2002年4月6日(土)常盤の海
      メバルいたけど
                       
外海は大荒れ、でも内は
特別な人
4月7日朝8時。
空は厚い雲に覆われ、朝なのに夕暮れの様だ。
地面は昨夜降った雨で黒く濡れていた。
かくべーさん、多分まだやっているよとカミさんに話すと、
「きっと辛いことがあるんでしょう」
の応答。


釣り好きの中に、ほんの数パーセントだが、この様な人がいる。
この季節、この過酷な条件下で夜釣りをする人だ。
彼等は現実から遠く逃避したくって釣りに来る。
酷風も氷雨も、彼等には傷心を癒してくれる温風であり温水なのか。

氷雨降る夜の堤防に、一人でポツンと杭の様に立っている釣り師、やけに孤独な絵である。
かくべーさんは先週も雨降る中、徹夜で黒鯛を追った。
そして今週も広い堤防に只ひとり、雨に打たれながら黒鯛を追う。
いや、この冬から春までずっ〜と週末は徹夜で黒鯛を追って来た。
   疾如風 徐如林
   侵掠如火 不動如山
の様に。
でも家庭の方、大丈夫かな。
孤独な剣士の代表各は眠狂四郎だけど・・眠狂四郎は所帯を持っていない。
座頭市か、ドン・キホーテか、いや宮本武蔵か、でも彼等も所帯を持っていない。
やはり、かくべーさんは特別である。

                                  自動ハリス結び機
自動ハリス結び機
ここから昨日の釣行記である。

上州屋に行くと、針にハリスをオートマチックに結ぶマシンを1,600円で売っていた。
即、買った。
早速、チヌ針2号にハリス2号を結んだが、始めはやはり悪戦苦闘。
3回ほど失敗して、やっと機械の操作を手が覚えた。

その後はスイスイと結べ、ほんの4〜5分で針10本にハリスを結ぶことが出来た。
ノビタにしては脅威的なスピードだ。
それまでは1本のハリスを結ぶのに、1時間を要していた。
恐るべし文明の力。
これからはノビタの強力な味方になりそうだ。

気乗りしない釣行
午後5時半に家を出た。
北東の風が吹き、空は雲で覆われ、今にも水玉が落ちてきそうな空。
闘志は、風に吹かれて揺れるローソクの炎である。
広い駐車場に、車はほんの数台、釣り師2人が風に吹かれながら駐車場からじっと海をみつめていた。
ノビタは風に逆らいながら堤防に向かう。
広い堤防に人影無し、波騒ぐ海、くそ、くそ、とぼやきながら歩いて行く。

   
風に震える堤防
しばらく進むと、はるか向こうに人影が見える。
目に飛び込んで来たのは、間違いなくかくべーさん。
いきなり百万の援軍を得た様だった。
かくべーさんが顔面、にこにこ饅頭で出迎えてくれた。
かくべーさんは、丁度、磯1号の最近手に入れたインターラインで釣りを開始したばかりだった。


はじめの一匹

ノビタが釣りを開始したのは、午後6時半頃。
周囲が薄闇に包まれた頃である。
かくべーさんが隣りで、14〜15センチの本日第一号のメバルちゃんをゲット。
続けてポン、ポンと2匹。
サスガデアル。
周囲がどっぷり闇に包まれた頃、ノビタの電気浮子もズブズブズブーーと暗い海中に沈んで行った。
ボーーッと眺めていた。
隣りにいるかくべーさんが、
「ノビタさん、もう大丈夫ですよ」
と言ったので、ソーーッと竿先を上げながらリールを巻く。
竿を握る手に確かに魚の手応え。
でも期待はずれ、クジラとイワシの違いだ。
                                 
本日釣果ドンコ一匹
走らない、潜らない、ゴトゴトと抵抗もしない。
従順に獲物は、海面に上昇して来た。
暗い海から引き上げたのは、体長20センチほどのドンコだった。
隣りでかくべーさんが笑っている。
でも一匹は、一匹じゃないか。
とバケツに水を汲み泳がしておいた。

ノビタの今日の餌は冷凍の生エビ、沖アミの3倍ほどの体長だ。
これが裏目に出た、狙う魚のサイズには大き過ぎたようだ。
浮子に疾風の様な魚信が2度ほどあったが、針掛かりさせる事は出来ず、餌を半分食い逃げされただけだった。
午後9時、魚信も途絶えたので、明日の昼頃までやるというかくべーさんに別れを告げ、帰って来た。

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