2008年11月29日(土)  日立周辺
                 午後2時10分〜午後6時半
ノビタの釣り天国



         ねらいがそれて・・・

                               
       寒空の下で
巨大な夢
「このみち まっすぐ 
    逢える よろこびを いそぐ」
      (山頭火)
tommyさんが先週41センチのマコガレイを釣った。−>こちら
ーひょっとすると50センチオーバーも夢じゃないかも。
と巨大な夢を胸に、釣り場に向かっていた。
自然と足が速くなる。
振り返ると、かたさんは大分遅れて歩いている。
かたさんが、
「気にせず先に行ってくれ〜」
と手を振っている。
歩くスピードを調整するのが面倒なので、そのまま先を急いだ。

釣り場には、若い女性も含む釣り士が数人いた。
午前中晴れていた空は雲に覆われ、南から吹いてくる冷風に堤防は寒々と震えていた。
青々とした海は皺を無数に刻み、大きくゆったりとうねっている。
かたさんが到着したところで、それぞれの場所に別れ釣りの準備をはじめた。

初めの1匹
今日は明るいうちはナメタガレイ、夕刻からメバル狙いだ。
ナメタガレイの仕掛けは、胴突き1本針に青イソメを房掛けにする。
竿を2本出し、仕掛けを堤防縁にドボーン!と降下したのは、午後2時10分。
そのまま竿を堤防縁に放置し、メバル狙いの準備をしていると。
「リーン!」
と竿の先に付けた鈴が鳴った。

         
狙いがそれてパート1
仕掛けを投入して、まだ10分も経っていない。
心臓がピクンと跳ねる。
また「リーン!」
しばらくしてまた「リーン!」
どうしたのか、その後の本アタリが届かない。
まるで気の抜けたビールのようなアタリが、4、5回続く。
ーバカにすんな。
と無視して、夜のメバル釣りの準備をしていると。

「リリリリリリ・・・・・・」
と鈴の音が激しく鳴った、待望の本アタリだ。
竿先が大きく上下している。
「アタッテますよ!」
と、左隣りの釣り士が叫んでいる。
彼はノビタのHPの読者であることを、このあとで知る。

釣りの準備が中途なので手が離せない。
モタモタしながら竿を掴みリールを巻くと。
ガタン、ガタンと重厚な手応えが返ってきた。
ーナメタ?

ハリスの太さが3号なので無理は出来ない、慎重にリールを巻いた。
途中、ガクン、ガクン、ガクン、と何度も追撃を受けた。
そして・・・。
バシャ、バシャ、バシャ・・・。」
と堤防下から派手な飛沫音が。
「・・・・・・?」
(カレイは、こんな暴れかたはしない)
水面を覗くと。−ああ!
狙いはそれてアイナメが。
左隣りの釣り士にタモ入れしてもらったのは、36センチのアイナメだった。

隣人が大物ヒラメを!
午後3時半。
右隣りのおじさんが満月のように撓った竿に、必死にしがみつき。
顔を強張らせ、リールをギリ、ギリと巻いている。
周囲にギャラリーが集まって来た。
苦闘、10分。
全員、足元の水面を見て、ギョッ!。
そして、
「カレイか?」
「おじさん餌は何だ?」
「アジの泳がせだ」
途端に、
「ヒラメだ、こりゃデカイ!」
とギャラリーが。
                                    
隣人が釣ったヒラメ
ギャラリーがタモで掬おうとするが、タモに入らない。
「タモが小さ過ぎる!」
の声が。
ノビタのタモは径が60センチある、タモ入れはノビタに替わった。
海はうねりがあってタモが流され難しかったが、なんとかタモ入れに成功。
堤防下6メートルから引き上げた。−重かった!

堤防の上で喘いでいるヒラメをメジャー計測していると、
「66センチか」
「口の先端から尾の中央の先まで計るんだぜ」
「65センチか?」
「うん、65センチだ」
と集まったギャラリー全員が納得したのだが・・・。
写真で見ると63センチ、あるかないか。
これが、今日堤防で起きた最大のクライマックス。
このあと堤防は、風のささやきと、波がテトラに噛み付く音しか聞こえなくなってしまった。

ブルーナイト
狙いはメバルだったのに・・・
午後4時半過ぎ。
落日の淡いピンク色の光が空を射し、雲を柔らかいオレンジ色に染めている。
そろそろ第2戦の開幕である。
磯2号、5.3メートル竿2本を使用した。
メバル針10号の胴突き3本針仕掛けに青イソメを付け、それに電気浮子のブルーナイトを付けポチャーン!と海に投入した。
海が押し寄せてくる闇に溶けていき、波間でブルーナイトの赤い灯りが煌々と輝いている。

とその時。
電気浮子が、ジワジワと海を赤く滲ませながら沈んで行った。
バシッ!と竿を大きく振り上げると。
手応えがあったが・・・。
軽い、横に走る。
                                 
そろそろメバルタイム
ー狙いのメバルではない。
その手応えも、リールを巻いて来る途中で消えてしまった。
かたさんが飛んできた。
「何だアジか・・・」
と彼もガッカリ。
このあともメバルのアタリはなく、釣れてくるのは全てアジ。
型はまずまずだったが、夜の部も狙いは大きくそれてしまったのだ。

帰る途中
午後6時半、餌がなくなり納竿。
闇が這う道を、かたさんと帰って来ると。
「ごくろうさまでした」
と若い女性がカートを引き追い越して行く。
声をかけ、先週、tommyさんが会った彼女かと聞いてみたが、彼女は釣りのブログは見ないようなので。
今一、はっきりしなかった。
彼女のパートナーが追って来たので、彼とも話してみると。
彼はノビタのHPをかなり前から見ているようだった。
途中で彼らとは、自然に別れた。

今日のヒラメには衝撃を受けた、しばらくその後遺症が続くようだ。
人から聞いたり写真を見ても、絵空ごとのようで自分には無縁のような気がしていたが。
カンパチ釣りでなじみのアジの泳がせで大ヒラメが釣れたのを目撃し、急にヒラメが身近になったような勘違いをし。
身の程知らずにもヒラメに挑戦してみようと、かたさんと話しながら帰って来たのである。

本日釣果

アイナメ  36センチ  1匹
アジ    18〜23センチ  11匹



















The END
SEO [PR]  ローン比較 再就職支援 バレンタイン 無料レンタルサーバー SEO