2004年8月12日(木)久慈川河口
            午前0時15分〜午前4時

  
   サイズは申し分無いのだが・・・・

川濁る                               久慈川河口の朝
昨日の雨で、川が濁っているのでは?。
と昼間、久慈川を見に行くと。
川は茶色に濁っていた。
「チャンスだ!。千載一隅だ!。好機到来だ!」
と心は、蝶のように、羽根のように♪、舞い上がった。
ひょっとすると今夜は、20匹、いや30匹、いや40匹も夢ではないかも。
と妄想は、どんどん膨らんで・・・。

河口を見に行くと、砂糖に群がる蟻チャンの如く、人々で大混雑だ。
でも動きがない。
シーンとしている。
そして釣り人は、茹だる暑さに干上がっているような。

多分、今まで入食いだったのが、一休み状態なのかも。
としばらく様子を見ていたが、いつまでも状況変わらず。
やはり夜でないと駄目か、と帰って来た。

貸し切りの堤防
午前0時。
夜に沈む堤防を、海側に向かって歩いて行くと。
階段を登った所に、ポツンと一人釣りをしている人が。
その先には誰もいない。
昼間の混雑が、嘘みたいな様相だ。

さらに歩いて行くと、4〜5人の釣り人が、ポツン、ポツンと点在していた。
沖側の、堤防が屈折する角の手前に、電柱が立っている、その先に黒い人影が幾つか見えたので、電柱の手前でやることにした。
竿2本の仕掛を河口に投入したのは、午前0時15分だった。

気温は22度位か?。
涼しい夜だ、ジャンパーを引っ掛けてきて正解だった。
風は北西の方向から吹いてくる。
海は穏やかで、時々、黒々としたうねりが河口に入って来るが、白く砕けるほどの波ではない。
天には、白い粒子のような星が、霞んで散在していた。

星が降る
始め、天秤式の仕掛でやっていたが、しばらく放って置くと、仕掛がダンゴ状に絡まってしまうので、胴付き2本針仕掛けに交換した。
時々、竿先がプルプル振えながら、お辞儀をするアタリ。
何度目かに針掛かりした。
17cmほどのフグだった。

 
忌まわしいフグ
フグのアタリの他にアタリ無し。
河口にうねりが入る度に、竿がお辞儀を繰り返すだけ。

午前1時を過ぎた頃、一瞬、南の空に白い線が走る。
流れ星か?。
しばらくすると、また走る。
間をあけながら、南に、西に、東に。
星が降る。星が落ちる。星が飛ぶ。
その数、3、4、5、6、7、8、・・・・・15。

誰か死んだのか?。それにしてもこんなに大勢?。
流れ星は、午前4時まで続く。
もうすぐノビタも流れ星、どうせなら今夜のように多くの仲間と一緒に、と星を眺めていた。
「どうせ一度は あの世とやらへ
 落ちて流れて 行く身じゃないか♪」(「流転」 赤木圭一郎)


ポイントがずれていた
午前2時。
隣りで釣りをしていた人が、ノビタの所に来て。
岸寄りに仕掛を移動したらアタリがあったよ、と教えてくれた。
1本の竿の仕掛を、岸から70メートルから15メートルほどに近ずけ、竿を堤防の壁に立てかけた。

しばらく何の変化もなかったが。
突然、竿が、ガクンガクンと音を立てて大きくお辞儀をし、そのまま竿尻が持ち上がり、2メートルの堤防の壁を乗り越えて、海に落下しそうになる。

「キターーーーーー!」
竿を掴まえ、大きく合せると、ガツン!と重い手応えが。
竿をシャクリ、リールを巻く。
ドスッ、ドスッ、ドスッとテキの攻撃が、重く、厚く、強く、手元に響いて来た。
ハリス5号、道糸PEライン3号の鋼線にものをいわせ、問答無用!とばかりに強引にリールを巻いて来る。

目の前にそそり立つ2メートルほどの堤防の壁に視界を閉ざされ、竿をヨロヨロさせてテキを引き上げる。壁越えの難所だ。
引き上げる途中、テキが針から外れるのではと、ハラハラドキドキの15秒。
そして、抱卵の28cm石持、ゲッチュウ!。
2時間半、始めの1匹だ。
「よくやった。お前は偉い!」
と自画自賛、感無量。

もう1本の竿の仕掛も、岸寄りに移動した。
正解だった。
この竿にも午前3時半頃、同じようなアタリがあり、27cmの石持が掛かる。
風も冷たくなり、寒さに耐えられず午前4時、納竿。

捨てる?
午前5時、自宅で「おるた(メードイン小樽のワイン)」を飲んでいると。
カミさんが起きて来て、「釣れた?」と聞く。
黒鯛を9枚釣った後、カミさんは。
ノビタが釣って来た魚を見ては、情けないわね〜と冷ややかに笑うようになった。
「笑不可釣人必死」と、ノビタの心の叫びが聞こえないらしい。

クーラーボックスを開けて、
「2匹か、少し大きいんじゃない。どうする?。・・・・捨てる?」
「ウッ!」
キョトン、ドキーーン。
”捨てる?”は、”今、食べる?”の聞き違いだった。
こんなもんしか釣れません、の僻み根性が、嫌みの聞き違いになったのか。

本日釣果
   石持  27〜28cm 2匹


























The End。
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