2003年11月2日(日)久慈川河口
   午前5時00分〜午前7時30分         

     久々の2桁♪


満員御礼                      右も
駐車場に着いたのは、午前4時45分。
全て夜討ち、朝駈けの石持釣りの車か、駐車場は満杯だった。
車の外に出ると、生温かく、重く湿った闇が押し寄せて来た。
風は、僅かに南から吹いてくる。

目の前の階段を上ると。
いつもの事ながら、岸添いは何処までも人、人、人の壁である。
気が弱い者には、とてもこの壁に穴を開けられないのでは。

   
左も
神に会う
先端の方から、ドドーン!と堤防で砕ける波の音が響いて来た。
河口を、馬の背のように盛り上がった黒々とした波が次々と走り、その中ほどで白く砕け渦を巻く。
今日も例の秘仕掛でないと駄目のようだ。

隙あらば入らんと、竿林の堤防を進んで行くと。
「・・・・・・・!?」
後ろを振り返り、10メートルほど戻った。
そこに、一人なら何とか入れそうな場所があったのだ。
そこで、向こう三軒両隣との幅を目測していると。
暗闇から声が。
「そこでやんな!」
今朝も鬼ではなく神に会えた、ホッ。
声をかけてくれた神はその後、竿をたたんで帰って行った。

初っ端(ぱな)から入食い            フランス赤イソメ
竿を1本出す。
餌は、日立フイッシングセンターのE−子さんに薦められたフランス赤イソメである。

午前5時、期待の第1投。
道糸の弛みを取り、竿を堤防に立てかけようとすると、ガタガタガタと竿が震えた。
頭上に「!」が飛び、胸が弾み。
リールを巻くと、ゴトゴトと魚の手応えが手元に伝わって来た。

そして上流も
「1丁上がり♪」
16センチほどの小振りの石持だったが、幸先の良いスタートだ。

続いて第2投。
仕掛が着水すると同時に、ガタガタと早すぎるほどの手応へが。
竿を大きく後ろに倒し、合わせて。
2匹目を取り込んだ。

餌の状態も見ず、第3投。
そしてまた、着水とほとんど同時にアタリ。
3匹が、入食れ掛かりで釣れた。

音楽のように
これが序曲だった。
この後、アタリはポツリ、ポツリのスローテンポとなり。
また、ガタ、ガタ、ガタの乱れ打ちのテンポとなり。
そして、ドド、ドド、ドドと重厚なアタリが、間をおいて届くテンポに変わって、良形が数匹上がった。
音楽の流れのような釣りに幕が降りたのは午前7時、その後はシーンと静まりかえる。
                            
良形混じりで
見上げると、青く透明な空に白い鱗雲が眩しい。
心地良い疲労感が、全身を浸していた。久々に満ち足りた希な日である。
午前7時半、納竿。

本日釣果
 石持  16〜26センチ  12匹

The End
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