1998年 7月4日(土)日立港沖堤防
沖堤のフイッシャーマン.ファッション
早朝、まだ人の顔が判別出来ない程暗い、3時47分、沖堤渡し第1便に乗る。

22人乗りの渡し船に黒い人影が20人、殆どの人が互いに他人、それでもスタイルは酷似。
タモと竿を紐で括って片手に持ち、魚入れ用のナイロン製の蓋付きバケツを前に置き、フイッシャージャケット、お尻ガード、スパイク付きブーツ、ダイワやシマノのネーム入り帽子、陽よけサングラス、腰に手拭きタオルをぶら下げている。
竿ケースとクーラBOX、ジャンパーにジーパン姿の自分が、やけに場違いの所にいる感じ。

アジさん、キンさん、テツさん、ケンさん到着
後で知ったのですが、昨年の9月に大洗の沖堤に御一緒したキンさんもおなじ第1便に乗って来た。
アジさんは第3便で、4時半頃到着。
彼の話しでは、船の発着場でノビタを待っていたとのこと。
アジさんとキンさんは、今日も坊主あたりまえのクロ狙い。
ノビタは先週くやしい思いをしたので、海タナゴをテツさんと息子さんのケンさんを誘い再挑戦、2人は6時過ぎに到着。

ゲストに釣れない海タナゴ
6時半頃が引け一杯なので、8時頃までは釣れないと読んできたが、予想通りとなった。
8時一寸前から自分は入れ食いとなったが、ゲストの2人は、全く釣れない。
タナゴが、人を馬鹿にしたように1日中、足元で群れ泳いでいた。
    *何故か釣れないテツさんケンさん*

ケンさんの餌を青イソメからジャリメに交換してみた。
このジャリメは最近入手困難で、日立では久慈川の赤い橋の根元にある”まさき釣り具店”にしか置いていない。
ケンさんと場所を交換してみたが状況変わらず、何故かノビタにばかり来る。

竿をケンさんと交換、やっとポツリポツリと釣れ始まった。
残念ながらテツさんは、全く釣れない。
テツさん親子は結局、タナゴ10匹程に20cm程のメジナ1匹を追加し納竿、12時の船で帰った。

その後、ケンさんのいた場所に変わると、入れ食いとなった。
全くビギナーの2人は、見えるタナゴが、どのタイミングで餌に飛びつくか、感覚的につかめなかったようだ。
結局、自分は17cm〜26cmを28匹釣ってしまった。
早朝のフイッシャーマン、後ろ姿が酷似


日の出だ、気合が入る









海タナゴの山だ

待望のクロダイ連続ヒット

アジさんは自分で採取したタンクカニを餌に浮子仕掛け、いつもの指定席でクロを狙う。
このクロ鯛釣り名人は、あきれる程あきっぽい。
大概は10分、長くて30分、魚信がないと持ち場を離れ、うろうろ徘徊し、滅多やたら釣りをしている人に話しかける。
10分程まわりを徘徊し、また持ち場に戻る。

11時頃アジさん、「場所を替えるから」と言い残して200m程離れた所に移動した。
かわってキンさんが、アジさんの指定席に入る。
キンさんは、コマセのオキアミ仕掛けだ。
アジさんと変わってから10分もしないうちに、38cmのクロ鯛が来た。

12時頃、アジさんが戻って来てくやしがる。
アジさんやっと気合が入った。
キンさんはこの時点でアジさんに場所をゆずり、納竿。
午後1時頃、アジさんの大きい声が聞こえた。


         「きたぞ〜」

アジさん待望のクロ鯛をゲットしたが、「時合が午後3時、もう1匹は釣る」と言う。
ノビタだけ2時の船で先に帰って来た。

帰りの船に乗り合わせた人は、スカリに22〜3cmの甲イカを10匹以上入れていた。
今日は海がナギてテトラの周りにサラシが出来ず、スズキは不調、変わりにルアーに甲イカがやたらかかったようだ。
それでも67cmのスズキが北側先端で上がったとのこと。
来週の釣りは、甲イカ狙いのルアー釣りに決めた、運がよければスズキが釣れるかも。

ネコに半分、分け前をとられる
アジさんに、海タナゴは干物にしてから塩焼きにすると美味しいと教えられ、内さんに話すと早速やってくれた。

夜、魚の干物入れを車庫の天井にぶら下げておいたら、干物入れを破り、ノラネコに半分分け前をとられてしまった。
ノラネコも美味しい物には敏感に反応するようだ。

タナゴの干物、美味しかったよアジさん!!(ノラネコ)



キンさん38cmクロと46cmアイナメゲット




「やっつたぜベービー!!」

35cm小振りながら御満悦のアジさん


ノラネコに半分とられ寂しい干物入れ

   
   
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