2002年7月27日(土)湊寄りの堤防


    時速15匹のジグサビキ釣り♪
                            




士気喪失                    庭に熱風吹く

クーラーが効く室から、空々漠々と外を眺めていた。
庭の木枝や花が風に揺れ。
薄い雲に覆われた空から、真っ白な太陽が時々顔を出し。
地上を容赦なく照射する。
もう1時間半ほど、暑気が漂う庭を眺めていたか。
なかなか飛び出す勇気が・・・。

お頭の中で。
どうせ行っても釣れゃしねぇ。
でも中潮だし〜、夕方満潮だし〜、水温がやや回復してるし〜、ひょっとすると!。
ウダウダ言ってんじゃね〜、野郎ドモーー、失地回復せにゃ明日がない、出撃ジャ〜!

てなことで、家を飛び出したのは午後4時半を廻っていた。


釣り人はいたが
駐車場に止まっている車は、まばら。
此所は三流の釣り場、当然と言えば当然だが・・・。
ジリジリ照りつける太陽の下、斗折蛇行しながら海に向かって歩いて行く。
海から吹いて来る冷やりした風が心地良い。

前方から釣り師が2人、背中や両手に荷物を抱え、ヨチヨチとこちらに向かって来る。
彼等は、煙りが出そうなくらい真っ赤に焼けた顔をしていた。
その顔には、疲労感が一杯詰まっていて。
とうとう釣果を聞きそびれてしまう。


           
     渚の狩人達








渚に狩人が5人、ルアーでマゴチやヒラメを狙っているのか。
投げちゃ引き、投げちゃ引きを繰り返している。
汗をドバドバ流しながら、体力を乱費しているだけなのか。
成果は?。
                              
ジグサビキ
アジはいない?
目的の場所には、先客が5人。
女性を含む3人は、20センチほどのメジナを交互に釣り上げ、笑い声がテトラや堤防に響く。

他の釣り師は、浮子にコマセ仕掛けでアジ狙い?が、フグ族との攻防でヘトヘトの体だ。


10フィートのシーバスロッドに、白スキンの7号針5本仕掛け、その下に40gのメタルジグを付けた。
これがノビタの武器、ジグサビキである。

謎の一匹
銀色に輝くロッドを大きく振って、第一投。
仕掛けが、はるか沖あいで飛沫を上げ着水した。
ルアーが海底に着地した所で、道糸の弛みを取り。
ゆっくり竿を水平にしながら、半円を描いて引く。
半円を描ききったら、ゆっくり竿を戻しつつリールを巻く。
これを繰り返し、ルアーを足元まで引いて来る。

突然、クイーンと海中からの往信が手元に伝播。
「キタ〜」
間違いなくアジチャンだ。
始めの一匹は16センチほど。
これは奇跡か、偶然か、時機到来なのか。
この時点では、謎の一匹だった。

起死回生の一打
気合を入れて第2投。
さきほどと同じ、70メートルほど沖に着水。
これが起死回生、貧果街道返上の一打になろうとは。

重り兼用のルアーが、海底に直進して行く。
と竿先がグイグイと御辞儀。
「キタキタキタ〜〜!」
ゆっくりリールを巻き、引き寄せると。
竿先が右に、左に煽られる。
先っきより重量感も、引きも、パワーアップした。
ジワジワと足元に近ずいて来る。
水面下にギラリ、ギラリ、一匹ではない、2、3・・。

          
黄金色に染まる港

ドキドキしながら、慎重に引き上げると。
ジャジャーーン、5連のアジチャン群だ♪。
とうとう爆発した!。
アジがこの広い湾に戻って来たのだ。

暗くなれば役立たず
光芒一閃の戦いが。
「皇国ノ興廃 コノ一戦ニアリ 各自一層奮励努力セヨ!」
                (日本連合艦隊 秋山真之 起草)
突進あるのみ。
撃って、撃って、撃ちまくれ。
空振りもあったけど、バッタバッタと敵をなぎ倒し・・。

やがて午後6時、端麗なる夕陽が野や山の陰影を濃くし、海を金色に染めて行く。
刻々と周囲は暮色蒼然となり、投げても3度に一度、4度に一度、5度に一度と、アタリが遠のいて行った。

戦いは終わったのだ。
ジグサビキは暗くなると、魚がサビキを発見出来ないので釣りにならない。
午後6時半納竿。

それまで俄然ジグサビキ有利の戦いだったが。
周囲が暗くなった途端、コマセ釣りが活気ずいて来た。
上げる度に、一荷釣りである。
その入れ食いに、興味を感じないほど今日は満たされていた。

お知らせ
「ノビタの釣り天国」が、NHKの教育TV「趣味悠々」に、この8月に登場かも。放送日時が決まったらまた報告します。

     
本日釣果 15〜20センチ  23匹





































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