2008年8月8日(金)  日立港
              午後5時45分〜午後7時40分
ノビタの釣り天国



        今日もアジ釣り


                                    
  真っ赤な夕陽が
今日も暑い
今日も真夏の”太陽がいっぱい”。
どんなにきばっても、外に出ていく元気が湧いてこない。
こんな日はテレビを見ていた方が利口と。
どちらが勝ってもどうでもいい高校野球を観戦、点差が離れるとつまらなくなりチャンネルを廻すが、いずこも下らん番組だらけ。

テレビを止め、池波正太郎の時代物を読んでいると。
部屋が陰ってきた。
窓越しに空を見上げると、空に広がる靄に太陽が隠れている。
ーよーし、今だ!
「行くかなくちゃ きみに逢いに行かなくちゃ♪」
と、家を飛び出したのは、午後4時55分。

宇都宮の人と
そしていつもの海に。
ノビタのポイントには、2人の先客あり。
その間に、竿を1本出せる余裕があった。
右側にいた先客に割り込む許可を乞うと。
満面に駘蕩たる微笑を浮かべ、
「どうぞ、どうぞ」
と快く了解して頂いた。
その時、彼の顔が菩薩に見えたよ。
北からの涼風が、大地の暑熱を散らしてくれた。
今日も、”天が下に新しくもなく”のアジのコマセ釣り。
                                                 
使用サビキ
午後5時45分、釣り開始。
先ほど場所を承諾して頂いた先客に様子を聞くと、30cm級カンパチを12匹釣ったと言っていた。
それもルアーで。
タジタジである。
彼自身も初めての経験だったそうだが・・・。

このあと、彼にノビタであることを見破られた。
彼は宇都宮の人だった。
8年ほど前からノビタのHPを、ほとんど毎日見ていると言っていた。
ノビタの左側で釣りをしている人は彼の仲間で、彼が強引に会社を休ませ連れてきたそうな。
要は、彼は悪友のようだ。
でも誘われた方も、今日は大漁とまんざらでもなさそうだった。
このあと、彼らと共にアジ釣りを楽しんだ。
「子曰く、学んで時にこれを習う、また説(よろこ)ばしからずや。
 朋(とも)遠方より来たるあり、また楽しからずや。
 人知らずして慍(うら)まず、また君子ならずや」
      (孔子)

アジはいた
竿を1本だけ出し、堤防の縁の足元を狙う。
いつものようにサビキの上部が、水面下1〜2メートルになるように棚を調整し、置き竿にして待った。
今日は、コマセ籠付きの仕掛けを海中に下ろした途端、真っ黒になるほど魚が湧いてきた。
その魚めらがコマセ籠を突くのか、たちまちコマセ籠が空になる。
竿先が、電気にしびれるように震えながら沈んだので、仕掛けを引き上げると20センチほどのワカシが掛かっていた。
午後6時15分、
「あなたに逢えて良かった
 あなたは希望の匂いがする♪」
のアジが釣れた、サイズは約20センチ。

        
サバも大きい
このあとポツリ、ポツリと釣れ続いた。
海に夜が落ちると、港は彩り豊かな光の海に。
「あなたまかせの夜」に入った途端、しばらく入れ食い。
入れ食い中の午後7時半、
「今晩は、どうですか」
と闇の中から、tommyさんが登場した。

アジを釣るなら今がチャンスと、準備を急がせたのだが・・・。
彼が仕掛けを海に落とした時には、祭りは終わっていた。
それでもtommyさん、40センチ級のサバを仕留め、結局それをノビタが頂いてしまった。
午後7時40分、これ以上やっても無駄と納竿。
tommyさんと一緒に、帰って来た。
tommyさんは、本命の穴釣りをするということで、途中で別れた。
群青の夜空に無数の星、西の空にはオレンジ色の半月が浮かんでいた。
今日も「日々是好日」の1日が閉じる。

本日釣果

 アジ  17〜26センチ  41匹(1匹はtommyさんより頂く)
 サバ   38センチ     1匹(1匹はtommyさんより頂く



















The END
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