2009年4月9日(木)  日立港 メバル釣り
              午後5時25分〜午後8時20分
ノビタの釣り天国



         ともかく4匹の夜



振られっぱなし                                  
最近、想う魚に振られっぱなし。
先日は、日立沖のカレイ、昨日は涸沼川のセイゴ。
追う魚、追う魚、全て逃げて行くような・・・。
まるで、ザ・ピーナッツの『恋のフーガ』である。
                                           
ザ・ピーナッツ
「追いかけて 追かけて
 すがりつきたいの
 あの魚この魚 消えてゆく
 日立沖 涸沼川
 つかのまの たわむれと
 みんなあきらめて
 竿とリールを
 泣きながら しまったの♪ 」
 (『恋のフーガ』 の替え歌)
  YouTubeの音楽はーーー>
こちら

恋の駆け引きなら、突然、追うことを止めると彼女が振り向くこともある。
魚はそんなこと決してない、追わないことは永遠の別れ。
カレイが駄目、セイゴが駄目なら、メバルちゃんがあるさと。
「めげずに、太く、たくましく、頑張ろう。エイエイ、オーーー!」
と一人で景気づけ。

        
暗くなるまで待って
カレイ釣りは去る
午後5時。
久々の日立港。
堤防には十数人の先客がいた。
皆さん知らぬ人ばかり。
『方丈記』の一節を思う。
「朝に死に、夕べに生まるるならひ、ただ水の泡にぞ似たりける。
 知らず、生まれ、死ぬる人、いづかたより来りて、いづかたへか去る。
 ・・・・・・」
昨年会った人達は、どこへ消えてしまったのだろう。
皆、早々と黄泉の国へ旅立って行ったのか。
そして、新たな人々がここにやって来たのか。
世は無常、ナムアミダブツ。
                                                
閑散とした堤防の適当な所に荷物を下ろした。
隣りの人に様子を聞くと、1時間ほど前に41センチのマコガレイを釣ったと言っていた。
周囲は、みんなカレイ狙いのようだ。
ノビタの狙いはメバル、映画のタイトル「暗くなるまで待って」ではないが、暗くならないと釣りにならない。
まだ日は西に高く昼の明るさ。
のんびり準備をしていると、周囲にいた釣り人は、一人去り、二人去り・・・。
準備を完了した時には、堤防には誰もいなくなっていた。

初めの1匹
南から冷たい風が吹いてきて、薄着をしてきたことを悔やんでいたが。
午後6時、陽が地平線に消える頃には風も弱まり暖かさが戻って来た。
と・・・。
堤防の周囲で、パシャッ、パシャッ、パシャッと小魚が跳ね出した。
かなりの数である。
すぐ足元でも、パシャッ、パシャッと跳ねている。
                                            
トッポ・ジージョ
突然。
「ブフォー、ブフォー」
と海上に屁音が鳴り響いた。
この屁音は奴である。
思わず、トッポ・ジージョのセリフが、
「ユーザ・ミ・ディチ・マイ!(何ってこったい)」
その数、2匹、スナメリだ。
これを見て、
ー今日の釣りは終わったと。
脆弱な精神のノビタは、「止めるべきか、続けるべきか、それが問題」と、ハムレットなみに悩んでしまった。

午後6時40分。
やっと海は夜の闇につつまれた。
まだ海上では、パシャッ、パシャッと小魚の跳ねる音が続いていた。
東の空にオレンジ色をした真ん丸い月が煌々と輝き。
星は月の輝きに色褪せ、群青の夜空に白く霞んで瞬いていた。

          
満月の夜
ーオッ!
電気浮子の赤い灯りが海上に無い。
見ると、黒々とした海中にボーッと赤い色を滲ませて浮子が沈んで行く。
ーコラッ、待たんかい!
と、慌てて竿を掴みリールを巻きながら振り上げると。
ググッと、その走りが止まった。
そのまま問答無用と、リールを巻き続けて獲物を堤防の上に。
本日、熱烈歓迎の最初の1匹は22センチの黒メバル。
この1匹で一気に元気が出てきたのだが・・・。

納竿
このあと、ポツリ、ポツリ。
午後7時半に釣ったリリースサイズが最後になった。
以降、パタリとアタリが消える。
風もない、雲一つない満月の夜空。
聞こえてくるのは、遠くで鳴る潮騒の音だけ。
今宵は春宵一刻値千金、しばし帰ることを忘れていた。
午後8時20分、納竿。

本日釣果
  黒メバル  18〜22センチ  2匹
          12センチ前後  2匹  リリース




















The END
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