1999年 5月29日(土)涸沼川〜東海某堤防             
夜と昼の間に〜♪太刀魚爆釣!!
                                  
     花が咲く川辺
涸沼川午前4時〜6時半

サヨリを釣ってもらう♪
朝3時、目覚しが「リーン!」と鳴り始まった所で飛び起きる。
仕度をして家を出たのは、3時半。
まだ外は夜の世界だ。

この時間に釣りに出かけるのはきつい、遠くから釣りに来る人の苦労がよく分かる。

今週は目的地が2転、3転してしまった。
当初はアジさんのお供で日立沖堤防を予定、ところがアジさんが行けなくなり、日立新堤に変更、その後涸沼川でサヨリが釣れていることを知り、涸沼川に決定したのだ。

午前4時、涸沼川、曇天の空だが既に夜は明けている。
丁度アジさんが、1足違いで既に駐車場に来ていた。
満潮の時刻は午前2時47分、川はまだゆったりと上流に向かい流れている。
絶好のタイミングだ。

今日はハリス0.6号、袖針4号といつもより1ランク繊細な仕掛にする。
開始から10分、アジさんの元気な声が上がる。
「キタ〜〜〜!」
振り向くと、アジさんの足元で30cm級の小振りなサヨリが、バタバタ暴れていた。

                                              
41cmと30cm
次は自分の番だと緊張する。
川はつまずき、もたつき、ためらいながら、上流に流れている。
開始から40分程経過、またアジさんの声が上がる、
「キタ〜!今度は大きいぞ〜〜!!」
アジさんのハリスも0.6だ。
磯竿1号が大きく弧を描いている。

アジさんが、こぼれるような笑みを浮かべながら、サヨリの死力を竿の柔軟な張力で躱し、ジワジワと岸辺に寄せている。
頃合いを見計らいながら、竿の反動で静かに、素早く、引き上げる。
早速計量、41cm!。
今年、我々が釣った中では最大のサヨリだ。
ノビタに何故来ない?あせりにあせったが、天は応えてくれない。
間違いなくサヨリと思われる魚信が、2度あったが餌だけ取られる。
5時半、川はゆっくり下流に向かい流れ始めた。
次第に流れは早くなり、魚信も遠のく。
6時半、今日はアジさんもノビタも会社に出勤なので納竿。
アジさんから今日の釣果を頂く。
どうもアジさんは、釣るのには興味があるのだが、食べることにはあまり興味がないようだ。

                                              
結構釣り人がいた
東海某堤防午後6時〜8時50分
会社での仕事を早めに切り上げ、現地に着いたのは午後5時50分。
空は雲に覆われ、北風が吹き、寒々とした光景だが寒さは感じない。
30〜50メートル置きに釣り人がいる。

ノビタは若いアベックアングラーから10メートル程の所でやることにした。
アベックのルアーフイッシングを、しばし見ていたが空振りの繰り返し。
これでは期待出来ないな〜、と思いつつ準備を始める。

50cm級太刀魚ゲット!
午後6時、開始。
第1投空振り。
第2投、ルアーは岸から30メートル程離れた水上にポチャーン!と着水、ルアーが海底に着地するのを待ち、ドロー、アンド、スロー、アンド、ストップ、を繰り返し引いてくる。
”キタ〜!”リールを巻く手にショック。

特価品1,880円、3.3メートル、重り負荷2号〜5号、韓国製万能竿の竿先が、キューンと海底に引きずり込まれる。
竿をあおると、それに逆らいギューンと道糸を逆方向に引く。
そのままリールを巻いて来ると、堤防際で最後の抵抗、柔らかい竿先がググーンとのされる。
地面に転がった刀は、全長50cm強、この後も殆ど50cm級で、サイズが先週より10cmアップした感じだった。

  
本日第1号、口にルアーを食わえている
百発百中ダ〜!
この後は投げる度にヒットの様相を挺して来た。
3〜4回投げて1回バレルというヒット率だ。
ルアー釣りがこんなに簡単だったか?
−−−>NO!
ルアーは餌釣りの比でない。

1時間、2時間、3時間投げ続け、精も根も尽き果てて終わるか、天の情けで1匹ゲットが通常のパターンなのだ。

今年は太刀魚の当たり年かもしれない。
当たり年の翌年以降数年は、不釣になるケースが多い。
昔は良かったの話し(良い思い出)を作るなら今年しかないのだ、釣りの好きな同志諸君!
ルアー釣りを1度は経験したいという人にも、打てつけの練習材料ですよ。

午後7時、周囲が暗くなってきた途端、百発百中(ひゃぱつひゃくちゅう)のルアー戦が、百発百空振りになってしまった。
午後6時〜7時までの釣果、40cm〜50cmが13匹。
                                   
        夕まずめ1時間の釣果
スレッカラシの太刀魚群
午後7時半、場所を移動してGakuさんや、キムさんがいるであろう場所に移動したが姿はない。

アジさんが、午後8時に来るという場所の方に移動。発電機の灯りで海を照らしている人達がいた、海を見ると太刀魚がうようよ泳いでいる。

先程爆釣した、当たりルアー(赤系メタルジグ  18g)を落としてみたが、全く反応しない。
先週ヒットしたピンクのワームに替えても駄目、
スプーンに替えても駄目、
魚の形をしたブラックリ仕掛けも駄目、
ルアーの色を替えても駄目、
クソッタレ〜、匙投げた!!
どうやら此所にいる太刀魚は、どんどんスレてきて、スレッ、カラシに成長したようだ。

午後8時50分、現場を後にする。
自宅に戻ると、アジさんから電話、どうやら今駐車場に着いたようだ。
電話が途中で切れる。
今度は、アジさんの自宅から電話が来た。
明日の夕方、太刀魚相手の腕を競うことになる。


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