2005年1月22日(土)東海某堤防
          午前10時〜午後3時半
ノビタの釣り天国
 

       型は良かったが数が・・・

ラジオをお供に                         今日も釣り日和
天気晴朗なれど、気温は低し。
でも陽射しが、寒さを和らげてくれている。
西風が吹いていたが、気にするほどではなかった。

冬の海は、
「テレビも無(ネ)ェ ラジオも無(ネ)ェ
 ストーブも無(ネ)ェ コタツも無(ネ)ェ
 俺らこんな海いやだーー
 俺らこんな海いやだーー♪」
     (吉幾三「俺ら東京さ行ぐだ」を替えて)
と逃げ出したくなる厳しさがある。

今日は、10年以上も前に買った、カード型だが、スピーカー付き携帯ラジオを持参し。
少なくともこれで、歌の中の一つのボヤキを消し。
後は、
「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」
でその時を待つことにした。

  
小山の釣り好きさん
”小山の釣り好きさん”がいた
ポイントにつくと、只今準備中の先客の一人が、ニコニコと笑いながら近ずいて来た。
”小山の釣り好きさん”だ。

ノビタの海タナゴ釣りに触発され、来たそうな。
「冬を愛する人は 心広き人・・・♪」
”小山の釣り好きさん”も冬を愛する人かも。
(冬の堤防は、人が少ないので、伸び伸びと釣りができる)
小山さんの仕掛も、やはりノビタと同じだった。
しっかとノビタのHPを見ているようだ。
信じる者は、救われる。
きっと大漁間違いなしと、その時は太鼓判を押したのだけれど・・・・。

釣り開始
早速、ノビタも釣りの準備を。
今日は「一心一刀」、竿1本で勝負することにした。
釣りを開始したのは、午前10時、ピッタシカンカン。

開始してから1時間ほど、海から全く応答無し。
いつものポイントには先客がいたので、少し離れた所でやったが。
三角波が堤防に打ち寄せる所で、なかなかアタリが見分けにくい。

アタリが無いので、”小山の釣り好きさん”の所で話していると。
置き竿にしていた彼の竿が、いきなりキューーンと湾曲し、お辞儀を。
小山の釣り好きさんが、ニコニコ笑いながら釣った始めの1匹は、小振りの海タナゴだった。

                                 
アタリを見分けるのは芸術さ
始めの2匹
午前11時過ぎ。
棒浮子は、風に叩かれ、波に押し倒され、右に左に前に後ろに翻弄されている。
それでも健気(けなげ)に、真っ直ぐ立とうとしている。
その動きが、一瞬、二瞬、酩酊した酔っ払いの千鳥足を思わせる動きに。
酔って、フラフラと平衡感覚を失い、コテンと倒れ、そしてまた立ち上がる。
     
この正気と、正気を逸した微妙な変化を、見極められるか、否か。
それが、ビギナーと達人の目の違いさ。
「・・・・ヨシ今ダ。三、二、一、ゼロ、GO!」
合わせた。
ズシーーーン!と竿が、漬物の重しのように重くなり、続いてグググーーッと海面に引きこむ強烈な引きが・・・。

満月のように撓ませながら引き上げたのは、24センチに近い海タナゴのダブル。
2匹合わせたら48センチの大魚、それをゴボウ抜き。
竿が折れるかと思ったが、磯1号の竿は「柳に雪折れなし」のように強かった。

 
陽が陰ると寒さが身に沁みて
”小山の釣り好きさん”が飛んで来て、
「これは良い型だ」
と言いながら、親切にノビタが1匹を外している間に、もう1匹を外してくれていた。
2匹とも針が上顎にチョイ掛かり。
これぞ、名人芸でヤンショ!。(チャンチャン♪)

渋い釣りだった
それにしても、今日はどうしたことか。
この後は、忘れたころに、ポツリ、ポツリで、とうとう最後まで、海は発火せず、爆発せず、炸裂せずで終る。
この後、納竿までに、8匹追加しただけ。
陽が陰った瞬間は、まるで冷凍庫に放り込まれたような寒さが。
いまか、いまかと、その時を待つ身には身に沁みた。
     
                                  招かれざる客が
泣き面に蜂のように、水鳥が海中から浮子の側に浮上。
「シッ、シッ」
と手を振ったが、全然、恐れない、驚かない、逃げない。
この疫病神がいなくなっても、事態は一向に好転せず。
”小山の釣り好きさん”も6匹の釣果とパッとしない。
午後3時半、見切りをつけ、2人で堤防を後にした。

終章
家に帰ると、いつものことながらカミさんが、鵜匠のようにやって来て、
「あら稼ぎが少ないわね〜」
と、操る鵜を見るようにして、ノビタに文句を言う。
彼女は最近、海タナゴ料理に燃えていて、その材料が少ないと、拍子抜けするようだ。

海タナゴは決して高級素材(料理の)ではないが。
でもカミさんの手にかかると、タナゴが真鯛のようになる。
今回は、カミさんのレパートリーに、粕漬けと、コンブ〆が追加されたが、いずれも優れ物だった。

    
粕漬け
「海タナゴは犬も食わない」と、のたまう人もいるが。
文豪ゲーテの言葉を借りると、
「人は、自分の理解できないことを、あざけるものだ」
になる。

翌日、ノビタの友人が訪ねて来たので、酒のつまみに”コンブ〆”を出すと、「これは美味い、これは美味い」を連呼していたゾ。
そのうち、カミさんの海タナゴ料理法を、ホームページで紹介したいと思う。

本日釣果
   海タナゴ   20〜24センチ 7匹
           17〜19センチ 3匹
                   
本日釣果
































The End。
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