1999年 7月30日(金)東海某堤防                  
アジ大爆釣!!!♪♪♪

  海上の月

静かな夜でした
竿2本はアジ用、竿1本はイカ用を用意して釣りを開始したのは。
7月29日午後10時を廻っていた。
釣り場には誰もいなかった。
夜空に燦然と輝く白い月が、海に白い道を引き。
風がそよそよと快く。

何処からか聞こえてくる鳥の鳴き声と。
足元に砕ける波の音。
それに、闇の中から途切れ途切れの人のざわめき。
音はこれだけ、静かな夜だった。
                               
朝5時、日の出
灯りなしで釣れた
1本の竿は電気浮子仕掛け。
もう1本の竿は、竿先に文明の灯りケミホタルを付けた垂らし込み仕掛け。
青い月の光が集魚灯変わりさ。

仕掛けを投入して1時間半、全く反応無し。
午後11時半、一本の竿が、アスファルトの上をギーギーと引きずられた。
竿先が”の”の字になり、そのまま海に落ちそうに。
危機一髪、竿を掴んだ。
「キタ〜!」

海面を覗くと。
電気浮子の灯りが、海底にスーーッと消えて行く。
リールをグイグイ巻いた。
始めの1匹、感動の一匹は、Good!サイズの24センチ。

夜に使用したサビキ
フクチャン登場
この後も浮子仕掛けと、垂らし込み仕掛けの交互にアタリがあり、午前0時までに7匹ゲット。
そこに、フクチャン登場。

「丁度今が時合だよ!あっと言う間にいなくなるぜ!」
”一寸の光陰軽んずべからず”だ。
フクチャンに準備を急がせた。

フクチャンが竿を1本準備し、海に仕掛けを落とした途端、一匹ゲット。

「アジさんに”磯1号の竿が食いが言いよ”と教えられ買ってきました、試しに使ってみます」
とフクチャン、磯1号の準備をしかけたが。
先に出した竿が入れ食い状態となり。
2本目の準備が完了したのは、アタリが止まった午前2時だった。

ノビタも始めは竿を2本使用していたが、仕掛けをグチャ、グチャにされたので、足元の垂らし込み1本だけにした。

太刀魚
突然、置き竿の磯竿2号、5.4メートルの竿尻が、リールごとハネ上がった。
竿をパッと掴む。
竿先が、磁石に吸い付つかれるように沖の方に。
フクチャンに聞こえるように大声を上げた。
「おおきいぞ〜!!」
「楽しんでないで、上げたらどうですか〜?」

楽しむ余裕なんて、ハリス1号のサビキ仕掛けに、ハラ、ハラ、ドキ、ドキしてるんだい。
敵が沖への逃亡をあきらめ、方向転換。
イマダ〜と、一気にリールを巻いた。
堤防際に引き寄せ、ゴボウ抜き。
指3本幅の太刀魚とアジのダブルだった。

アジは朝の6時まで
                                 朝5時までの撮影
2人とも午前0時から2時まで休む暇なし。
体力の殆どを消耗したのではないか。
フクチャンは何度も叫ぶ、
「ノビタさん、もう足腰ガタガタですよ〜!」

2時が過ぎた所で竿を上げ、2人でアスファルトの上に腰を降ろし、休憩をとった。
この時点でノビタ48匹、フクチャン37匹。
どういうわけか1度に掛かるのは1匹だけ、あれほど忙しい思いをしたわりには数は伸びなかった。

次のアジの襲来は午前4時前に始まり、午前6時まで続いた。
午前5時にアタリが途切れたので、アスファルトにアジを並べて写真を撮った時が105匹。

本日の釣果は、写真を撮った後に20匹追加してアジ合計125匹、それに外道で釣った太刀魚2匹。
フクチャンは117匹。

朝6時に釣り場を撤退、さすがに疲れました。

本日釣果アジ125匹、太刀魚2匹
アジのサイズは13〜24センチ。」

「荷は重く  足取り重い  帰り道」 (ノビタ)




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