2008年7月8日(火)  日立港
              午後6時〜午後9時
ノビタの釣り天国



      なんとか釣れた日


                                      
天は雲で蓋をされ
いきなりトリプル
「あなたに逢えてよかった
 あなたには希望の匂いがする
 つまずいて傷ついて泣きさけんでも
 さわやかな希望の匂いがする♪」
  (『あの鐘を鳴らすのはあなた』
        by作詞 阿久 悠) 
釣りには、いつもこの歌のような瞬間が。

ジグサビキを投げて凡そ30分。
「一振入魂」を、30回は繰り返しただろうか。
いつものように、むなしい風が胸の中に吹き始めていた。
そしてそれは、いつも前ぶれもなく突然やってくる。

また、懲りずに30メートルほど沖に仕掛けを投入した。
仕掛けが海底に着底し、道糸がふけ。
そのたるみをとり、ソーッと竿先を持ち上げる。
と・・・。
竿先が斜め上方にきたところで、ギューン、ギューン、ギューンと、いきなり下方に引っ張られた。
まるで、
「竿をよこせーー」
とポセイドン(ギリシャ神話に出てくる海神)の子供らが、竿にしがみついているような勢いだ。
この瞬間、頭上に600ワットの電球が、パッ!と輝きましたね。
獲物をバラスまいぞと、全神経を竿を持つ手に集中し、ゆっくり、そして焦りつつ仕掛けを岸に引き寄せてくる。
「悠々として、急げ!」
   (開高 健)
”あなたに逢えてよかった、あなたには希望の匂いがする”の初めの1匹は、17〜18センチのアジが3匹。
すぐ、仕掛けを海に返したが・・・。
疾きこと風の如く、すでにアジは何処かに移動した後だった。

初めはジグサビキ戦
午後6時前に釣り場に着いた。
天は雲で蓋(ふた)をされ、港は早々とたそがれ色に。
生暖かい東風が、ときおりカサッとビニール袋をゆすっていく。
遠方に豆粒のような釣り人がパラパラと5人。
カモメが30メートルほど先で十数羽、かしましく羽を休めている。
海はベタ凪だった。
こんな日はメバル釣りには向いていないな〜・・・と思いつつ準備を始めた。

午後6時、釣り開始。
明るいうちは、ジグサビキでアジ狙い。
目隠しをしてスイカを割るような戦いである。
ー何処にいるのだ、ヤイ!
と叫びながら、30〜40メートル沖の、右や、左や、中央へ、仕掛けを投げ続けた。
と。
「ルルルルル・・・・・・・・・・」
と携帯電話が。
ふったさんだ、明後日、会社を休んでアジとメバル戦に挑戦する連絡だった。
明後日は吉日なのだろうか、彦ヱ門さん、たかさん、無明庵さん、ノビタと、それにふったさんまで、此処に集合すると言う。
これで、みちよさんカップルが参加すれば、ミニミニ釣り大会になるのだが・・・。

電話が終わったあとに。
やっと前述の、アジを3匹ゲット。
このとき嗅いだ”希望の匂い”は、このあとすぐ消えてしまい。
午後7時ころにやっとダブル、これが最後だった。

愛用のブルーナイト
メバル戦
午後7時10分、メバル釣りに切り替えた。
竿は1本。
前回、竿を2本出したが、それでは忙しくて浮子が沈むダイゴミを味わうことができなかったから。
午後7時半ころから、小ぶりなメバルがポツリ、ポツリと釣れた。
毎度のことながら、電気浮子の赤い灯りが、海を赤く染めて消えていくさまがよろしい。
『枕草子』風に表すと。
「夏は夜。
 月のころはさらなり、やみもなほ、波間に漂う浮子の光もをかし。
 また黒い海に沈み、溶けていく紅い光のあはれなり。
 竿を引く魚のてごたへの、はた言ふべきにあらず」
ーこうなるのかな?
17センチ以下の小メバルはリリース、ただ針を呑まれた奴はキープ。

突然、足元に置いた竿の先が、夜目にも海へ突っこみそうに湾曲した。
心臓が一瞬、金メダルジャンプ。
あわてて竿を掴み。
竿を持ち上げながらリールを巻くと。
ーカルカッタ!
上がってきたのは20センチほどのメバル、尺にははるかに遠かった。
しだいにアタリが遠くなり、午後9時、撤収。

本日釣果
  アジ  17〜18センチ  5匹
  石持  22センチ     1匹
  メバル 15〜20センチ  12匹






















The END
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