1998年 12月12日(土)日立近辺堤防               
タコの餌が釣れた日

朝5時10分、寒いな〜と思いつつ起きる。

着替えを済ませると、カミさんが起きて来た。
「今朝は暖かいわね〜」
「今朝は寒いよ!」
「変ね〜、私しどうかしたのかしら?」
笑ってしまったヨッ。

我が家はいつもカミさんが正しいのであり、ノビタの発言はいつも疑われるか、否定されてしまう。
ならば聞くなと言いたのだが、否定する為に聞いてくる。
今朝の変な現象、御本人は気が付かないようだ。
カミさんが用意した暖かいシジミの味噌汁で朝食を摂り、6時10分出発。
夜明け間近の外は既に明るかった。

南側での釣り                                       小湾の日の出
進入禁止の看板を横目で見つつ、片側2車線の道を50CCのバイクで突っ走る。
これまで気合を入れて歩いた長い道程を、一気に海まで走る。
当初考えた北側ルートは、途中で通過ルートが分からなくなり断念、目的地を変更し南側に向かう。
6時半、歩いて1時間半もかかった南側の小さい湾に、ほんの数分で着いた。

先客は3人、自転車で来た中学生らしい子供達がいる。
子供達はテトラの林の中、嬉々とした悲鳴を上げながらアイナメの探り釣りに夢中だ。
20センチ前後と型はいま一ながら一人5匹から6匹と釣りまくっている。
こちらは鏡のように穏やかな湾内で、カレイを狙うも釣れるのはサッポロビール(ヒトデ)のオンパレード、気分は下り坂。
8時半まで粘ったが釣れない、場所を替えることにした。
昔しは歩きなので場所を替える事は殆ど無理だったが、今はバイクであっと言う間に移動出来る。

石持釣りで賑わう堤防
早朝は静かだった湾内、駐車場や施設の建設工事が急ピッチで進められ、8時半を廻るころにはダンプカーや工事関係の車で港内の道が混雑し、至る所で警備員が車の交通整理をしている。

広い港内を走り、やっと釣り人が大勢いる堤防に着いた。
始めに会った釣り人のポリバケツを覗くと、イワシより小さい12センチ足らずの石持がポツンと1匹、顔を上げると釣り人と顔が鉢合わせ、思わず2人で笑ってしまった。

午前9時、釣り人がいない所で竿を2本だす。
竿に付けた鈴が1度リーンとなった、が、それきっりだ。
又リーンとなる、注意して見ると鈴を鳴らせない頼りないアタリが竿先を時々揺すっている。
竿をギューンと引き(合わせる)、リールを巻くが重りの重さしか感じない。空振りだ!
此所も石持が釣れているのは極限定されたポイントだけだった。
ポイントでは、結構釣れていたが型は20センチ以下が多い。

こちらは時おりアタリがあるが針がかりしない。
おそらくセイゴの17号針はでかすぎるのだろう。
面倒なのでそのまま放っておいた。


E.Tお爺さん登場!                                     ユーモラスなお姿
ノビタより一人おいた所に気になるお爺さんがいる。
エスキモーが着るような長いジャンパーコートを着て、頭はコートから伸びた防寒帽が包み、帽子からはみ出た羊毛で顔は見えない。
歩く姿がチョコチョコと映画で見たE.Tなのだ。

  短足のシルエット
このお爺さん釣りの達人と見た。
数はそれ程ではないが、一人でポツリポツリと釣っている。

お爺さんは仕掛けを投入すると、竿を持って道路にしゃがみこむ。
竿を45度の角度で手に持ち、そのまま眠りにつき石となり微動だにしない。
眠りながら、道糸を伝わってくるアタリを待つのだ。
これは達人にしか出来ない技なのだ!
                                 
眠ったまま魚信を待つ
その姿は、
悟りの境地に達した人の姿でもあり、
孤独さに耐えている姿でもあり、
滑稽な笑いを誘う姿でもあり....。

羊毛から見え隠れする顔は、子供のような笑いがあった。
騒々しい浮世を離れ釣りに長〜く浸ると、こうなるのかな〜。

釣れたのはタコの餌だけ!
放っておいた竿に、15センチ程の石持が餌をしっかり飲み込んで掛かっていたのと、針が足に掛かったカニが1匹、これが今日の釣果。
これは正月用のタコ釣り用に、餌としてキープした。11時半納竿。

     
石持1匹                   平カニ1匹











 
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