今日もメバル狙い
今夜もMr.Xと
ノビタが釣りを開始したのは、午後7時。
10分ほど遅れて、Mr.Xが到着した。
既にノビタは、20センチ前後のメバル3匹目を釣り上げた所
だったが。
この直後から、パンドラの函を開いた様なトラブル続きで、
数伸びず。
春の宵
微風、温かく、そして、
「春の海 終日(ひねもす)のたり
のたりかな」(蕪村)
のベタ凪。
夜空を埋める満天の星と、釣りには絶好の日和だった。
春宵は、「一刻千金」と謳ったのは宋の詩人、蘇軾。
その宵に、”右手に血刀 左手に手綱”と魚を血祭りにしてい
る無頼漢ノビタ。
天から嘆息が漏れてくるようだ。
釣りは芸術
Mr.Xの第一投。
10分ほど経過した頃、叫び声が。
「キタキタキタ〜♪、こりゃ〜デカイ、こりゃ〜デカイ」
ウルセイ奴
「どうしよう、どうしよう、タモ無しで良いか
な〜」
と言いながら、苦もなく魚を引き上げた。
「小さい、小さい、22センチしかないよ、
まいったな〜コリャ♪」
とノビタの目の前で魚をブラブラしている。
大きかろうが、小さかろうが、芸術はサイズじゃないんだ。
と、奴を無視したが・・・。
トラブルパート1
根掛かりで針を失ったので、新しい仕掛けに交換し、
30メートルほど沖のポイントに投げたつもりが。
足元にポチャ〜ン。
もう一度、また足元にポチャ〜ン。
「コナクソーーー」
と思いっきり遠投したのだが。
又、足元にポチャ〜ン!。
Mr.Xが、嬉しそうに、
「何やってんの?」
「投げてんだ」
変だな〜、と思いながらヘッドランプの灯りで浮子下を見ると。
「ナイ?、仕掛けがーー、付いていな〜い!」
浮子から下がないのだ、重りがなくて何で飛ぶ?。
Mr.Xが闇の中で、手を叩いて大喜びしている。
トラブルパート2
メバルに食い気が出て来た。
イマダーー!とばかりに、仕掛けを投げる。
仕掛けがピンポイントに落下し、1号の電気浮子が海面に
立った。
直後、ビユーーン♪、頭上をMr.Xの浮子が飛んで行く。
ゴツーーン、奴の仕掛けがノビタの浮子に激突した。
奴がリールを巻くと、ノビタの浮子が沈んだ、アタリ?。
オーー、ノーー!、引っ張られている、ノビタの浮子がMr.X
に。
ともかく2人で仕掛けを回収し、こんがらかった仕掛けを
解き終った時には、魚は海から消えていた。
トラブルパート3
今日は、仕掛けを5個用意して来た。
その内の3個が、愛情パッパッの手製である。
この仕掛けが、次々と海に散ってしまったのだ。
潮が、根に向かって流れていた事が最大の原因。
電気浮子は充分根から離れていたが、海中にある仕掛けの
位置は、根に接近していたのだ。
根掛かりの合間にポツポツと釣れたが、釣れたおチャン魚
は、パーフェクトにお針を飲んでおられ、今度は針外しに四苦
八苦させられる。
天下無双と言われたノビタ流の技が、最後まで泣かされた
夜だった。
午後10時、撤退。
本日釣果
メバル 17〜24センチ 9匹
Mr.Xより、海タナゴ 22センチ 1匹 を貰う
本日 釣果

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