2004年5月1日(土)涸沼川
         午前7時半〜午前11時半

  
  涸沼川の未来はバラ色?灰色?

ぼやき                                鯉泳ぐ空
風薫る若葉の季節に、サヨリが涸沼を遡上する。
それは、もう遠い昔話か。
10〜15年前のこの時期、涸沼川は岸辺のあっちこっちで、サヨリの魚紋(もじり)が、次々と湧いていた。
午前中に50匹釣ったことも有る。

あの頃、この季節になると、24時間、頭の中の水槽でサヨリが泳ぎ廻り、仕事が手につかなかった。
そのサヨリも、年々その数が減り、此所数年は1日粘っても1匹釣れるか釣れないかになる。
今は、
「涸沼の川でサヨリを釣ったことがある」
と話すと、すぐ病院に入れられてしまいそうだ。

サヨリがいなくなった原因は、複合的要因によるものであろう。
その一つ、護岸工事で岸辺をコンクリートでお覆い、葦や、藻と共に、魚の餌となるミミズや、ゴカイや、青イソメや、昆虫の幼虫まで葬ってしまったのだ。
その一つ、畑や、田んぼに散布した化学肥料や、農薬が雨水とともに川に注ぎ込んだ影響も無視できない。
その一つ、ブラックバスなどの外来種の魚が、稚魚を食い荒した可能性もある。
その一つ、これでもかとばかりに、魚網で密猟する人々が、サヨリを一網打尽にし、抱卵した親ともども子供まで葬ってしまったのだ。

今、涸沼という魚を産み育てる子宮が、惨々に荒され、回復不能な不妊症に陥っている。
辛うじてまだ、スズキ、カレイ、マルタ、ニゴイ、ハゼ、シジミなどは、数は減りつつも、まだ棲息しているが。
これらの魚類まで絶滅させないよう、涸沼の湿地帯の自然はそのまま残し、かつこれ以上の護岸工事は止め、川に生活用水を流さず、畑や田んぼに側溝を設けて、雨水が川に流れ込まないよう保護策を嵩じて欲しい。
人間も、生物が絶えた川の側で暮らすのは、不気味であるはず。
このまま涸沼川を放置しておくと、魚類絶滅供養の南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・・・の念仏が、涸沼の岸辺に流れる日も遠くないような気がするのだが・・・・。

過去の栄光

  
 12年前の午前中の釣果            1999年5月1日の釣果












 
アジさんも、フクさんも
居るのか居ないのか
サンマ級サヨリ釣りは、遠くなりにけりなのか。
アジさん、フクさんと3人で、4年ぶりに涸沼川へ釣行した。
干潮が午前8時なら、川の流れが止まるのは10時〜10時半頃だ。その時刻が時合だ。
午前7時半、釣り開始。
我々の他に、”見果てぬ夢”を追うサヨリ釣り師が4人、いずれも百戦錬磨風の強豪に見えた。

昨日は気温が27度まで上がり、夏の陽気だったが、今日は14度と夏から早春へ逆戻りし。
東風は、鼻水を誘う寒さだ。
我々を含む総勢7人の釣り師が、Lucky strik again!を夢見て、1時間、2時間、3時間、・・・・ひたすら浮子を見つめ続けた。

                                           
ミクロの魚
とんでもない餌盗り
ピク、ピクと浮子が踊り、そして僅かに沈むアタリがあった。
すわこそと合わせたが、空振り。
餌の大粒アミは、しっかと盗られている。
何度も、何度も、空振りした後。
針の先に藻のような物が付いていたので、それを外そうとしたら、何と魚だ。
袖針6号と、ほぼ同じミクロなダボハゼが、背中に針掛かりしていた。
この後、それより5mmほど大きい奴が、ダブルで掛かって来ただけ。
「サヨリは何処だ〜!」

結局、午前7時半〜午前11時半まで4時間サヨリを追ったが、7人全員、その姿を見ることが出来なかった。

本日釣果    ボーズ

The End

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