1998年 12月27日(日)大洗某堤防         
今日も空振り!
                                                状況はGood!だけど..
朝5時20分、家の前に車が止まった。
予定より10分早い。
慌てて防寒具を身につけ外に飛び出す。
「オハヨウ!」と、車の後ろから白い息を吐きながらアジさんが出てきた。
まだ外は闇の世界だ。
今日はカレイ狙い、昨日念入りに準備した事がちょっぴり気になる、このような時は空振りの確率が高い。
カレイも時期遅しの不安と、もしかしての期待が入り混じる出発だ。


タコは釣れていたのに
堤防に着いたのは6時20分。
北風が邪魔をして、仕掛けがポイントまで届かない。
竿を4本並べ終わったのが7時過ぎ、近くで1キロ程のタコが上がった。
慌てて仕掛けの準備をし、タコを釣った人の前に行き探る。
100メートル、200メートル、300メートル、400メートル探る距離はどんどん伸びる。
1時間経過、タコが乗った時の圧着感がこない。
早くも体が疲労感に覆われる。

後ろを振り返ると自分が探った場所で、後から来た人がタコを釣り上げた。
ノビタを嘲笑うように、続けて2匹目、駄目押しの3匹目を上げた。
あせった!釣れた場所にBack、海底を舐めるように探る。
先程釣り上げた人が、親切にアドバイスしてくれた。
彼はこの堤防でよく会い、話しを交わす人だ。
「堤防の壁添いにカニを漁ってタコが浮上します、それを目で確認し狙った方がいいで
すよ」目の前で釣った人のアドバイスだ、説得力がある。
目を点にして壁際を見たが、残念ながらノビタの目ではタコの姿を見ることが出来なかった。

                                            
海を見つめるカモメ
気分転換にと、カレイ釣りの場所に戻り竿を上げた、重い!
隣りの人が、「釣れるのはヒトデが多いですよ」と、言っていたが水面に浮上したのはやはりヒトデ、4本の竿、全て空振り!
午前11時半を廻った、タコの探り釣り、カレイの投げ釣り、ことごとく空振りだ。
さすがにヘトヘトになり堤防の上にひっ繰り返って寝てしまった。

カモメとノビタ
1時間程寝た後、再度タコの探り釣りを始める。
ノビタの前方でカモメが1羽、ぼんやり海を見ていた。                    
行き止まり
近ずいても逃げようとしない。
カモメとの距離を1メートル程に縮めると、近ずいた分だけヒョコヒョコと遠ざかり、又海を見ている。
時々、こちらを振り返る。
目障りな奴めと迷惑そうだ。
カメラをかまえジリジリと追い詰め、とうとう階段の降り口まで来た。
行き止まりだ。

    人間なんか恐かない!
カモメは戸惑ったように足元を見つめている。
もう手を伸ばせば捕まえられる距離だ。
ノビタが止まると、安心したのかのんびりと毛繕いを始めた。
どうやら危害を与える人間ではないと見たか、それとも人間ノビタを阿呆と見たか。
カモメを焼き鳥にしたら美味いのかな〜と、よからぬ考えが浮かぶ。
ノビタがそんなことを考えている何ぞ微塵も疑わないカモメ、こう信じられると、もう手は出せない。
孤独に浸っているカモメの邪魔をしないよう、その場を去った。
あぁ−駄目だ〜!釣りはもう投げやり、タコ竿をタレ〜と引き摺っているだけ。
アジさんはまだ黒鯛への闘志を失っていない、タバコを吸いながらカモメのように瞑想に耽けるか。

今日も空振り!                                      ヤナさんの35センチ
午後2時半まで粘り、結局完敗に終わった。
海は穏やか、風もさ程無く黒鯛釣りにはまあまあの状況だったがアジさんも完敗。
アジさんの釣友であるヤナさんは黒鯛2匹をフイッシュオンしたが、40センチオーバーは上げる直前バラシ、35センチをかろうじて上げた。
結果からみるとアジさんはポイントの選択を誤ったようだ。
黒鯛専門師アジさん、大分ぼやいていたが、これも運だからしょうがないか。
ヤナさんの黒鯛は厚かまししくもノビタが貰った。

多くの方は釣りをしばらくお休みのようですが、ノビタは性懲りもなく年末、そして正月と、あてもない釣りしてます。
釣れない釣り紀行になりそうですが、正月”ノビタの釣り天国”を見れる人はチエックしてみて下さい。
 
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