1999年 6月26日(土)日立港湾内&東海某堤防          
青い海に太刀魚が舞う♪
                                       
      夜明け前の港内
遥か悠久の時を越え、体に脈打つ狩猟民族の血。
その日の糧を得るため、雨、風、嵐、関係なく狩りをしていた御先祖の血が、今日もノビタを駆り立てる。

第一ラウンド日立港湾内(午前4時〜6時半)
午前4時、白々と明るくなってきた。
空に厚い雲はなく、何とか持ちそうだ。
帯状に伸びる沖堤防、どっしりと腰を据えたクレーンや倉庫、停泊中の運送船、仮眠中の車などが、まだ眠りから覚めず、ひっそりと夜露に濡れていた。

第一投、イカ釣り仕掛けがポチャ−ンと海に落下し、鏡のような水面に戦闘開始の波紋が広がる。
浮きを見つめる視覚に全神経を集中して、その瞬間を待つ。
10分、20分、30分、1時間経過、空しく時間が過ぎて行く。
お脳の中はそろそろ敗北の神が見え隠れしはじめ、次第にその領域を広げてきた。
勝利の女神よ、SOS!早く我に味方乞う。
まだ白旗は上げられない。

ノビタの所に誰か様子を見にきた。
「どうですか?」
「まったく駄目ですよ〜(何とかして下さい)!」
聞きにきた人のせいで、釣れないような答え方をした。
「この汚れではね〜」
聞きにきた人はなぐさめるような言いかただ。
「えっ、東海方面はチョコレート色で、それと比べれば此所はきれいですよ!」
でもよく見ると10メートル程先は何となく茶色ぽい色をしていた。
浮子は潮にのり、左から右へゆっくり流れて行く。
何の変化も起こらず、さらに1時間程経過。
Give UP!白旗を上げ午前6時半、撤退。

第二ラウンド東海某堤防(午後2時〜6時半)

果報は寝て待て                                夕暮れせまる東の空
陽射しが照りつけ、堤防は夏の陽気だ。
海は赤潮が消えて、元の青さが蘇っていた。
広い堤防に20名程の釣り人が、点在している。
午後2時、いつものポイントで開始。
仕掛けを投げる、引いて来る、投げる、引くを繰り返す。
5〜6回繰り返すと疲れてしまい、腰を降ろしてタバコを吹かす。
周囲もまだ太刀魚を上げている人がいない。
南側、北側と、ポイントを変えてみたが駄目〜!。
午後3時、空振り続きの疲れと、眠気に誘われ堤防に大の字になって眠ってしまった。

   
勝利の女神を呼んだ子供
子供の1匹が合図だった
午後4時前、目が覚めると、5才くらいの子供を連れた親父さんが、隣りにやって来た。
彼等のルアーフイッシングをぼんやり眺めていると、親父さんがまず4〜5回投げた、空振り、息子に替った。

息子は自分の体の何倍もある竿を、顔を真っ赤にして上下にしゃくりながら、自分の頭程のリールを巻いている、突然、子供の歓喜の声、
「ヤッタ〜!、お父さ〜んカカッタ〜!、カカッタ、カカッタ、カカッタ−!!♪」
周囲の沈滞ムードが一気に吹っ飛んだ。
ノビタも慌てて、釣りを再会する。
何とか3回に1回の割りでヒットするようになった。

大爆釣!!!♪                                  記録更新5点掛け
午後4時15分を廻った、突然雰囲気が一転。
投げる、仕掛けが海に落ちる、10を数えるくらいの所でラインにテンションが掛かる、リールを1巻き、直後に、ガガガー、ガガガー、ガッガッガッ、竿先が強烈にのさせれ、ガンガン海の底へ引かれて行く。
ゆっくりリールを巻いて来る、その途中でさらなる連打。
足元まで近ずくと、グググ、ググググー、とさらに激しく竿先をのしてくる。
しばらく足元でやりとりをした後、慎重に、迅速に、一気に抜き上げた。
60センチ混じりの4点がけだ。
この後も全く同じ、投げる、ラインにテンションが、1巻き、
ド、ド、ーン
5点掛けだ〜!!。
周囲も皆同じ。
腕も、頭も、大人も、子供も、仕掛けも、竿も、雲古も、お疾呼も、な〜んも関係ね〜。

                                        
       爆釣40分の釣果
「アー!」

「スゴーイ!」、

「オー!」、

「スゴイ、スゴイ、スゲー!」

「3匹ダー!」、

「コッチモダー!」

「アッチモダー!」

「1匹オチター!」

太刀魚が、あっちでも、こっちでも舞い上がる。
歓喜、興奮、夢中、喧騒の一時。
しかし、この賑やかさは40分程で終わってしまった。
急にもとの静けさに戻る。
この爆釣タイムで、サビキの3号ハリスを3本切られたが、ノビタは32匹をゲット。

丁度この爆釣が終わりにさしかかった頃、
「いつもホームページ見てます」
と声をかけて来たのが、先週娘さんときた”釣り好きおとう”さんだった。
「今日は娘に振られてしまいました」と、先端側の方に移動して行った。

  
  今日もクーラー一杯
祭りが終わった後
5時頃、アジさんがやって来た。
すでに沈滞ムード漂っていた所だったが、アジさんバラシも多いがポツリ、ポツリと数を伸ばす。
2〜3回に1回の頻度でヒットするが、先程の爆釣は再現しない。
午後6時半、納竿。

本日の釣果、60センチ級が数匹混じりの40〜50センチ級を54匹。
アジさんは18匹だった。
アジさんは10分程前に先に帰ったので、暮れかかった堤防を、重いクーラーボックスを肩に歩くと、さすがにしんどかった。
入り江には、夜釣りでイカを狙う人のランプの灯りが賑やかに点滅していた。
駐車場は満車状態、はみ出した車は道路側にズラリと並んでいた。

特製サビキ仕掛けは不発だった                           ノビタオリジナル
右の写真は、ノビタが作成したハリスガード付きサビキ仕掛けである。
ハリスに固いプラスチックパイプを被せ、その上に糸針金を巻いたもので、苦心に苦心を重ねて完成させたのだが...。

釣れないタイミングだったのか、それとも仕掛けがごつ過ぎて太刀魚が驚き近寄らなかったのか、3〜4回投げてみたが、何の反応も無かった。
自信を失い、お蔵入りになりそう。
次回釣行時は、本日購入した上州屋オリジナル「イナダ&ワカシ用バケ仕掛けで、ハリス4号にセイゴ針14号6本、ピンクと白のバケ付き」を使用してみるが、効果はどうか?。

太刀魚は乱食いが始まるとハリスを切るので出来るだけハリスの太い物、白や金色のナイロン糸のバケ付きのサビキが良いと思うのだが。

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