2004年5月7日(金)三流の釣り場
         午後7時15〜午後11時

  
   Mr.Xにコッペパンにされる

駐車場で                             沈黙する電気浮子
黄昏が濃くなってきた広い駐車場。
向こうの端からこちらに歩いて来る人がいる。
そして、
「ノビタさんですね」
と声をかけられてしまった。

黒い顔に白い歯のコントラスト、ニコニコ笑っているその顔に見覚えあり、Fisherさんだ。
長いこと闘病生活をしていたらしいが、以外と元気そうだった。
大病院に行って立派な医師に診てもらったら、酒をドクターストップされたようである。
酒は止めたのか聞くと、飲量を減らしたら元気を回復したとのこと。
医者の診断は、かなり正確だったようだ。
でもまだ酒の量を控えているということは、本調子ではないということか。

「酒、タバコ、釣り」の趣向3毒は死ななきゃ止められないと言われるが、健康でなければそれすら続けられない。
やはりほどほどが大切ということか。

5月3日とは大違い
今日は、Fisherさんがノビタに同行する形となった。
誰もいないいつもの場所に着くと、早速、離れた所にいるMr.Xに、挨拶代わりの電話をいれた、彼は既に1匹釣ったという。
まだ昼の明るさが残る時間なので、1匹釣れただけでも、まずまずである。

  
午後9時、東の空に月が
ノビタが釣りを開始したのは、午後7時15分。
始めてから1時間、何のアタリもなかった。
メバルを一匹ゲットしたのは、午後8時過ぎである。
その後も5月3日の入食いが、嘘みたいに釣れない日だった。

Mr.Xの独壇場となる
午後9時半、Mr.Xがアタリが無いと、我々の所に移動して来た。それでも10匹ほど釣っていた。
この時点で、ノビタは海タナゴ1匹含みで5匹。


わざわざ来るほどでも無いのにと言いながら、Mr.Xをノビタの左側に入れてやったのだが。
これが裏目に出るとは・・・。
彼は我々にとって、最悪だったのだ。
奴との共存共栄は、幻想でしかないようだ。
これからは奴が来たら、シッ、シッと追いやるか、我々が場所を移動する事も考えるべきかもしれない。

ノビタの右では、Fisherさんが黙々とルアーを投げ続けていた。
もう1000回は投げたであろうか、まだ2匹とお気の毒な状態だった。
このお気の毒な2人に、Mr.Xがさらに拍車をかけたのである。
Mr.X、来る早々から段凸の勢いでメバルを釣り始めた。
そしてメバルを釣る度に、
「ウォーッ、また釣っちゃたよ、もう釣りたくないのに♪」
と、見え透いた嘘のわめき声を繰り返している。

それを横目に、ノビタとFisherさんはアタリすら皆無の御愁傷様、南無阿弥陀仏のチーンである。
午後9時半から、要はMr.Xが来てから、此所は彼の独壇場となってしまったのだ。
マージャンや、サイコロや、花札などは、イカサマがつきものだが、釣りには、それは通用しない。
ならばやっぱり腕の差?。それは無い。あっても無い。
彼の仕掛は左図に示すメバル9号針の3本針で餌は青イソメ、ノビタの仕掛はメバル10号の2本針で餌は沖アミ。
この違い?。

違いを確かめたく翌日も釣行して分かったのは、場所にかなり左右される事が分かった。
メバルが釣れる場所は、日によって、いや時刻の経過と共に変化するようだ。
一番重要な事は場所である、餌や仕掛、腕の違いは、単に付け足しでしかない。
Mr.Xがいた場所にしか魚がいなかったのだ。

納竿                                    本日釣果
午後11時に納竿、今日もMr.Xにコテンパンに伸されてしまった。
Mr.Xが、こちらに移動してから釣った数は20匹ほど、ノビタとFisherさんは、その間ゼロと、全ての運を奴に吸い取られてしまったのだ。
今日のノビタの釣果は、Mr.Xから場所代として4匹、徴収した結果も含む。

今日の教訓。
「我々の目的は成功ではなく、失敗にたゆまずして進むことである」
(イギリスの発明家 ジョージ・スティーブンソン)


本日釣果
   メバル 14〜15cm 9匹
   海タナゴ  20cm 1匹

The End

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