1998年 2月6日(土)久慈漁港                     
陽射しは春なんだけど!
                                      
          久慈漁港
朝7時15分、春の陽光が窓からサンサンと降り注いでいた。
外はすっかり春めいている。
キーコ、キーコ、キーコと家の前を自転車が行く。
「いってらしゃ〜い」
内さんの声だ。
「行ってくるだけなんですけど〜!」
サクさんの応える声だ。

冬でも3時のサクさん、最近坊主が多いので、のんびり御出陣のようだ。
定年間近のサクさん、顔は釣り焼けでチョコレートパン、痩せ型だが30年以上通勤と釣りに自転車を使い、足も腕も筋肉盛り盛り。
人相はガキ大将の面構えだが、面倒みがよく皆の信頼が厚い、ノビタも大変お世話になっている。
今日も常陸那珂港のようだが、行くだけで気が済むのだろう。
冬の釣りは行くことに意義があり、釣果は二の次?

久慈漁港は倦怠ムード
ノビタもゆっくり朝食をとり、日立港に様子を見に行った。
セブンイレブンの旗がたれぎみの状態で揺れている、弱い風がある。
今の季節、風は釣りに悪条件なので、いつも気になる。
第一、第二埠頭は大型の貨物船が横付けとなり、作業車が頻繁にいききしている。
とても釣りの出来る雰囲気ではなかった。

     
赤灯台付近
9時、久慈漁港。
投げ釣りの人が大分いる。
風があり日向ぼっこのついでに釣りと言う分けには行かない、それなりに覚悟がいる。
釣れている雰囲気はなく、一種の倦怠ムードが漂っていた。
海は穏やかだが緩やかなうねりがあり、磯の廻りは白波が立っていた。

戦意が湧かないが、沖堤防と漁港に挟まれた海峡に仕掛けを投入。
仕掛けが海底に着地したのを見計らい、仕掛けを少し移動しようとリールを巻くと根掛かりだ。
強く何度か引くとハズレた、そのまま置き竿にするとクイクイと小さいアタリがきた、そのまま放っておく。

                                               
灯台の廻り
根掛かり
隣りで釣りをしていたおじさんが話しかけてきた。
「さっきあっちで、見たこともない40cm程のひょろ長い魚が釣れましたよ」
「アイナメに似ているが真っ黒だし、目が大きくてギョロギョロしてるし、鱗もないし、何ですかね?」ドンコでもなさそうだし、何だ?興味をそそられたが、確かめてみる所までは行かなかった。

時々アタリがある竿を上げると、根掛かりしていた。
根掛かりで道糸が張り、波の動きで竿先が引かれ、アタリのように見えただけのようだ。

今日も坊主
根掛かりが激しいので赤灯台の下の、人の居ない場所へ移動した。
竿を1本出した所に7名の女性混じりの若い団体さんがやって来た。
短い突堤なので満員御礼状態になってしまった。
彼らは偶然か、元々それを狙いにきたのかチビハゼがよく釣れた。
1匹上がる毎に歓声が湧き、にぎやかだ。
こちらは1時間粘るもノー.アンサー。
10時半、あきらめて帰って来た。
 
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