2004年11月7日(日)久慈川河口
          午後7時〜午後10時半
 

            石持復活か?



今夜も満員御礼                       最大24センチ
闇に包まれた久慈川河口は、一見静かだったが。
竿の先に付けたケミホタルの青い灯りが、上流から河口の先端まで、点、点、点・・・と並び。
その傍から狂気と、殺気さえ感じるような熱気が漂っていた。

乱立する竿の側を、空きスペースを探し進んで行くと。
焼却炉の前のゴミ箱から20メートルほど進んだ所に、幅12メートルほどのスペースがあった。
竿を1本出せるスペースだ。

早速、竿を1本出し第一投。
仕掛が、遠くでズボッ!と落ちる音が返ると同時に。
ガッガッガッ・・とアタリが手元に。
合せると、ドドッと手応えあり。
リールを巻いてくると、ガッ!とさらに大きい手応えが。
「・・・・?」
仕掛が動かない、根掛かりだ。
釣り人がいなわけだ、始めの戦場は根掛かりゾーンだった。

どこでも入れ食い!
新たな場所を探して沖に向かうと、河口先端から手前4本目の電柱の近くに、一人分の空きスペースを発見。
そこに荷を降ろした。

午後7時、再び第一投。
竿を壁に立て掛けた途端、ブルブル震えながら大きくお辞儀を繰り返し、竿尻が持ち上がった。
合せる。ズシン、フイッシュ・オン!。
餌を付け直し、仕掛を海に返す。
ドドドドッと竿がまた大きくお辞儀、入れ食いだ!。
ところが、右も、左も、なぜかシーンとしていた。

  夜釣り専用仕掛
今夜の仕掛
今夜の仕掛も、この間と同じ左図に示すメバル仕掛。
この仕掛は夜専用である。
左のメバル仕掛は、ハリスの絡み防止にハリスと幹糸を結ぶ所に、連結用のビーズ玉がついている。
同じメバル仕掛でも、ハリスと幹糸を直結したタイプがあるので、要注意。

日立フイッシングセンターサウス店に置いてある仕掛は、前者の連結用のビーズ玉がついている。
ノビタは、このハリスを根元で切り、左図のタイプ8Hの発光玉を針のちもとに付け、ハリスを連結ビーズ玉に戻している。

上記仕掛に、塩漬けにして保管しておいた赤イソメと、活きの良い青イソメを房掛けにし、発光玉をライトで5秒ほど照らしてから仕掛を海に投入している。

ただし、昼間の仕掛は、上記より天秤仕掛の方が優るようだ。

トラブルその1
これは極楽、極楽と入れ食いを喜んだのだが・・・。
開始してから石持を2匹釣った後、右隣りの人に引っ掛けられ、堤防真下で根掛かりし仕掛を失う。
この後も、右隣りの人に、何度も引っ掛けられる。
交通事故にたとえるならば、こちらが安全運転していても横から信号無視して飛び出してきた車に当てられたような感じだ。
一度なら運が悪かったとあきらめようがあるが、同じ車に、2度、3度・・・と当てられたら、こいつ、俺に何かうらみがあるののかと思ってしまう。

彼との距離は、他の人以上に離れているし、彼のうらみを買うような事は思いつかなかった。
そして、とうとう止めの一発。
餌がなくなったので餌を買に行き、戻って来て竿を持ち上げると、軽い!。
なんと、PEライン2号が、竿の先10メートルぐらいから切れていた。
そして右隣りの人が誤りに。
ノビタがいない時に引っ掛けてしまい、自分のPEラインを切るつもりが、ノビタのPEラインを切ってしまったと言う。
ガーン!。ショックで目が眩む。

ここまで徹底して痛めつけられると、もう笑うしかないと、思わず笑ってしまった。
午後9時、やっと彼が、
「済みませんでした今度来る時は腕を上げてきます」
と言って帰って行った時には、ホッとしましたです。

彼によって被った被害は、仕掛を2つロスト、及びPEライン約30メートル、それにお祭りする度に失った合計40分ほどの時間。

トラブルその2
トラベルメーカーの彼が帰ってホッとしたのも束の間。
月にむら雲、花に嵐の試練は、まだ終っていなかった。
餌を交換していると、ヘッドランプの灯りが、ホトホトと瞬きながら暗くなって行き。
そして、とうとう力つき息を引き取った。
途端、お先まっ暗となる。
この後は、ノビタ家御用達のブランド、ダイソーの100円懐中電灯を片手に、針に餌をつけるのだが、なかなかうまくいかなかった。

若いカップル
ノビタの左隣りの人が午後8時半ごろ帰って行くと。
少年と少女のように若い20代そこそこのカップルが、入れ替わるように入って来た。
それからすぐ、壁の上に登った少女が、
「ヤッタゾーーー」
と叫んだ。
「スゴイ、スゴイ♪」
と少年の声。

それから2人揃って、針を外して欲しいとノビタの所に石持を持って来た。
少年一人で頼みに来るのが、心細かったのか。
針はすっかり呑み込まれていた。
横で少女が、
「ハサミで口を割こうよ」
「かわいそうだよ」
針を外してやると、
「ありがとう御座いました」
と2人で礼を言い、戻って行った。
彼等の去った後には、底まで透けて見える秋の川を見るような香が残った。

しばらくするとまた2人揃って、バケツを持って来た。
見ると、水の中で石持が腹を上にして、口をパクパクしている。
少年が、
「腹を針で刺すと、元気になると聞いたのですが、刺し方がわかりません」
針を呑んだ石持は助からないから安楽死させたらと話すと。

少女が、
「そうよ、お腹をナイフで割き、切腹させるべし!」
それは安楽死ではないような・・・。
少年がバケツを手で覆い、
「エッ、そんな〜、かわいそうだよ」
と言いながら2人は戻って行く。
遠くの方から、
「意気地がないんだから」
と少女の声が。
「男は誰でも理想の女を探す。ただし、大抵は結婚式のあとで」
                        (ヘレン・ローランド)
この先どうなるのだろう、あの2人。

納竿
午後10時半、アタリの間隔が遠くなって来た所で納竿とした。
3時間半で石持23匹、石持は昔の勢いを取り戻したのだろうか。

本日釣果
  石持    17センチ〜24センチ  23匹

                  
   本日釣果




























The End。
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