2009年2月26日(木)  日立港のカレイ釣り
             午後0時半〜午後5時半
ノビタの釣り天国



          陸からカレイが釣れた日


                                       
雲の覆われた空
待てど暮らせど
空は鉛色の雲で塞がれ。
北東から吹いてくる凍風と、全身で砕ける冷雨に震えていた。
海は、生き物のようにうねりながら堤防に押し寄せ、堤防下で崩れていく。
鼻水をハンカチで拭いながら。
波に引かれ、周期的に不規則に揺れる竿先をみつめていた。

カレイが釣れるポイントは、先客が占めていた。
放浪するはぐれカレイ狙いで、人のいないポイントで竿を出す。
今日もまぐれと、偶然と、奇跡だけがたよりさ。
釣りを開始してから3時間半。
心の中にも、ピューピューと木枯らしが吹きすさんでいた。
まるで、アダモの『雪が降る』のシチュエーションだ。

「雨は降る あなたは来ない
 雨は降る 重い心に
 空しい夢 白い涙
 鳥は遊び 日は暮れる
 あなたは来ない いくら呼んでも♪」

     
     メタボフグ
初めの1匹
30分ほど前に、待望のアタリがあった。
竿先に付けた鈴が、
「リリリリーン」
とそれまでの焦燥を、雲散霧消させる激しい鈴の音。
竿を掴みリールを巻くと、竿先がグングン沖に引っ張られ。
ーこなくそー。
と竿を上下させながら、強引にリールを巻いてきた。

そして、とうとう敵が足元の海面に。
それを見た途端。
ーああ。
招かれざる客、フグだった。
このフグ、尺オーバーのメタボ!
堤防下6メートルから、やっとの思いで抜き上げたよ。

熱烈歓迎爆発的喜!
午後3時50分。
寒さが身に応えた。
「冷たい 雨にうたれて
 このまま 死んでしまいたい
                                         
うねりあり
 冷たくなった私を見つめて
 あの人は
 涙を 流して くれるでしょうか?
 (バカな奴と笑っても 涙は流さないでしょう)」
(「アカシアの雨が止む時」 by 西田佐知子 歌)
と・・・。
「リーン」
と鈴の音が鳴ったような・・・。
一瞬、心臓がピョンと跳ね。
4本の竿を、穴があくほど見つめたけど、何事もなかったように竿は波に揺れているだけ。

そのまま5分ほど放置したあと。
それぞれの竿の仕掛けを、手前に少し移動しようとした。
その目的は、カレイを探ることと、ヒトデ避けのためだ。
2本目の竿を手に持ち、弛んだ道糸を巻きとり、竿先を持ち上げた。
途端に、ガタガタと海底から予期せぬ応答が。

ーこれは・・・?!。
一気に、竿を上下に振りながらリールを巻いた。
途中、何度かガタガタガタの手応えが返ってきた。
そして水面に、待望の”熱烈歓迎爆発的喜”のカレイが、黒々と浮上したのである。
隣りの人にタモ入れしてもらったのは、40センチオーバーのマコガレイだった。

納竿
このあと海は、また無愛想な海に戻ってしまった。
午後4時43分が満潮。
潮が動かなくなり、これ以降はロスタイムだ。
それでも未練がましく、午後5時半まで粘ったあと納竿。

本日釣果
   フグ   31センチ   リリース
  マコガレイ  40センチ  1匹


















The END
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