9 失敗(ボーズ)
   8  X  2  =16
   7  X  3  =21
   6  X  4  =24
   5  X   5  =25 最高(大漁)
   4  X   6  =24
   3  X  7  =21
   2  X   8  =16
   1  X  9  = 9 失敗(ボーズ)

ノビタの場合は心(意慾)が9で、技術が1のケースが多いが。
今日は珍しく5X5だったのかもしれない。

                                       
本日釣果

東海村のアジ名人と再会
かくべーさんの隣りに、東海村のアジ釣り名人FUNAKOSHI兄弟を見た。
1年ぶりか、昨年と変らず元気なご様子。

なつかしかったので声を掛けたが、後悔先に立たず。
アジ釣り名人が口を開いた瞬間、絶句!。
口から堰を切ったように、日本語がドバーーッと、ノビタの顔面に降ってきた。
タジタジとなる。

しばらく、言葉の嵐にさらされていたが。
突然、気になるお言葉が、
「太刀魚を、貧乏人の家では食べる物が無いのか、持ち帰るんだね」
間髪入れず口をはさむ、
「僕の家も貧乏何で、太刀魚を家に持ち帰りますよ」
一瞬、アジ名人は、ノビタを珍しい物を見る様に、ポカーンと口を開けて見ていたが。
名人、
「今の太刀魚は南蛮漬けにして食べると美味いが、アジは大きいから南蛮漬けじゃ食べられないよ.....」
と、うまい事、話しを他にそらして行く。

不用意にノビタが口を挟んだため、言葉の洪水はさらに勢いを増す。
それでも何とか言葉の洪水から生還したが、ここで30分のロス。
”君子危うきに近寄らず”。

最後の仕上げ
堤防にルアーが10メートルほど近ずいた時、いきなりブレーキが。
リールを巻く、竿を両手で起こす。
根掛かりだーーー。
リールを巻く、竿を両手で起こす。
竿が持ち上がった、重量感がタップリある。
「.......?」
一体何なんだ?、ひょっとするとタコ?。
まだ見ぬ恋人を待ちわびる気持ち、ワクワクとリールを巻き、一気に海中から未確認物体を引っこ抜く。
堤防の上に、真っ黒いゴムの固まりが転がった。
何と、多品種少量生産の仕上げは、ナマコ。
ナマコは、ノビタの大好物なので、本日の釣りの画竜点睛となる。

撤退
午後7時に現場を撤退。
かくべーさんに、名目は梅雨払か暑気払の、ネット釣り仲間親睦会の企画をお願いすると、快諾して頂いた。

途中、Oに、その奮闘を強引に見させられたが。
”太刀魚釣りは何もおもしくない”を連発しながら。
畑から白い葱を引っこ抜く様に、夢中になって40〜50センチの太刀魚を海面から引っこ抜いていた。
その得意そうな顔ったらね。
おそらく海全体に太刀魚が、佃煮のように入っているのかも。
太刀魚の成長速度は早い、1週間で3〜5センチの勢いで大きくなる。
これからが楽しみ。

    本日釣果  17時〜19時
            アジ   17〜19センチ  6匹
           太刀魚  43〜53センチ  8匹
           ナマコ   24センチ     1個

 
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