カイズと縞ダイが大漁の日
北風だ〜
いつも乗るフイッシングセンターの渡船が休業し、1回り小さい船で沖堤防に着いた。真向かいから北風だ。
最悪条件の1つだ。
平日で、どんよりした天気のせいか、釣り人は極端に少ない。
人のまばらな堤防
アジさんが既に来ていた。
ルアーでスズキを攻めている、まだ釣れない。
早速自分も釣りを開始。
スズキをラパラのミノーで攻める、ラパラはルアーのヒット率で、世界の金メダリストだ。
その金メダリストが力を発揮してくれない、次に精巧さで勝つダイワのルアーに切り替えた。
フランスと日本のルアー戦は、勝利なき戦いとなった(単にノビタの迷いでルアーを替えているだけ)。
海に濁りはないが、ゴミが北風に吹き寄せられ、苦戦をしいられる。
大量のゴミが釣りのじゃまをする
アジさんは午前7時、ルアー戦を中止し、本来の黒鯛釣りを開始した。
2回、竿を大きく弧を描かせる魚信があったが、痛恨のバラシ。
2回とも、チヌ針に付けたガン玉に黒鯛の歯形が残った。
ワカシをとうとうゲット!
ノビタはフランスと日本のルアー戦に疲れ、しばらく堤防で横になる。
昼頃からルアーを、スプーン1本に絞った。
ゴミの間をぬってルアーを投げ、足元までルアーを引いてきた所で、竿が斜めにのされた。磯2号の竿が大きく弧を描く。
待ち焦がれたファイターは、沖に向かって走る。
「大丈夫〜、タモは〜」アジさんの声だ。
テトラの足場から水面まで6メートル、とてもタモは届かない。
1気にゴボウ抜きした、待望の28cmのワカシだ。
待望のワカシだ
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左ラパラ(フランス製)、
右ダイワ(日本製)
危険につき絶対マネをしないで下さい(アジ)
駆け下りる
騒ぐ程のことか、ん?
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