2002年5月31日(金)久慈川河口


       自己記録の石持!

まだ生きてますよ!

お店に入ると、

「いらっしゃいませ〜、おひさしぶり、もう釣りは止め

たのかと思ってました」

と元気な若奥さんの声。
                  
JUNさんは対岸の先端に居た
「お爺さん元気?」

ツバメ返しに、

「まだ生きてますよ」

一瞬ドキリ。

バケツの中で、口を

ハフー、ハフーしている生き餌

用のアジが頭に浮かび、お爺さん虫の息か。

「何処か体でも悪いの?」

と聞くと。

若奥さんがキョトンとして、

「私、何か変なこと言ったかしら・・・・」

彼女は、「まだ生きてますよ」と、「元気ですよ」を、同じ意味

に使ったようだ。

彼女は気がついていない?。

「まだ生きてますよ」と、「元気ですよ」の、仏様までの

距離感の違いを。

必要な物を買った後、彼女に見送られたが。

「寂しいから又来てねーー」

にまたドキリ、まるで妾宅を出る様な後ろめたさを感じ、

思わずキョロキョロ周囲を見回してしまった。

JUNさんに会えず

現場に着いたのは、黄昏せまる午後6時半。

突堤には、6〜7人の釣り人がいたが。

その中には、JUNさんらしき人は居なかった。

狙ったポイントは竿の林だったので、ポイントからかなり離れた

岸よりで竿の準備をする。

明るいうちに竿2本の準備完了。

そのまま暗くなるのを待った。

始めの一匹、二匹

午後7時15分、釣り開始。

午後8時半まで全くアタリ無し。

周囲も同じ、石持はいるのか?。

いい加減、アキタ、アキタの秋田県ムードになって来た。

とうとう帰ろうと決意し、一本の竿をたたみ始めた時だ。

胸騒ぎがして。

片付ける手を休め、ひょっと見上げると、もう1本の竿先に

付けたケミホタルが、ビッシー!と大袈裟なお辞儀をした。

「キターー!♪」

「カモン、カモン、カモンベイビーー」

と畳みかけた竿を放り出す。

此所で食い逃げされたんじゃ、これまでの苦労が水の泡と、

次のアタリを待つ。

間髪を入れず海からの逆襲が竿先に。

剣道の竹刀稽古の様に、面、篭手、胴、パン、パン、パーン

と竿が連打される。

竿を大きく合せると。

ズシーン!と重量感のある反動が。

崖縁まで10メートルほど続く危険なテトラ帯を、

ヘッドランプの灯りを便りにソロリ、ソロリと足を運び。

崖縁のテトラの上で、転落の危険と隣り合わせの中、

リールを巻く。

海面から足元まで4メートルほどの高さ。

その暗い海面から、ヨッコラショと引き上げた石持は、28センチ

もあった。

この1匹で、気分は一気に蘇生した。

片付け始めた竿も出し直し、仕掛けを再投入。

1〜2分も経過しないうちに再びアタリ。

先っきと同サイズを1匹追加。

極めつきの一匹

極めつきの1匹をゲットしたのは午後9時、3匹目だった。

テトラに立てかけていた竿が突然、ガターンと横倒しになり。

「何ごとぞ?」

見ると、低いテトラ側に倒れた竿が、ビリビリ小刻みに

震え、竿先がピクピクお辞儀を繰り返している。

まるで瀕死の生き物が、首を振って喘いでいる姿だ。

竿を掴み、ゆっくりリールを巻いた。

「何だこれは?」

重量感がこれまでと違う。

途中、何度もドドッ、ドドッ、ドドッの引き込みがあったが、

やっと足元の暗いテトラの影に引き寄せた。

今までとは違う。重さが倍増している。

腰を据え、

「オーーレーーッ!」

と持ち上げると、”の”の字になった竿がヨロヨロと倒れそう。

無事、堤防に上ったのは、魚拓サイズの31センチだった。

今日もまた未知の世界を見たのだ。

この後、23〜25センチを2匹追加。

25センチ以下が、小物に見える夜だった。

午後10時納竿。

JUNさんの事が気になりながらも、釣果に酔い帰宅した。

5月31日釣果

  石持   23センチ1匹、25センチ1匹
        27センチ1匹、28センチ1匹
        31センチ1匹


























6月1日釣果

昨日の餌が余ったので、また久慈川河口に出撃。

午後7時半〜午後9時半釣果

  石持    25〜27センチ  4匹
  ヒラメ(針を飲まれたのでキープ) 23センチ 1匹












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