2007年10月24日(水) 日立港沖堤防
                 午前6時50分〜午後1時
ノビタの釣り天国



あと2杯で大願成就だった!
   

                          
             秋晴れの海
2番船に乗る
タコに『魅せられたる魂』(ロマン・ロランの本の題名)は、今日も日立港へ。
早朝。
日立港第5埠頭沖堤防渡船場で。
夜が徐々に明け、港がその全容を現してくる。
今日も秋晴れ、雲一つない青空だ。
風は北西、風に吹かれて幟がユラユラ揺れていた。
ジャンパーの下にセーターを着込んできたので、それほど寒さを感じなかったが気温は随分低い。

すでに。
10人ほどの釣り侍が、いまかいまかと日立フイッシングセンターの沖堤渡船を待っていた。
と・・・。
先日、沖堤で会った百戦錬磨のタコ釣り師が、ニコニコしながら近ずいて来た。
タコ釣り用の竿1本にバッカン一つだけの、小川に小鮒でも釣りに行くような格好である。
ふったさんや、ドラえもんさんと同じお手軽スタイルだ。

彼の話しでは、一番船に乗ろうとしたのだが、満員で乗れなかったようだ。
彼は栃木から通っている(?)人だった。
船を待つ間にと、彼はタコ釣りの準備を始めた。
彼の仕掛けを見ていてふと気がついて聞くと、思わずアッ!と、目から鱗、コロンブスの卵、のような知恵を見た。
勉強になりましたと彼に礼を言い、次回からはノビタもマネることにした。

中央から南は激戦区
渡船に乗った。
船はまず沖堤の南側下船場に向かう。
ほとんどの釣り侍と、栃木のタコ釣り師は南側で下船した。
船に残ったのはノビタを含む3人だけ。
沖堤の中央から南は大タコが釣れるポイント、一攫千金を夢見るタコ釣り師たちの激戦区だ。
まだ腕の未熟なノビタは、今日も中央から北を狙うことに。
ーこれが良かった!

船の操舵室の後ろから、
「ウウーーアアーーオオーー??・・・・・・♪」
と歌をうなっている釣り師がいる。
見ると、
ー久慈浜のタコ釣り師だ。
中央で下船したのはノビタともう一人、久慈浜のタコ釣り師は一人で北側へ向かった。

はじめの1杯
釣り場に向かう途中、3人のタコ釣り師を見たが、まだ釣れていないようだった。
適当な所で荷物を下ろし、ゆっくりタコ釣りの準備をした。

      
タコが掛かる直前の図
釣りを開始したのは、午前6時50分。
オーシャン・ブルーの海面に、ドボーン!と”一振り入魂”の第一投。
仕掛けをソロソロと海底に沈めて行った。
と、ゴン!と仕掛けが海底に転がった信号が手元に。
ヒョイ!と仕掛けをシャクル。
「うっ・・・・・・?」
仕掛けが、ガリガリと岩礁を擦る振動と、グッグとゴミを引っ掛けたような触感が。

ーなんだ?」
そのままリールを巻いて来る。
水面を見た、なんとタコが。
堤防に上がったのは、本日最小の400グラムのタコだった。
第一投目でタコが釣れるなんて、こんな幸運は滅多にあるもんじゃない。
ここで、ひょっとすると今日は・・・と期待すると、大概裏切られるので、あまり期待せず次の獲物を狙うことに。
ところが、ところがだった。
こんなことあり?の展開が待っていたのだ。

連続安打
次々とタコがヒットしたのだ。
2杯目は午前7時10分、大きさは約800グラム。
3杯目は午前7時15分、大きさは約1.8キロ。
4杯目は午前7時35分、大きさは約1キロ。
と信じられないような、連続ヒット!。
まるで釣り堀でタコを釣っているようだった。
ひょっとしたら今日は、”つ”抜けも夢じゃないと、もう心臓はドキ、ドキ、ドキ・・・・と激しく鼓動していたヨ。

この時点では、この勢いは1日中続くと思い。
タコを釣るポイントがスカリのある所から遠くなっても気にせず、良い運動とばかりに、釣ったタコをスカリのある所にのんびり運んでいたのだが・・・。
ー甘かった!
この時間は、タコが釣れる時合だったのだ。
またも後悔先に立たずだった。

本日最大の大物
そして。
午前7時50分。
仕掛けをシャクッていると、「ガガ」と仕掛けがわずかに岩盤をすべり落ちて行く振動が。
ハッ!として、仕掛けを持ち上げたが、持ち上がらない。
ー根掛かり?
とりあえずガーン!と、竿を大きく振り上げると、ゴムを引っ掛けたような粘りのある持ち上がり方だ。
海底のロープでも引っ掛けたのか?。
そのまま竿を上下させながらリールを巻くと、少しずつ持ち上がって来る。

                                       
此所で死闘が
「・・・・・・?」
ロープを引っ掛けたなら途中で止まるかも、と思いつつリールを巻き続ける。
そしてとうとう途中で停止した。
下を覗くと。
なんと!大タコが水面に。
その瞬間、頭の中にパッ!と100万ボルトのライトが発光したヨ。

ところがよく見ると、タコは8本の足で海草に必死になってしがみついている。
一難去って、また一難、冷汗三斗の事態が。
ー慌てるな!
と手を休め、大きく息を吸った。
途端、頭の中を閃光が、
ーチンポコと頭は生きているうちに使えだ、引いても駄目なら押してみろ!
と、ピーンと張っていた道糸を緩めた。
その瞬間、タコは海草を離し、仕掛けを抱いたまま海底に向かって真逆さまに落ちて行った。
ー今だ!
とリールを巻きながら竿を煽り、そのまま一気に堤防の上へ。
堤防の上にドシャッ!と落ちたのは、本日最大の重さ2.4キロのタコ、5杯目だ。

納竿
午前8時20分に、小ぶりだが本日6杯目のタコが上がった。
この後、1時間、2時間、3時間。
時々、仕掛けが海底で停止したが全てガセネタ、根掛かり。
しだいに体力も精神力もガソリン切れとなり、岩礁を探る緊張感が粗くなって、仕掛けを根掛かりで2個ロスする。

        
午後1時の堤防
7杯目は、午前11時半にゲット。
8杯目は、昼12時10分にゲット。
そこまでだった。
午後1時、最後の仕掛けを根に掛けて失い、ジ・エンド!。

”つ”抜けは出来なかったが、射程距離が縮んだような・・・。
いや、たまたま今日は運が良かっただけと、ますます遠くなったような・・・。
午後2時の船で帰って来た、中央から南を攻めていたタコ専門の常連さんと乗り合わせる。
彼の話しでは6杯ゲットしたのだが、最後の最後に大きい奴を海面でバラしたと、ため息をつきながら悔しがっていた、先日のノビタと同じように。
ーご心中お察し申し上げます。
と、心から同情したヨ。

本日釣果
 真タコ  8杯 合計9.6キロ(400グラム〜2.4キロ)

















The END
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