２００６年１１月９日（木）　阿字ケ浦方面のマイワシ 　　　　　　　　　　　　　　　　　午前９時〜午後０時半

今日もマイワシ大漁♪ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　穏やかな海 豊穣　　　　　　　　　　　　　 海が真黒になるほどのマイワシの群れなんて、そんな滅多にあるわきゃない。 今日も、そして明日も。 海はイワシのナブラが一面に沸き立つ豊穣が。 空は青く高く。 冷たい西風が心地良い。 堤防には、今日も軽く１００匹は越えそうな雰囲気が満ち満ちていた。 第一投 釣りを開始したのは、午前９時。 コマセ不要、沖アミ不要。 第一投、素ピンのサビキ仕掛けを海にポチャーン！。 そのまま浮子がキリモミ状態で海中に沈んでいく。 竿を起こそうとすると、グググググ・・・・・と磯２号、５．２メートルの竿先が、大きく湾曲して水面に引き込まれていく。 ー重い、重い、重いゾーーー。 堤防の上に、６匹のマイワシが転んだ。 賑やかな男 今（昔）、男ありけり。 「イトーヨーカドーでマイワシ１匹６３円。そまつにすんなよー」 と大声で怒鳴っている。 「オリャ、オリャ、オリャ・・・。６３円掛ける５匹だ！」 �"オーーッ、いたましや６３円が１匹落ちてしまった！���錫鮠 ����「キタ、キタ、キタ、キタ、キタ。クルゾ、クルゾ、クルゾ。オリャーーーー」 「俺は潜るのが専門で、釣るのは脇道なんだ。このあいだ潜ったら真黒い、本当に真黒いアワビを取ったヨッ。家のカーチャンのより黒い、おったまげたね〜。固かったけど、噛めば噛むほど味が出てきたね」 その隣りで、イワシ釣をしているご夫婦が笑っている。 その男、口が止まらない。 「おたく凄いね〜、イワシになんかうらみがあるみたいだね〜」 （おたくとは、ノビタのこと） 「社長、どれだけ釣った？」 「社長、たいしたもんだ。イワシ釣りの名人だ。そんなに釣ってどうすんだい？」 やけに社長になれなれしいので、どこの社長か聞いてみると、ナント、社長という苗字だそうな。 世の中は広いネェ〜。 おおらかで邪気の無い、オールド・ボーイの声が、次々と青い空に消えていく。 重くて持てない コマセなど使う人はいない。 素ピンのサビキ仕掛けを海に落とすだけで、栄養豊富なマイワシが、網で掬うようにして釣れるのだ。 釣って、釣って、釣りまくった。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この味を知らないなんて 午後０時半、納竿。 ２０〜２４センチのマイワシを、３００匹以上は釣ったろうか。 重くて持って帰れないので（キャリング・カートが無かった）、１００匹以上はリリースして帰って来た。 煮て良し、刺し身良し、塩焼き良し。 食味は、マコカレイ、イナダ、カンパチなどおよびもつかないです。ーハイ。 新鮮なマイワシの味を知らない人は幸せだ。 知ったら、他の魚を食べられなくなるから。 チャン、チャン♪ 本日釣果 　　マイワシ　２０〜２４センチ　　約３００匹（内１００匹はリリース） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本日の釣果 Ｔｈｅ　ＥＮＤ

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