2008年9月12日(金)  日立港
              午前9時〜午後3時
ノビタの釣り天国



        泳がせ釣り第10戦


                               
         青い空の下で
太陽がいっぱい!
「何でもいい、『驚き』を求めたいのである。
それはお子様の脳を持たないことには入手できない。
お子様だけが驚く才能と天稟を持つのである」
   (開高 健)

太陽がギラギラと照り輝き、地上の全ての物を干物にする勢いだったが。
ルームエアコンから流れる涼風のような南風が、暑さを感じさせない。
南風をうけた波が幾重にも連なり、南から北へ流れて行く。
カンパチの泳がせ用の竿は、いつものように2本出していた。
餌は、少々大きめのハナダイ。

カンパチ釣りを始めて3時間経過、アタリがない。
足も手も目も暇になり。
そこから30メートルほど離れた所で、サバ釣りに熱中。
ときどきカンパチ釣り用の竿を見ていた。

初めの1匹
午後12時40分。
30メートル先のカンパチ釣り用の竿を見ると、ー1本、ナイ!
「ドッキーーン!」
またか?(大物に海に引き込まれたか)。
走った。
       
39センチに近い38センチ
来て見ると。
竿は堤防下で宙釣り。
海に落下していなかったので、ホッ。
慌てて、ロープを手繰り寄せ、竿を掴み、リールを巻きながら持ち上げようとすると、重くて持ち上がらない。
その間にも、竿は強烈なパンチを喰らっていた。

と・・・。
隣りの竿が、これ以上は湾曲できないほど曲がり、悲鳴を上げている。
さらに、ビシ、ビシ、ビシと、激しい追撃を。
「ダブル・ヒットだ!」
と叫びながら、足で隣りの竿を押えていた。
頭の中は2本の竿をどのように制するか、喜びと、不安と、焦燥と、渾然一体となった混乱が。
                                    
 パワーアップした洗濯鋏
慌てて、サバ釣りをしているKさんにSOS。
彼が走って来ると。
それを待っていたかのように隣りの竿は、水平に。
魚は逃げたのだ。
仕掛けを回収してみると、3号のハリスが切られていた。

初めの竿に来たカンパチはオタオタしながらも無事、海から牛蒡抜き、38センチだった。

今日は釣れるかも
話しを戻そう。
午前8時半。
釣り場に向かって歩いていた。
”太陽がいっぱい”の朝、涼しい西風が嬉しい。
海は陽光が砕けてキラキラと跳ねていた。
堤防に点在する釣り士5〜6人の影が、ユラユラと動いている。
その釣り人の中に白いカモメが一羽、ウロウロしていた。
釣り士が落とした沖アミや青イソメ、運が良ければ釣り人が釣った小アジや、ハナダイにありつこうとしているようだ。

      
38センチに近い37センチ!
午前9時。
適当な場所に荷を下ろし、餌釣り開始。
開始して10分ほど、まるで反応がない。
釣りを開始して20分、やっとハナダイが一匹釣れた。
50メートルほど離れた所で、タモ入れをしているのが目についた。
「ワーーッ」
と歓声が。
白と黒の縞模様が見える。
「30センチオーバーの縞鯛だ!」
の叫び声。

と・・・。
今度は、30メートルほど離れた所から、
「カンパチだ!」
の叫び声。
振り向くと釣り士が、竿を大きくしならせている。
途端に、
「アッ、バレターー!」
そして、
「ハリスが切れている。ハリス2号じゃだめかーー」
と大きなため息が聞こえてきた。
今日は釣れそうな雰囲気だぜ。
                                        
うねりあり
Kさんに遇う
この時点で。
カンパチをバラした彼の隣りに、静かに移動。
コマセを撒いたので、餌釣り場だけは前の所とした。
午前9時半。
ハナダイを2匹ゲットした所で、カンパチ釣り開始。
いつものようにカンパチ釣りは、磯2号5.3メートル竿を2本使用した。

さっきカンパチを逃がした彼は、そのあと30センチほどのカンパチを釣り上げた。
その彼に見覚えがある。
声をかけると、やっぱりKさんだ。
仕事の関係で、20年ほど前に知りあった人だ。
Kさんは、今日はじめてカンパチの泳がせ釣りに挑戦したと言っていた。

カンパチ釣りを初めてから、30分、1時間、2時間・・・経過。
まるで反応なし。
Kさんは、カンパチ釣り用の竿を放置したまま、サバ釣りに熱中している。
ノビタもカンパチ釣り用の竿を放置し、餌釣り用の磯1号竿でサバ釣りに参戦した。
30センチ級サバが掛かると、磯1号竿は折れそうなほど曲がるので、ハラハラドキドキのスリル満天の釣りとなったよ。
いつかノビタも、本命を忘れサバ釣りに熱中してしまった。

納竿
また話しは前述のあとに続く。
午後1時半、2匹目のカンパチが掛かった。
2匹目も海中で暴走し、なかなか岸に引き寄せられず、Kさんに応援してもらい、やっとのことで海面から引き抜いた。
37センチあった。
これが最後だった。
午後3時の上げいっぱいに期待したが何も起こらず、これ以上は無駄とKさんと一緒に納竿。

さて、カンパチとの”ノビタ10番勝負”、これで終わりにすべきかどうか。
「To be or not to be. that is the question(生きるべきか生かざるべきか。それが問題だ)」
のハムレットではないが、悩ましい。

本日釣果
 カンパチ  37〜38センチ  2匹
 サバ     30センチ前後  8匹
 メジナ    21センチ     1匹
 餌(ハナダイ)  8センチ前後  5匹






















The END
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