2008年8月15日(金)  日立港
              午前4時50分〜午後1時半
ノビタの釣り天国



        泳がせ釣り第3戦


                               
     今日も暑くなりそうな
恋は盲目
発汗興奮勝負のカンパチ泳がせ釣り。
今日も”狙いうち”さ。
「ウララ ウララ ウラウラで
 ウララ ウララ ウラウラよ
 ウララ ウララ ウラウラの
 この世は私のためにある♪」
   (『狙いうち』by 山本リンダ)
と鼻歌まじりで、カンパチに夢中となったノビタが、まだ夜も明けきらぬ舗道を。
ノビタと同じほど老いぼれたロシナンテに跨り、突っ走って行く。

昨夕の雷雨で、雲がすべて雨となり消えてしまったような群青の夜空に、無数の星が瞬いていた。
時々、ノビタを追い越して行く車がある。
この時間に走る車は、天下無敵の釣りバカくらい。
「ご同類。あわてるな、魚は逃げないぞ!」
と呼びかけたが聞こえるはずもない。

  
ノビタのカンパチ泳がせ釣り
場所の選定
海が近づくにつれ、東の空に青みが混じって来た。
まだ暗い堤防に人影がポツリ、ポツリと数個、点在していた。
いつもの場所に人影なし。
ーラッキー♪
ヘッドランプの灯りで準備をしていると。
うす闇から、ザック、ザック、ザックと靴音を鳴らし人影が近づいて来る。
その格好、どうみても百戦錬磨のザ・釣り士。
アジさんだ。


アジさん、首を少し傾けながら、
「今日はここでやるの?」
よく見ると、先日やった場所から20メートルほど離れていた。
暗くてちと目測を誤ったらしい。
「この間、自分が釣ったのは、そっち。
 この間、ヌキさんが7匹釣った所は、あっち。
 先日、地元の人が5匹釣った所は、こっち。
 ヘコが4匹釣ったのは、ここだったかな〜」
と場所を気にしていたけど、彼の話しを総合して判断するに場所はどこでも良いような気がした。
結局、彼はノビタの隣りでやることに。
アジさんと話しをしていると、親子連れの4人が先日ノビタが釣った所に行った。

                                     
先客万来、熱烈歓迎
夜がすっかり白んだ午前4時50分、餌釣り開始。
緩い西風が吹いていた。
無数の皺に覆われた海面が、ゆるやかに波打っていた。
空には、切れ切れに白い綿雲が浮かんでいる。
今日はまた暑くなりそうだ。

餌のハナダイ釣り、仕掛けを投入すると千客万来、熱烈歓迎ムード。
海が赤く染まるほど、海面に浮かんで来るのだが・・・。
喰いが悪く、釣れるのは1匹単位。
それでも4〜5分で8匹ほど釣れた。
いつもと同じように磯さお2号の竿を2本出した。
早速、餌のハナダイを付けた仕掛けを、ポチャーン!と海へ。

その時を待っていると。
さっきの親子連れの親父さんが、アジさんと話しをしている。
ふったさんだ。
子供さん達もやりたいと言うので、連れてきたそうだ。

良形カンパチが次々
初めの1匹は、午前5時20分に来た。
竿が弓なりになって、海面に突っ込む勢いの所で気がつき。
竿を握り海面まで引き上げると、カンパチの仲間が群れてついて来た。
アジさんや、ふったさんの子供達がその群れにルアーを投げたがヒットせず。
引き上げたのは、26センチの小ぶりであった。
午前5時40分。
我々の隣りでやっていた釣り士の2本の竿に、連続ヒット。
午前6時半に、ふったさんに良形のカンパチがヒット。
午前7時35分、ノビタに30センチオーバーが。
午前8時40分、アジさん良形ゲット。
午前9時10分に、隣りの釣り士が良形ゲット。
このあとしばらく海は沈黙。
午前9時15分、ふったさん親子が用事があると帰って行った。

疾風迅雷の襲撃
太陽がギラギラと地上を焦がし。
全ての物を干物にする勢いである。
それでも、北西から吹いてくる涼風を援軍にし、なんとか暑さに耐えカンパチを待ち続けた。
          
前アタリ
午前11時を廻った。
ふと足元を見ると、それまで海面に群れていたハナダイが1匹もいない。
「ハナダイが消えたよ、そろそろ来るぞ!」
(天敵が近づくと、ハナダイは何処かに隠れてしまう)
とアジさんに呼びかけて、数秒あと。
アジさんの竿が、大きくお辞儀をはじめた。
前アタリだ。

アジさんが竿を握り、
「来るぞ。来るぞ。来るぞ」
と、まるで海中のカンパチが見えるが如く叫んでいる。
次の瞬間。
ビシッ!と、竿が”斜め右に張り倒された。
と、その時、アジさんのもう1本の竿も曲がった。
ダブル・ヒットだ。
「タノム!」
とアジさんが、ノビタを見てSOS。

ノビタが、アジさんの竿を持っていると。
今度はノビタの竿が、海に引き摺り込まれそうに。
アジさんに竿を渡し、堤防縁で斜めになった竿を掴み、
「エンヤードット、エンヤードット♪」
と敵を引き上げていると。
ナント!、もう1本の竿が海に落下して行った。
慌てて初めのカンパチを引き上げ。
すぐロープで宙釣りになった竿を引き上げ、
「エンヤードット、エンヤードット♪」
と、2匹目を堤防の上へ。

右隣りの釣り士も、我々と同じようにバタバタと2匹釣りあげていた。
「疾きこと風の如く
 侵しさること火の如く」
光芒一閃、発汗興奮の戦いは終わった。
そしてまた海は、何事もなかったかのように、ゆったりと波打っていた。

納竿
午後12時40分。
同じような疾風迅雷のカンパチの襲来。
このとき、初めにフイッシュ・オンしたカンパチは、海中から引き上げる直前、餌のハナダイを針ごと吐き出される。
それでもこの襲来時、またカンパチを2匹追釣。
ここまでだった。
暑さにギブ・アップし、午後1時半、納竿。

家に帰ると即、冷蔵庫から冷えた缶入り発泡酒を出し、たて続けに2本飲んだ。
その美味かったこと、とても発泡酒とは思えなかったよ。
一度にカンパチを2桁は、またの楽しみになった。
「色即是空 空即是空 日々是好日也」

本日釣果
  カンパチ  26センチ〜35センチ  6匹
























The END
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