1999年 6月5日(土)東海某堤防                  
友多く集まり楽しき一日
                                  
第一ラウンド(朝4時〜6時半)                                期待の朝拙め
午前3時40分、夜明け前の堤防全体にポツ、ポツと5〜6人の人影が佇んでいた。
声が聞こえない、皆もくもくと釣りをしている。
釣る場所は何処でも自由に選べたが、先週より沖に近い方が期待出来るのではないかと、先端に行く。
これが、大失敗だった。

先端に先客一人、浮子釣り用の竿を3本出していたが釣れている様子がない。
空はみるみる明るさを増し、先端に着く頃には、歩いて来る時に使用した懐中電灯は用済みとなった。

あせりつつシーバスロッド3.3mにリールを付け、道糸に仕掛けを結ぼうとするとトップガイドの様子がおかしい、ガーン、竿先が折れている、青天の霹靂、頭の中は真っ白、一気に奈落の底だ。
幸い、いつも竿を1本しか持って来ないのに、今日はイカ釣り用にもう2本用意してきた。
何とかショックから立ち直り、第1投を投げたのが、午前4時10分。
空振りだ、嘘だろ!?。
第2投空振り。
オサさんがやって来る。
「どうですか〜?」
「だめ〜」

  
    朝の釣果
オサさんも投げるが、全て空振り。
場所かもしれないと話すと、オサさんは30メートル程離れた中央寄りに行き、直ぐ戻ってきた。
手に太刀魚をぶらさげている。
この後、場所を移動してやっと3匹太刀魚をゲット。
午前6時半、納竿。
オサさんは、これから2時間程、ムラソイを狙うというので別れて帰ってきた。

第二ラウンド(午後4時半〜7時半)

賑やかな堤防
午後4時15分、駐車場は満車、はみ出した車は道路脇に並んでいた。
梅雨入りだというのに、薄い雲が空に浮かんでいるが概ね晴れ、気温は29度くらいか、既に夏の陽気だ。
風も無く、砂漠のような砂地からむんむんとした熱気が立ち上っている。
子供連れの家族、アベック、おじいちゃん、おばあちゃん、お姉さん、若者など公園のようだ。
此所には、木立がなく、快適な公園とは程遠いが、海があるお陰で内陸よりは過ごしやすいようだ。

ガクさんとキムさんに会う
午後4時半、釣り人達で賑わう堤防の1角にガクさんと、キムさんがいた。
様子を聞くとノビタが来る5分程前に釣りを開始して、ガクさんは30cmの石持と、カレイと太刀魚を1匹ゲット、幸先のよいスタートを切ったようだ。
キムさんはこれからという所だった。
                        
                                夕拙め
ノビタもその隣りでルアーを開始する。
今朝折ったシーバスロッドの竿先は、昼の内に勝田のアプローチで、先端の折れた5cmを捨て、残りの先端に新たなトップガイドを取り付けてもらったが、トップガイドは色違いになってしまった。

キムさん釣れず
投げ始めて何投目かで、40cm級小振りな太刀魚が来る。
その後もポツリ、ポツリと来る。
隣りにキムさんが来る、これが釣れない。
何故かキムさんには来ない。

1度だけ、足元まで太刀魚を寄せたのに、引き上げる瞬間に痛恨のバラシ、
「ひょっとするとあれが、始めで最後だったのかもしれない」
と、キムさんくやしそう。
午後5時半、歯医者の治療を終えたアジさんがやって来た。
アジさんはキムさんの隣りで始める、キムさんはノビタとアジさんに挟まった形となる。

 右からキムさん、ガクさん、アジさん
アジさん来ると直ぐ1匹ゲット、続けてノビタの3点掛け、つぎアジさん、つぎノビタ、キムさんだけ釣れない。
キムさんの焦燥に追い打をかけるように、またノビタの3点掛け。

キムさんの逆襲
キムさんが、悲願の1匹をゲットしたのは午後6時を廻っていた。
ところがキムさん、この1匹が招き水となり、以降入れ食い、両脇のアジさんと、ノビタは全く釣れなくなってしまった。
                                         


                                                        
太刀魚3点掛け
キンさん登場
午後6時半、黒鯛釣り師キンさんがお子さんを連れて始めての太刀魚釣りにやってきた。
キンさんに昨日、”今日大洗某堤防に行かないか”と誘われたのだが、太刀魚釣りに今日は専念することにしていたので、ノビタは行かなかった。

 
 キンさん親子
キンさんとアジさん2人の大洗某堤防での釣果は、キンさんが44.5センチ1枚と30〜40センチ2枚、アジさんは38センチ1枚。
アジさんは、ノビタとの釣行が多くなり、本業の黒鯛釣りの感覚を失っていたようだが、何とか1匹ゲットし、少しその感覚をとり戻したようだ。


湊さん登場
午後7時近く、ノビタはキムさんの追い上げに圧倒され、しばし戦場から待避、休憩していると、見知らぬ人に声をかけられる。
「ノビタさんではないでしょうか?」
(釣り場では、完全にノビタになりきっているので、もし釣り場で自分の本名で声をかけられても、おそらくノビタは反応しないと思う)

「.......??」
赤い帽子を被った、まだ若い30代の人が、満面に笑みを浮かべ立っていた。
「湊 淳です」
ガーン驚きましたです。
つい最近インターネットでホームページの相互リンクを始めたばかりである。
インターネットで釣りのホームページを始めて見たのが、
湊 さんのホームページだった。
ホームページ製作では大先輩なのだ。

アジさんも湊淳さんの料理のコーナは大変参考になると言っていた。
湊淳さんは「毎度のことですが.....」と、少々恥ずかしげに今日の釣果報告。
朝、会瀬漁港で石持1匹、それと此所で甲イカ(シリヤケイカ)1匹、これで今夜の晩酌の肴が確保出来ましたと、嬉しそうだった。
本当に無欲の人である、釣れれば嬉しいが、釣れなくてもいいよ、と言った感じ。
ガクさん、キムさんとも話した後、家で心配するのでと、すっかり宵がせまった堤防を帰って行った。
(湊淳さんは、おそらくしばらくはこの場所に通うような気がしたのだが...)

キンさんと物物交換
午後7時半、我々(アジさん、キンさん親子)も帰ることにした。
キンさんは、息子さんが釣り開始直後に大きい太刀魚をゲット、そのショックで竿を折り、
竿が1本であることと、開始が6時半を廻っていたこともあり釣果が少なかったので、ノビタの太刀魚を分けてやると、お返しに黒鯛を1匹頂くことになってしまった。

何ぼ何でも太刀魚と黒鯛とでは価値に相当な開きがあるので、ご辞退したのだが、頂いてしまったのだ。

本日釣果(左の黒い物2個がナマコ)
ガクさんと、キムさんはここ数週間坊主に近い貧果続きなので、この坊主禁を吹き飛ばすためにも、今夜はオールナイトだという。
「頑張って下さい」
と声をかけ、彼らを残して帰ってきた。

今日の釣果は40〜54センチ太刀魚16匹、ナマコ2匹。
このナマコをルアーで釣ってしまったのだ。
ナマコを酢醤油で食べるのが好きなノビタにはこれも嬉しい釣果だった。


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