| 悲願達成、尺メバルゲット! ![]() 静かな海 夜釣りの友 夜の堤防は、昼間の喧燥が去り。 荒寥とした闇が広がっている。 騒がしいのは、ザザーッ、ザザーッと、足元を洗う波の音だけ。 100メートルほど向こうに、”かくべーさん”がいる。 さらにその800メートルほど向こうに、ドラえもんさんもいる。 2人の存在が、この堤防の不気味さを和らげていた。 今夜も風は北の方から少々。 最新兵器使用 いつも持参していたダイソー調達の戦略物資を、今夜は実践してみることにした。 使用した兵器はケミホタルの超特大のような右図のブレスレット、4本入りセットが100円。 これを始めに釣りに使用したのは、”ふったさん”だ。 ”ふったさん”は、これを電気浮子代わりに使用していた。 ノビタはこれを、やはりダイソー調達のクリップで仕掛上部に付け、集魚灯代わりに使用してみた。 これが効いたのだろうか、今回のメバル? チャン、チャン♪。 とうとう尺オーバーゲット! 釣りを開始して20分ほど経過。 15メートルほど沖の、ドス黒い海面に仕掛をポチャン!と投げ込んだ。 先ほどまで、うるさいほど浮子を揺らしたり、沈めたりしていた餌取りのアタリが消え、海がシーンと静まりかえっていた。 その時。 ユラユラと漂っていた2点灯式の赤い電気浮子が、いきなりドーーン!と弾丸のように海に突っ込んで行った。 竿を大きく煽ると、ズシン!とした重厚な手応え。 ビシッ、ビシッ、と竿が何度か痛打を浴びたが、なんとかテキを海面に浮上させ。 大声で”かくべーさん”を呼んだけど、波の音に声が消されて届かない。 こんな時こそと携帯電話を探り出し、”かくべーさん”にSOS。 暗い闇の向こうで、ヘッドランプの光りが跳ねている。 やがて、マグロでも掬えるような特大のタモを片手に、”かくべーさん”が、3年ほど前から腫れが引かない体を揺らせて、ドタドタと近ずいて来た。 さすが、マグロ捕獲用のタモの威力。 一発で、尺オーバーのメバルが御用となった。 正真正銘の黒メバル32センチだ。 苦節4年、今は幻の魚とまで言われるようになった尺オーバーのメバル。 最近は、仲間からも気狂い扱いされ、胸の中に木枯らしが吹きすさんでいたが、今夜は胸の中に季節外れの花が咲いたような。 早速、Oと、ドラえもんさんに携帯電話で報告した。 ドラえもんさんが息を切らして飛んで来て、話しを聞いていたが、心中はさぞかしくやしかったのかも。 暗くて顔の表情が見えなかったのが、残念だった。 でも彼は一体、何を狙いに来ていたのだろう?。 納竿 突然、何の前触れもなく暴発したような尺メバルとの戦いが治まると、その後は砂漠のような海に変化し、時々、小メバルのアタリがあるだけ。 それでも名残惜しくて午後8時10分まで粘った後、納竿。 本日釣果 メバル 32センチ 1匹 本日釣果 The End。 |