2003年4月18日(金)湊寄りの堤防

    哀愁のコルバカ


薄幸の釣り師                途中の桜並木
午後6時30分、夕闇がせまっていた。
人気のない荒涼とした堤防を、モクモクと足を運ぶ。

魚を釣った最後は2月22日。
その日から魚のアタリを見ていない。
薄幸の釣り師、ゴホン、ゴホン。

(ゴホン、ゴホンはドッグ・ホリデイや沖田総司の咳のマネ)

には、クロードチアリが奏くギターの名曲
「哀愁のコルドバ」がよく似合う。
今日も懲りずにメバルを追うけど。
今日も「哀愁のコルバカ(懲る馬鹿)」で終るのだろうか。

Oがいた
毎度おなじみの釣り場だ。
見ると、デーンと荷物が置いてあった。
奴だ!。
姿は見えないが、テトラの影だろう。

声をかけず準備を先にすることに。
準備がほとんど終った時、
「入食い、入食い」
と見え透いた嘘を言いながら、Oがテトラから戻って来た。

  
透明度が高い・・
嫌な予感
午後6時45分、周囲は暮色蒼然となる。
風が無く、ムシムシした暑さだ。
今日の海は透明度が高い、少し濁りが欲しいのだが・・・。



闇に沈む海に第一投。
海に向かい、
「われときて 遊べや 親の無いサカナ」
と呼びかけながら。ジッと電気浮子の赤い灯りを見ていた。
10分、20分、30分・・・経過、全くアタリ無し。

隣りのOが、
「お先に失礼、大きい、大きい」
とワーワー騒ぎながらメバルを上げた。
もともと世の中の騒音を、全てかき集めてきた様な男だ。
この後も最後まで騒々しかった。
                          
13日の金曜日
地獄で仏
テトラの影で餌を付け替えていた時だった。
ひょっと頭を持ち上げ、テトラの隙間を見ると。
ヘッドランプに浮かぶ人間の足。
ドッキーーーーン!。
豆の様な心臓が、ハンマーで一撃された様なショックを。
今日は金曜日だけど13日ではない。
ジェイソンが暴れる日ではない。
「・・・・・・・・・・」
テトラの向こう側も無言である。

おそるおそるヘッドランプを上昇させると、
「どうですか〜」
とドラえもんさんの顔があった。
地獄で仏に会ったように。ホッとした〜。

納竿
午後9時、ドラえもんさんが根掛かりし、電気浮子を喪失したのを区切りに納竿。
また今日も玉砕である。
ノビタに明日はあるのだろうか。
 「Look for silver lining  in the dark cloud」
 
 (雲の裏側は銀色に輝いている) 英国の諺 
要は、希望を捨てるなである。

    ドラえもんさんとOの釣果 18〜25センチ 4匹






















The End
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