２００５年４月３０日（土）　三流の釣り場メバル釣り 　　　　　　　　　　　　午後６時半〜午後８時

まるでコンサートの夜 匿名の意見　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　薄曇の中、日が沈む 小メバルを釣るなという、正義のご意見番（匿名）のメールがあった。 そもそも小メバルとは、どの程度のサイズをいうものか。 自分で判断するしかないのだが・・・。 このメール、ノビタの日誌を書く意欲を、充分に削いでくれた。 ノビタの日誌を見るのも、ご意見をたれるのも勝手だが、たまには応援のメールも届けてくれ、と言いたい。 人気の無い港 黄昏が濃くなっていた。 ５０メートルほど先を、”孤独”の看板を背負ったような釣り人が行く。 冷たい風に吹かれ、工事船の旗がパタパタとはためき。 ロイヤルブルーの海に鵜が１羽、波間に見え隠れ。 赤や、青や、黄色の常夜灯が、ポツポツと輝き始め。 港は、もう眠りにつこうとしているかのように、ひっそりしていた。 先を行く釣り人は、テトラ側の方へ曲った。 　　　　ＲｉｏＳＵ１０ 長渕　剛でＧＯ！ 今日は先日、税込み￥７，１５０円で購入した左図のＲｉｏＳＵ１０デジタル・オーディオ・プレーヤーを持参した。 横２．５センチ、縦９センチ、重さ３１ｇ、音楽なら４時間分録音できる。 東海村図書館に行き、ＣＤの貸し出しコーナーに行ったら長渕　剛のＣＤを発見。 借りてきてＰＣ経由で、ＲｉｏＳＵ１０に録音した。 ヘッドホーンを耳にあて、ＲｉｏＳＵ１０のスイッチをオン。 長渕　剛が、巻き舌でうたう��ぢとんぼ��ぢが耳に飛び込んできた。 途端に、誰もいない港の一角が、サーチライトが縦横に走る長渕　剛オンステージの会場に変り。 ３，０００人の観客の、熱狂が渦巻く。 入れ食い　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　浮子が流れ星のように いつもの所で、いつもの竿と仕掛を出し、釣りを開始したのは午後６時半。 第一投目の浮子が、海面に浮かんだと同時に消えた。 鼓膜に、長渕　剛のガナリ声が轟く、 �"ウーウーウーウウウウーーウーウーウーウ・・・ 　死にたいくらいに憧れた　東京のバカヤローが 　知らん顔して黙ったまま 突っ立ってる・・・・・ 　ああ　しあわせのとんぼよ　どこへ 　お前はどこへ飛んで行く・・・・・♪��ぢ（��ぢとんぼ��ぢ） 気分は、もうハイ。 コンニャローと、竿をブッ飛ばすように振り上げる。 電気浮子が、メバルが、ついでに鼻水までが、宙を飛ぶ。 魚もハイになったのか、入れ食いが続く。 高速度カメラで見たら夜空に散る流星群のように、電気浮子が右に左にヒューッ、ヒューッと消える。 その度に、電気浮子が、メバルが、鼻水が、宙を飛ぶ。 午後７時半、携帯電話の呼び出し音が鳴り、携帯の画面にＫＯの名前が表示された。 ヘッドホーンを外して、どうした？と聞くと。 昨夜飲み会があって・・・。 グタ、グタと電話が、ナ、ガ、イ。 ハイになっていた気分が、急速に冷めてしまい。 ノビタの不機嫌度指数は２００％を超えそうになる。 彼の話を強制的に中止させ用件を聞くと、ネットサーフインをしていたら、とんでもないＨＰに引っ掛かりＰＣが暴走したらしい。 ＯＳは、ウインドウズ・エムイーだと言うので。 アクセサリのシステム復元を使って、システムを過去に戻すように教えてやる。 １０分ほどで回復。 電話を切った。 長渕　剛オンステージの会場に戻ると最後の曲を、 「 ぴいぴいぴい　ぴいぴいぴい・・・・・ 　知らないうちに　一人が好きになってた 　心を引き裂かれちまった 　心をなじられちまった 　悔しくて　悲しくて　こらえた夜 　大嫌いだぜ　大嫌いだぜ 　ろくなもんじゃねえ 　ぴいぴいぴい　ぴいぴいぴい・・・・・・・♪」（��ぢろくなもんじゃねえ��ぢ） 頭の中で嬉しそうに笑うＫＯに”ろくなもんじゃねえ”と、噛み付いた。 すでに、戦闘意欲を失い。 午後８時、納竿。 蛇足 ノビタの釣り日誌には、正義の”ご意見番”のメールがよくよく飛び込んでくる。 正義と戦う元気はない。 チアユ釣りをした時も、しつこく掲示板に”正義のご意見番”が登場してきた。 黒鯛を釣ると嫌がらせの投稿。 そして今度は、小メバル。 根魚だからこそ、一箇所に群れる魚は間引くことも必要なのに。 うんざりだ！。 そろそろＨＰのテーマを変える時期なのかもしれない。 そもそもノビタの釣りは手段であり、目的ではない。 釣りの技を極める気も無い。 �"人は何処に行くか分っていれば、どの道を通っても目的地につくことができる。 しかし何処に行くか分かっていなければ、どの道を通っても目的地に着くことはない���錫鮠 ����誰の言葉だったかな〜。 何処に行くか分っていれば、どの道を通っても目的地にはつける。 本日釣果 　　メバル　　２６匹 　　　　　　　　　　　　　　　　　　本日釣果 Ｔｈｅ　Ｅｎｄ。

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