| 今日は昨日より小ぶり 冬空だった 黄昏ていく海は、すっかり冬模様だった。 空は灰色の雲で覆われ、堤防の上を木枯らしが吹きすさび、テトラ際でドドドーンと波が砕け散る。 この時間、堤防の上に人影なし。 尺メバルの妄想断ちがたく、まだ浮世攻めにあっていないアナ場に、今日も足を運んだ。 夕闇がただよう海に電気浮子の赤い灯りが、波に揉まれて浮き沈みしていた。 「ガガガーーッ」 ギョッ!として振り向く、風に押された竿が立てた音だった。 ボデイがプラスチックで出来ている電気浮子は、電気系統の故障で駄目にすることが多いのでは。 これは推定だが、プラスチックの浮子が、テトラや磯、それに堤防のコンクリートなど固い物質に衝突すると、ボデイに目に見えない細かいヒビが入り、そこからジワジワと水が浮子の内部に浸透し、電気系統を壊してしまうのだと思う。 先日、日立フイッシングセンターに電気浮子を調達に行くと、”EVAブルーナイト5号”(左写真)のような浮子があった。 自立型5号浮子で、ボデイは衝撃に強いスポンジで出来ていた。 自立型なので遠投でき、かつ輝度も充分であり、今、お気に入りの1品である。 値段も、1000円以下と電気浮子としては、それほど高くはない。 始めの1匹は 午後4時10分に釣りを開始、それからおよそ1時間まるでアタリなし。 その時だった。 50メートルほど先に置いていたもう1本の竿の浮子が、真黒い海にスパッと消えた。 走った。 焦った。 そのまま竿ごと海に持っていかれると思った。 そして竿を掴み振り上げた。 糸がたるみきっていたので空振り。 浮子は真黒い海中に消えたままだった。 リールを巻き道糸の弛みを取り、もう一度竿を振り上げると、ズシーンと手応えが戻ってきた。 ー重い、これはひょっとすると・・・・・? 足元の暗い海面で、バシャバシャと魚の跳ねる音がする。 油の切れたリールが、「キキーーッ、キキーーッ」と悲鳴を上げて回ろうとしない。 竿先を海面に下げながらリールを巻き、そのまま堤防の上に引き抜いた。 暗い堤防の上で、2つの黒い魚影がバタバタ踊っている。 20センチ前後のメバルが2匹、釣れていた。 透視術か? メバルを2匹釣り上げた直後。 突然、携帯が鳴った。 「もしもし釣れてますか?」 ドラえもんさんからだった。 なんともはや、まるでノビタが今日はじめて釣ったメバルのダブルを、千里眼で見ていたようなタイミングである。 彼と電話で話している最中に、今度はも1本の竿の浮子が海中に没した。 慌てて電話を切り、50メートル先に走る。 ー遅かった! 根に入られて出て来ない。 道糸を弛ませ、2〜3分間をおいて竿を振り上げると、うまいこと根から出て、御用!。 今度は18センチほどの小ぶりな奴だった。 納竿 この後も、電気浮子の赤い灯りが、ズボッ、ズボッと暗い海に消えたが、期待は裏切られ、昨日と同じアジが多かった。 風が強くなってきたので午後6時半、納竿。 本日釣果 メバル 18〜21センチ 8匹 アジ 17〜20センチ 8匹 本日の釣果 The END |