2004年10月28日(木)三流の釣り場
          午後5時〜午後8時
 

        24センチのアジが釣れた日

釣り日和                                野、海、空は深い秋色
午後5時、釣り開始。
空から明るい青が消えて行き。
東の空に、円い銀色の月が現れた。
月を囲むように、白い星屑が夜空に広がっていく。

風が、東から少々。
海は、鏡のようなベタ凪。
昼間の暖かさが、夜になっても残っていた。
堤防は、今夜もノビタが一人占め。

磯竿を2本出した。
1本は、今年始めてのアジ狙い用とし、餌は沖アミを使用。
他の1本は、いつものようにメバル狙い用とし、餌は青イソメを使用した。


アンビリバボー!
メバル狙いの竿は、開始早々小メバルの猛襲を浴び、釣りを断念。
仕掛を海から引き上げ、堤防の縁に垂らしておいた。

   
雲一つ無い黄昏
50メートルほど遠投したアジ狙いの電気浮子が。
ズボッと沈み、黒い海を赤く染めながら右の方に走って行く。
合せると、走る、走る。またサバだ。

アジ様ならば、
「熱烈歓迎、謝、謝」
と慎重に誘導するのだが。
サバに対する扱いは、ついつい荒くなる。
リールを、問答無用とガンガン巻き、乱暴に堤防の上へ。
                                                  
仕掛

そのサバを〆ていると。
さきほど堤防の縁に垂らしておいた仕掛の電気浮子が、風も無いのに空中で踊っている。
「・・・・・・・・・・?」
突然、竿尻が持ち上がり、そのまま海へ突っ込み。
「ワォーーーッ!」
スライディングして、間一発、竿を掴んだ。

空中に垂らしておいた仕掛に、24センチのセイゴが掛かったのだ。
「アンビリバボーーー!」
魚は水中でしか釣れないなんて、馬鹿の一つ覚えですぞ、皆さん!。
空中でクネクネしている青イソメに、魚が飛びつくことだってあるのです。
御用心、御用心。

青イソメの勝利
沖アミを餌にした仕掛には、小アジが2匹と、後はサバ、サバ、サバ・・・だけ。
青イソメを餌にした仕掛には、イワシ、アジ、メバルが次々と掛かった。

最近のイワシや、アジは、青イソメも食べるのだ。
海に何か異変が起き、イワシやアジは生き残るべく、好き嫌いを言ってる場合ではなくなったのか。
食べ物に好き嫌いばっかり言ってる飽食窮民は、見習うべきかも。
酢醤油で食べる青イソメは、酒のつまみに絶品とか・・・・。
この際、トライしてみるか、ウーーーン?。

                                       
24センチ
ヒコヒコ浮いたり沈んだりしていたアジ狙いの浮子が、ズボッと海中に没し、ミサイルの如く、右へ、左へ暴走する。
またサバだ。
強引に引き上げ、〆ていると。

置き竿にしていたメバル狙いのリールが。
「ギギギギーー・・・」
と悲鳴を上げた。
見ると、リールがコンクリの上を引き摺られ、音を立てていたのだ。
そのまま、竿が海に突っ込んで行く。
「ワォ〜ッ!」
危機一髪、スライデイングして竿を掴んだ。

引きは強いが上品な引きだった。
上がったのは24センチのアジ、それもダブルじゃ。
昼間のように明るい堤防に、カンツーオネが高らかに木霊する。
「オーソーレーミ〜ヨ♪」

納竿
いつか、海は火が消えたように静かになった。
アタリが消えたのだ。
午後8時。
汗を散布しながらドタバタと3時間、堤防の上を走り回っていた騒ぎに幕を下ろした。

雲一つない夜空から、月光が燦燦と地上に降り注ぎ。
堤防に静謐の時が訪れ。
邪念を捨て深く瞑想すれば、無の境地に達せそうな世界が広がる。
と、昼間のように明るい堤防を、野球のボールほどの黒い固まりが、一つ、2つ、右へ、左へチョコチョコと走り回る。ネズミだ。

ノビタが帰るのを、今か、今かと待ちわびていたようだ。
今度は、我々が主役とばかりに、コンクリを舐めるようにして餌を探し這いずり回っている。
ネズミよさらば、アディオス、マウス!。
また会う日まで、元へ、永遠にアディオス!。

本日釣果
  アジ     15〜24センチ  9匹
  セグロイワシ 17〜20センチ  10匹
  メバル   18〜21cm 4匹
  セイゴ    23cm 1匹
  サバ   28〜31センチ 8匹

                  
本日釣果


































The End。
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