2007年10月10日(水) 湊寄り
                午前5時10分〜昼12時半
ノビタの釣り天国



     君に逢えて良かった!
   

                          
               朝日のシャワー
夜明け前
まだ夜が港を隠し、向かう道の一寸先は闇である。
セーターを着込んで来て正解だった。
海は冷たい北風が吹いていて、思っていた以上に寒かったのである。
ヘッドランプの灯りを頼りに先を急いだ。
海鳴りが小さい、海はなぎのようだ。
宝石を粉砕したような星が、夜空に無数に輝いていた。
まるで、谷村新司の歌のような夜空だ。

「ああ さんざめく 名も無き星たちよ
 せめて鮮やかに その身を終われよ
 我も行く 心の命ずるままに
 我も行く さらば昴よ♪」
    (『昴』 by 谷村新司)
むずかる心を張り倒し、体中の元気を掻き集めて家を出てきたのだが。
今は、まるで恋人に逢いに行くような高揚が・・・。

今日も第一ステージクリア
釣り場に着いたのは、午前4時半。
すでに6人の先客が、アジ釣りをしていた。
夜明けまでには、まだ充分時間があると、カンパチの餌となる豆アジ用の竿1本と、カンパチ釣り用の竿2本を準備した。
準備をしていると、右隣りに5人の団体さんが到着、その後も次々と釣り侍が集まり、アッと言う間に闇が這う堤防に20数人のシルエットが。
                                             
こんなのも
豆アジ釣りを開始したのは、午前5時10分。
サバが釣れると面倒なので、竿を手から放さず、ゆっくりシャクリ続けた。
釣りを開始してから5分ほど経過、ようやくプル、プル、プル・・・の振動が竿先に。
8センチほどの、餌には申し分のないサイズのアジが釣れた。
まず1匹は確保。
ーホッ。
この後も、ポツリ、ポツリ、とサバ混じりに釣れ続いたのだが、その勢いは先日ほどではない。
それでもなんとか1時間半で、豆アジを10匹釣り第一ステージをクリア。
                                   
    1日中ナブラ湧く
はじめの1匹
豆アジが4匹釣れた時点から、豆アジ釣りと平行し、カンパチを狙ったのだが・・・。
本日の干潮は、午前9時15分。
カンパチ釣りを開始したのは午前5時40分、まだ潮は下げている途中である。

ー潮が下げている時はカンパチは釣れないのだろうか。
雲間からシャワーのように水平線上に注いでいた陽光が雲を消し、急激に温度が上昇していく。
セーターを脱いだが、暑かった。
1時間、2時間、3時間経過・・・。

    
なんの前触れもなく
午前9時55分。
神経が湯に逆上せたように弛み、睡魔に襲われてきた時だった。
「ガタン!」
と、足元に置いていたカンパチ釣り用の竿が倒れた。
いきなり心臓を「ガーン」とハンマーで殴られたようなショック、一辺に眠気が吹っ飛んだ。

そのまま竿が斜めに海に飛び込む形で停止し(紐で落ちないように結わえていた)。
ジージージーと道糸がリールから飛び出していく。
ー疾風迅雷のカンパチだ!
竿を掴んだ、リールを巻いた。
ー空回り!
慌ててドラグを締め直し、リールを回す。
隣りで釣りをしていた人がタモを持って側に立ち、
「大丈夫ですか?」
と聞くので大丈夫抜きます、と答えたのだが・・・。

好事魔多し、月に叢雲、花に嵐。
ーナンタル・サンタル、チア!
ノビタの左の竿と、お祭りしている。
その間にも敵の追撃は緩まず、下方に、左に、右に、竿が引き回され・・・。
もう考えている余裕はない。
ー南無八幡台菩薩!
「エーイッ!」
光芒一閃。
堤防の上で無念そうにバッタバッタ跳ねたのは、待望の38センチのカンパチだった。

納竿
満潮は、15時18分。
これから潮の動きがよくなり、魚の食いが立つと大いに期待したのだが・・・。
とうとう昼まで全くアタリ無し。
はじめの1匹が、最後の1匹となる。
”昨日に優る今日の花”と期待したのだが、肩すかしを喰らったようだ。
もうカンパチは終わりなのだろうか?。
昼12時半、納竿。
今日は、ちょっぴり物足りない1日だった。

「くよくよするもんじゃない。肝腎なことは、ねえ。望んだり生きたりすることに飽きないことだ」(by ロマン・ロラン)

                                           
カンパチとスダチ
本日釣果
カンパチ  38センチ 1枚
サバ    25センチ  4匹
アジ    23センチ   2匹
豆アジ   7〜10センチ  10匹ほど


























The END
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