１９９９年 ８月１５日（日）東海某堤防  |
 久々の楽しい釣り♪雲に覆われた日の出  昨日の夕方６時半、アジさんから電話、｢明日の大洗どうすんの？天候怪しいし、海も落ち着かないよ。こんな時は東海某堤防でカンパチがいいんじゃない？｣ これがノビタの迷いに留めを刺した。 Ｇａｋｕさん、キムさん、マツイさんに電話し、予定を東海某堤防に変更する旨伝える。 目的の場所 午前１時、夜空は雲に覆われ闇夜の世界。 中天に２〜３個の星が、青くかぼそく瞬いている。 閑散とした駐車場から、堤防に向かった。 目的の場所に近ずくと、闇の中に人影がポツンと１つ。 近ずいて話しかけると、まだ２０才くらいの若者だ。 彼は昨夜の午後７時からルアーで探り続け、３０〜３４センチのムラソイを２匹上げたとのこと。 此所は始めてだという彼に、ルアーのポイントを教えると、そちらに移動して行った。 東からなま暖かく湿った風、不快指数１００％の夜の海だ。 アジさん、キムさん  １匹釣れた暗い海にサビキ仕掛けの竿を、２本並べて出す。 １時間経過、竿先に付けたケミホタルは静止したまま動かない。 １本の竿を１０メートル程離れた所に移動し、遠くから見ているとケミホタルが空中で舞うように、上下に揺れている。 飛んで行き竿を持ち上げると、１５センチ程のアジが１匹掛かっていた。 やっときた。 小振りだが本日第１号！。 サイズは物足りないが１匹は１匹だ。 始めの１匹に全てがある、芸術はサイズではないのだ。 この後、同サイズを同じ竿が２匹追加。 Ｇａｋｕさん  Ｇａｋｕさん、キムさん、アジさん到着午前２時半、隣りに来た人が、 ｢ノビタさんですか？｣ Ｇａｋｕさんだ。 Ｇａｋｕさんが早速ランタンに火をつけると、海面がパッと明るくなる。 ノビタが使わなくなったランタンとは、比較にならない明るさだ。 煌煌と海面を照らすＧａｋｕさんのランタンを見て、初めてノビタの買い物はとんでもない代物であった事を知る。 ランタンが海面を照らすと、それまで静止していた竿が、大きくお辞儀を始める。 ２０センチオーバーの良形のアジが上がってきた。 煩わしいフグも混じるようになったが、海は急に活気をていして来た。 Ｇａｋｕさんに続き、アジさん、キムさんも到着。 全員が揃ったのは、午前３時。 入れ食いとはいかないが、ランタンの灯りの周囲で、次々と良形のアジが釣れ続く。 アジの体が半分ない  衝撃の食い逃げ午前４時半、夜が白むとアジさんは、アジの泳がせ釣りでカンパチにトライ。 しばらくして、アジさんが驚きの声を上げた、 ｢アジが半分食われた〜！！！｣ アジさんの手に、さっきまで元気だったアジが、胴体を半分食いちぎられブラ下がっている。 ”それ〜”とばかりに全員、アジの泳がせ釣りを始める。 アジがちと大きいのが敗因で、この後もアジさんとノビタは、得体の知れない大物に、アジを半分食い千切られ、逃げられてしまう。 この後、アジさんはとうとうこの得体の知れない大物を釣り上げたのだ。 化け物の正体見たり！ 午前５時過ぎ、堤防縁では全くアジが釣れなくなる。 アジさんが、いつものサビキ＋ルアー（メタルジグ２８ｇ）で投げサビキを始めると、１発で良形アジが掛かってきた。 ”それ〜”またまた全員で投げサビキを始める。 ノビタもこれを始めると、次々とアジがヒット、数を伸ばす。 午前６時、突然アジさんの歓喜の声、 ｢カンパチだ〜！｣ 竿がグングンのされ、海面に竿先が届きそうになる。 ハリス３号のサビキでは無理が出来ない。
４５センチヒラメ |
アジさんが正体不明のモンスターと闘っている間に、Ｇａｋｕさんがタモを用意した。
Ｇａｋｕさんはアジの他、カレイ数匹、石持数匹。