2006年11月10日(金) 阿字ケ浦方面のマイワシ
                 午前8時〜午前11時  
ノビタの釣り天国
 
    あの娘どこにいるのやら♪

                                  
      風が吹いていた
どうにも止まらない             
「やめろと言われても 今では遅すぎた
 激しい恋の風に 巻き込まれたら最後さ♪」
      (「激しい恋」西城秀樹)
今日もマイワシを釣りに行った。

またまた登場
午前10時。
昨日の『今、男ありけり』が、
「桜吹雪じゃないけど、鱗(うろこ)吹雪の舞台に真打登場でござる」
と言いながらやって来た。
堤防の上は、昨日の”兵どもの夢のあと”のイワシの鱗が、風に吹かれてキラキラと舞っていた。
「オー、おっさん今日はどうかい?。・・・・あっそう。これからだ、これから」
(おっさんとはノビタのこと)
「昨日は、350匹釣っちまったよ」
彼が来た途端、急に堤防が賑やかになる。

イワシの影無し
磯2号の竿を1本出し釣りを開始したのは、午前8時だった。
今日も快晴。
西からの冷たい風やや強く、海面は小波の皺で覆われていた。
まだ西の中天に、半分欠けた白い月がある。
湿度が高い。
水平線にも、地平線にも、乳白色の霞が湧き。
水蒸気を含んだ大気が、ジャンパーや釣り道具に水滴を付着させる。

堤防の周囲、イワシの魚影無し。
浮子下を竿2本(10メートル)にして、
30メートルほど沖に素ピンのアジサビキ仕掛けを投入した。

予想外の・・・
ソーダカツオだろうか、200メートルほど沖にイワシのナブラが起こった。
午前8時20分、あてなどしていなかった浮子が海上から消えた。
キョロキョロ浮子があったあたりを目で探したけど、赤い浮子は見えない。
ー・・・・・?。
心臓が期待で、ドッキン、ドッキン、跳ねた。

  
使用したサビキ
竿を持ちリールを巻くと、ククククーーッと道糸を伝わって海から「魚、発見せり!」の信号が送られてきた。
慎重に、慎重に、リールを巻いた。
足元の水面下に、魚が2匹。
その時はイワシだと思った。
堤防下6メートルから、ソーーーッと引き上げた。
堤防の上でパタパタ跳ねたのは、22センチのアジが2匹。

エサもコマセも無い素ピンのアジサビキに、この後また同じサイズのアジが釣れた。
これをどう解釈したら良いのだろう?
コマセを付けて、朝まずめにアジを狙うべきだろうか?
とにかく試してみる価値があるのでは?
この後、何事もなく時は過ぎて行った。


賑やかな男
そして前述の、賑やかな彼が登場したのである。
「人を見たら泥棒と思え」
という言葉がある。たしかに苦い真実だ。
ところが、
「渡る世間に鬼はない」
ということわざも、決して信じられないものではない。
彼は後者かもしれない。
ちと嫌らしいところがあるけど、陰湿ではなくカラッとしている。
顔はノビタと同じように、黒炭のように真黒、もうほとんどアフリカ人。
顔の黒さを目立たないようにするためか、服も上から下まで真黒。
目ん玉の一部と歯が、やけに白く見える。

その彼が、また大騒ぎ。
今日も、彼の隣りに昨日とは別だが、ご夫婦が釣りをしていた。
その奥さんは美人だった。
このようなご婦人を見ると、彼の声はますます元気になる。
「浮子が寝たまま起きないぞ。コラ起きろ。起きてくれ。
おれより若いお前が立たないなんて、そんなことがあるもんか」

赤い棒浮子が、ペタッと海面に寝ている。
原因は、浮子止めと浮子の間に入れたビーズの穴が大き過ぎて、浮子が浮子止めを潜り抜けてしまったのだ。
それを仲間から指摘され、彼もやっと気がついた。
「ビーズの穴が大き過ぎたのか。やっぱりなんでも穴は小さい方が良いんだな〜」
を、大声で2度も復唱していた。

邪魔物が
イワシが姿を表さなかった原因は、スナメリが堤防の周辺を泳いでいたからのようだ。
初め、300メートルほど沖にいたスナメリが、時の経過とともに堤防に近ずいてきた。
まさに『月にむら雲、花に嵐』、招かれざる客である。
草原で美味しそうに草を食べていたウサギの群れが、狼の気配を感じた途端、くもの子を散らすように逃げるのと同じ、イワシたちもスナメリの気配を感じ何処かに雲隠したのだ。

午前11時、『あきらめは心の養生』と納竿。
『今、男ありけり』が、
「名人が帰ったら何をあてにしたら良んだ。あわてる乞食はもらいが少ない。
もう少しいてちょうだいよ」
と引き止められたけど、とてもこれ以上続ける元気が沸いてこなかった。
こんな日もあるのさ。チャン、チャン♪。

マイワシ料理の一部紹介
ハピイの料理教室はただいま開店休業中ですが、ハピイはノビタが釣ってきた魚を、今でもあきもせず料理しています。
下記は彼女の料理したマイワシ料理の一部です。

     
イワシの”しりみ”            イワシの甘露煮














本日釣果
  マイワシ      0匹
  アジ 22センチ  3匹


            
  本日の釣果
















The END
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