2007年5月16日(水) 久慈川河口の石持釣り
              午後7時〜午後9時
ノビタの釣り天国


       なんとか・・・
   
                          
               午後7時
本売れています!
午前9時。
今日は午前中、色々と用事が重なっていたが、その途中に日立フイッシングセンターサウス店に寄ると。
「本売れています!」
と告げられ感嘆。その時点の在庫は6冊だった。
と・・・。
お店で雑談していると、なんと宇都宮から来られた方が目の前で本を購入し、サインを所望される。
彼は一旦お店を出たのだが・・・また戻って来て、友達に電話で頼まれたとサイン入りをもう1冊、追加購入。
ー感謝!感謝!感謝!
結局、5月16日(水)午前9時半現在、日立フイッシングセンターサウス店の在庫は残り4冊となる。
お店では追加入荷を検討するとのこと。
これからも、皆さんのご支援宜しくお願い申し上げます。

気乗りしない出撃
午後6時。
昼間の快晴が嘘だったように、空は灰色の雲に覆われていた。
風は庭の草や木の葉をユラユラ揺らす程度で問題なさそうだ。
窓越しに見る外は雨が降っているように見え、これで行かなくてすむと内心ホッ!としたが、外に出てみると雨は降っていなかった。
ーさてどうする?
と玄関で佇んでいると、
「行きたくないなら行くんじゃない!」
といつもの、子供に言いきかせるようなカミさんの声。
重ねて、
「(釣りに行くことを)だれも頼んでいませんが?」
と叫んでいる。

毎度の掛け合いなので、こちらも耳の周りで虫が飛んでるくらいにしか聞いていない。
決心した。
ー自由を求めて旅発とう!
と。
バタバタと釣り道具を準備していると。
いつものように、
「君のいく道は〜 はてしな〜く遠い
 だのになぜ 歯をくいしばり〜
 君はいくのか〜 そんなにしてまで〜♪」
        (『若者たち』byザ・ブロードサイドフォー)
と扁桃腺を患っているような声で、カミさんが歌っている。
カミさんの歌を背に、体中の元気を掻き集めて家を出たのである。

「日本の大道芸者」
話しが全くそれるが・・・。
毎日、散歩をする時はiPodを同伴し、音楽や、朗読、落語、浪曲、NHKのラジオ深夜便、
エトセトラ・・・などのCDを図書館から借りてきてダウンロードし聞きながら歩いている。
最近「日本の大道芸者」というCDを借りてきた。
その中に江戸時代から明治、大正、昭和初期まで受け継がれてきた物売りの呼び声が収録されていて、その一部である”おでん屋”と、”百貨売り”の口上を下記。
文ではその独特の節回しを伝えられないのが残念だが、もし聞いてみたいと思う方は東海村図書館の、CDコーナーにある「もの売り、啖呵売」に収録されている。

<おでんやの口上>
夜、おでんを荷車に乗せて浪花の街を売り歩く”おでん屋”の呼び声だが。
はるか昔の、時の流れのゆったりした雰囲気が伝わってきて、しばしうっとり。

「おでん屋じゃず〜
おでんさんの出所は〜どこじゃいな♪
これより東 ひたちの国は水戸さんの ご領分中山そだち
国の中山出るときは ワラのべべ着て縄の帯締め 鳥も通わぬと〜と〜みなだ(遠江灘?)♪
小舟に乗せられて 艱難苦労いたしまして♪

落ち着くさきは〜 大阪江戸堀三丁目 播磨屋の店に落ち着いて♪
色々お世話になりまして 別嬪さんのおでんになろうとて 朝から晩まで湯につかり
湯から上がって化粧して やっして串さして甘いおもしのべべを着て♪
おでんの身請けが出てきしだい♪・・・」

<百貨売りの口上>
質流れ品を露天で売る口上だが、昭和の50年ごろの録音か?
前記、江戸時代からの”おでん屋”の口上とはうって変わって、機関銃を連発するような騒々しい口上だが、
ヘタな落語よりよっぽどおもしろいと思った。
その一部が下記。文中の(バターン)は、ムチで地面を叩く音。

「・・・・・・
それから安いというとお客さんがたね こういったズボンが安いショ!
(バターン)
品物は大していいもんじゃないけど値段が170円
えー 170円ということは片足がこれが85円 入り口が一つ 出口が2つ
前が水道局 後ろがガスタンク と言ってね 水道完備 ガスみこみ 
(バターン、バターン)
見たとこ良いようですが ちょいとこれはね 欠点として洗うとこれが詰まるということね
一回でだいたい三寸 二回で半ズボン 三回さる又 五回でなくなっちゃう ボタンと金具がね
それから座るとダメですよ クシャクシャになっちゃいますからね 
(バターン)
なるべく座らないように 洗わないようにやって頂きますと だいたい長持ちしますからね
それが出来なかったら あ〜はかないことね はけなかったら買うなでございますからね
(バターン)
それから安いといいますと色々なもんがございますよ・・・」

釣状
午後6時50分。久慈川河口。
オレンジ色の街灯の下に、10人ほどの石持釣りがいた。
確かにこの時は、広い堤防はスカスカだった。
ところが釣りを開始した午後7時過ぎから、次々と釣り侍がやってきて午後7時半を廻るころには空きスペースを探すのがやっとの状態に。
おそらく50人を超える釣り侍が集結したのではなかろうか。
今夜は7時半ころに常陸太田在住の”かとぅ〜と (投げ釣り初心者)”さんに、8時過ぎに”つりきち”さんと曹禺した。快事。
今夜は終始、堤防全体が沈んでいた。
たまに何処かでポツリ、ポツリと小ぶりな石持が釣れる程度。
ただ今夜は、やたらフグが多く、餌はたちまち取られてしまった。
午後9時、耐えられずに撤退。

本日釣果
石持 20〜23センチ 3匹

            
本日の釣果



















The END
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