1999年 3月20日(土)涸沼川                     
サヨリらしき手応えを感じたが...
                    
天候                                         雲の大群が次々に流れて行く
朝5時、起床。
風の音、雨音....?無し。
外に出た。
空を覆う雲の大群が、北から南にゆっくり進軍していく。
家の中では聞こえなかった風の音が、はるか頭上からゴーゴーと聞こえてきた。

ときおり庭の植木の葉がざわめくが、さほどの風ではない、ただ此所は廻りが家で囲まれ、風当たりが弱いので釣り場はこの数倍の強さかもしれない。
外は昨日までの20度近い陽気が嘘のように肌寒い。
気温の急激な低下、北風、昨日まで抱いていたサヨリへの期待がどんどんしぼんでいく。
消えそうな闘志の火を奮い起こし、モタモタヨロヨロと出発。

おまじない忘れた
6時に涸沼川に着いた、やはり誰もいない。
北東の風が強く、小雨もパラつく最悪の条件だ。
まだ1ケ月一寸も早い時期早々のサヨリ狙いだが、今年は海水温が平年より3度も高い、これに期待した....のだが。
おまじないのヘアーリキッドや、ラッキーストライクを忘れた事が悔やまれる。
川は下流から上流に向かって流れが速い、まだ時合までは間がありそうだ。

流れがたるんでいる場所を根拠地にし、荷物を置いた。
重りを重くし、浮子も大き目の玉浮子をつける。
風に逆らいながら、期待を込めた第1投。
浮子がポチャーンと川に落ち流れていく。
場所を変えながら何度もこの動作を繰り返す。
10分、20分、30分..1時間、2時間、焦燥と倦怠が体を侵食していく。

招かれざる客                                      夫婦舟のシジミ取り
午前8時、シジミ取りの舟がやって来た。
祝祭日を除く毎日朝8時〜午後12時までが、シジミ取りの時間帯である。
風が強く天候が悪いせいか、今日はこの場所に夫婦舟1嫂しか来なかった。

天気の良い日は5〜6嫂の舟がやって来て、目の前7〜8メートルの所でシジミ取りをやられてしまう。
向こうは生活がかかっているが、こちらは遊びなので文句は言えないが、ちと
じゃまなんですけど〜
目の前で川底をガラガラかき廻されるとデリケートなサヨリは逃げてしまうかもしれませ〜ん。
釣れる時はそれでも釣れるのだが、今日は泣き面にハチだ〜〜!。

幻覚だったのか?
午前8時10分、川の流れが急速に衰えてきた。
サヨリ釣りの絶好のタイミングだ。 
                                                
川を漂う浮子
浮子下を1メートルから40センチ程に変更し、出来るだけ流れのある所で何度も竿を振り込む。
何度めかに仕掛けを引き上げようとすると、水中から僅かな逆引きが伝わってきた。
それは、0.1秒程の出来事!。

風のためその感触は微妙だったが、間違いなくサヨリの引き、回収した針に餌がついていない!!!
姿は見えないが、敵(?)は近い。
お脳の中の雑念が一気にぶっ飛んだ。

エンジン全開!ここ1番、この機を逃すな!
全身奮起せよ、突撃だ〜!
以降全く当たり無し、おもいっきり肩すかしを食らった。
午前8時30分、川の流れが止まる。
第一軍、玉砕!。

サヨリの遡上はまだか
午前8時45分、川の流れの向きが変わった、ゆっくり上流から下流に動き出す。
期待を込めて粘ったが、浮子に何の異変も起こらなかった。
9時半、川の流れに勢いが増したところで納竿。
第二軍、玉砕!
帰りにいつも網仕掛けでサヨリを狙う人達のいる場所に行ったが、誰もいなかった。
これは天候のせいではなく、まだサヨリが遡上していないと判断した為だろう。
この網仕掛け取りは4〜5年程前から始まった、6メートル程の太い竹竿に、長方形に張った網、その下に重りをつけ、鳥を霞網で取る要領でサヨリを取る。
この方法は邪道であり、本来禁止すべきと思うのだが。
網で取る方が確実なので、サヨリの遡上時期を知る上で、貴重な判断材料なのだが....。

今日の成果はサヨリらしき手応えを一瞬だけ感じたことだった。
サヨリの先行部隊は近ずきつつある、水温や気温にもよるが釣れ始まるのは2〜3週間後か?それでも例年より1ケ月早いことになる。

サヨリ釣りワンポイントアドバイス
涸沼川のサヨリ釣りは、のべ竿に道糸を付け、それに安い玉浮き、重り、小エビ(アミ)を付けた針を川に流すだけである。
磯竿の1号〜1.5号程度のものでも良い。
ヘラブナ釣りのような仕立てとは、比較にならないほど素朴だ。
このような釣りでもサヨリは35〜43センチと大きく、釣り味もさることながら、コンブ絞めで食べる刺し身は抜群だ。
                                   4年前に午前中で50匹程釣れた時の写真
このサヨリ釣りも仕掛を流すだけでは釣果に差が出てくる。
これから涸沼川のサヨリ釣りにトライする方は、下記を参考にしてみて下さい。
ただ下記は絶対的なものではなく、予想外の仕掛けや、ポイントで釣れることもあり、サヨリ釣りは奥が深いと思う。

涸沼川は時間の経過とともに逆流(下流から上流に流れる)と循流(上流から下流に流れる)に変化していくだけの単純な流れだが、細部は複雑に刻々と変化する。
この川の流れをよく注意し、釣るポイントと仕掛けを、時間の経過とともに代える必要がある。

岸側では中央とは逆に流れたり、うずを巻いたり、たるんだりする個所がたえず発生する、流れが速い時は、このような流れに変化がある所がポイントだ。
それと流れが速い時は重りを重くし、浮き下も1m程にし、仕掛けの流れを少しでも緩やかにする。

川の流れが上げ又は下げ一杯になる直前(20〜30分前)は、川の流れが緩やかになるが、この時がサヨリ釣りの好機だ。
川の流れが緩やかになった時は、川の中央寄りで流れがある所がポイントになる。
重りを軽くし、浮子下も40センチくらいにし出来るだけ自然に流すようにする。
緩やかになって20〜30分ほどで川の流れが静止するが、この時間帯は全く釣れないので、待つしかない。
20分ほどで再び川の流れが緩やかに動き出すが、この時ももちろん好機だ。
釣り方は前述と同じになる。

最後にサヨリは毎年、必ず釣れる分けではなく、好調な年は3〜4年に1度である。
昨年は結構良い方だったので、今年は駄目かな〜。
遠くから来られる人は、来る前に大洗の釣り具店などに確認してから来た方が良いと思います。
ノビタもこのサヨリ釣りが好きなので、”ノビタの釣り天国”を見ていれば分かるかもしれませんが、ノビタは釣れる魚が別に登場すると、すぐそちらに行ってしまうので、ノビタの情報はちと頼りないかもしれません。

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