2007年10月5日(金) 湊寄り
                午前7時〜午前10時半
ノビタの釣り天国



     なんとか石持(シログチ)4匹
   

                          
             青い空、白い雲
サラリーマン川柳
今日も冒頭から話しはそれる。
サラリーマン川柳(せんりゅう)の傑作選(「サラ川」傑作選 講談社)、平成13年〜15年を見た。
(川柳とは五七五の十七文字で世相を風刺する俳句)
笑った、感嘆した、身につまされた、ので紹介。
一寸息抜きにお薦めである。
小説は苦手と言う人でも、これなら読めるのでは?
これは第一生命が、一般から募集したものの中から選ばれたもの。
そのいくつかを紹介してみたい。

「ブリはいい 生きてるだけで 出世する」
ーサラリーマンなら、誰しもブリがうらやましいのでは?

「この職場 ムチはあっても アメはなし」
ー何処(いずこ)も同じか。

「ずる休み したのに誰も 困らない」
ーこれは注意報を超えて、警戒警報だ。

「打てぬ日も あるイチローを 好きになり」
ー身にしみて共感。

「迷わずに 来た道どこか それている」
ーそれているのでは?と迷いながら駆け抜けましたヨ。

「朝寝坊 走るか休むか 考える」
ー今日、どうしても行かねばならぬこと、あったかな?

「モグラ叩きの モグラの勇気 ほめてやれ」
ー俺も会社じゃモグラのように・・・。

もっと読んで見たい人は、本を購入(税込み1,050円)するか、図書館に行ってみて下さい。
毎年、11〜12月頃に、第一生命の「生涯設計デザイナー」で、サラリーマン川柳を募集しているようです。
挑戦してみてはどうですか?
http://www.dai−ichi−life.co.jp/

石持よりサンマ
朝5時半。
雨戸を開けたとたん冷気を浴びて、思わずクシャミをする。
さきほどまでの驟雨は止んでいて、地上はひっそりと静まりかえっていた。
裂けた雲間から白い夜明けが広がっていたが、庭の隅にはまだ夜の名残が溜まっていた。
                                               
   仕掛
釣りに行く準備をしていると。
ドタドタドタ!と、2階からカミサンが降りて来た。
「どうするの?食べて行くの?」
と聞くので、食べると答えると、
「コンビニでパンかおにぎりでも買って行けば。お金あるんでしょ!」
と急に不機嫌に。

そして、
「今日は何を釣りに行くの?」
石持!と答えると、
「石持なんかより、サンマを釣って来なさいよ!」
と厳しい。
釣れ無いことを、重々知っていて無理難題を押し付ける。
うちのカミサンには、”親しきななかにも礼節あり”という格言は通用しないのである。
パンと牛乳を食らい、逃げるように家を後にした。

無銭飲食多し
雲間から覗く朝日の力が増し、テトラや釣り人の影を濃くしていた。
すでに堤防には十数人の釣り人が、思い々の釣りをしていたが、その動きは鈍い。
ー魚がいないのか?

         
  ベタ凪
適当な所に荷を下ろした。
スパークリング・デバイスに、サンマの切り身を付けた仕掛けを準備し、磯竿5号4.5メートル、錘負荷20号の竿を2本出した。

釣りを開始したのは、午前7時。
時々、竿先を絞り込み、その反動で竿先が跳ねるアタリがあったが、針掛かりしない。
ー無銭飲食だ!
やっと、現行犯逮捕したのは、釣りを開始してから50分後だった。
犯人は、18センチのシログチだった。
大きさに不満があったが、小さくても1匹は1匹、とキープ。

この後も、無銭飲食の輩が多く、苦戦。
と・・・。
50メートルほど先で、異様に竿を曲げている人がいた。
見ていると、とうとう獲物を海から引き上げた。
ーあれはカンパチかも。
と、走って見に行った。
やはり、45センチはあるカンパチだった。

早朝に豆アジを釣り、それを泳がせ既に同じようなサイズを3匹釣ったと言う。
ーまいった!
すぐ隣りで、同サイズのカンパチが上がった。
彼ら(3人)は、ノビタが帰るまでに40〜45センチのカンパチを、5〜6匹も釣り上げていた。

納竿
午前10時からアタリ消える。
北風がヒューヒューと、うなり声を上げてきた。
午前10時半、納竿。
今日は小ぶりな石持(シログチ)が、4匹でジ・エンド!
ーいいさ、イチローだって打てない時もある。
明日に賭けよう。

本日釣果
  石持(シログチ) 17〜20センチ 4匹




















The END
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