2003年4月25日(金)湊寄りの堤防

     七転八倒の日々


釣りたい!
毎回、毎回、ボーズ。
この辺で、松井の満塁ホームランに匹敵するような30センチクラスのメバルを。
いや二塁打クラス。
いや一塁打クラスでもいい、釣りたい。

午後7時半開始。
冷たい向かい風と、潮気を含んだ小糠雨が体温を奪い。
眼鏡は雨に濡れ視界を閉じて、テトラの上の足元を不安にする。
空も、海も、大地も、墨一色に覆われた港の中で。
ノビタと、Oと、ドラえもんさんの、3人のケモノ辺が、電気浮子の赤い灯りが沈む瞬間を、今か今かと待っている。

犬とノビタの違い?
今日こそは、今日こそはが、いつも無惨に砕かれた。
それでも懲りない。
「馬鹿は死ななきゃ直らない」
が、うんざりするほど身にしみる。

渋谷の
忠犬ハチ公は、ご主人が亡くなった後も夕刻になると渋谷駅まで、雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ、毎日迎えに行ったそうな。
老衰し、動けなくなるまで迎えに行ったそうな。

獲りに行くのと、迎えに行くのとでは、雲泥の差があるけれど。
2匹(人)とも追憶の映像に憑かれ、当て外れを繰り返している点では同じなのかも。
従って、このままではノビタ≒犬になってしまう。
これでは、ご先祖様に申しわけが立たない、と解決が急がれるのだが・・・・。

運に見放され
やがてアタリの無さに痺れを切らし、ノビタの周りから2人ともいなくなってしまった。
ノビタもその場所に見切りをつけ移動した。

移動した場所でも全くアタリ無し。
しばらくしてワーワー喚きながらOが隣りにやって来た。
そして第一投、何気なく隣りを見ていると、浮子は立つ間もなく沈んだ!。
なんと第一投で、18センチのメバルをものにしたのだ。
そして、
「入食い、入食い♪」
とOはおおはしゃぎ。

それは無いぞ〜、そういのを「鳶に油揚げをさらわれた」と言うんだぞ〜。
神は今日も我を見捨てたもうたようだ。
雨の滴は竿を重くし、衣服を重くし、気を重くして行った。

「雨はふるふ〜る 人竿は濡れ〜る
  越〜すに越され〜ぬ  ボ〜ズ坂♪」
トホホホホホホホ・・・・・・。

撤退
午後10時、ドラえもんさんを誘い、憎ったらしいOを現場に残し撤退。
また明日の行方を見失い、重い足を引き摺って帰って来た。
ドラえもんさんから、先週と同じく戦利品を頂く。

     
ドラえもんさんに頂いた戦利品












     メバル22センチ と 石蟹

The End
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