2009年7月7日(火)  某堤防
              午前3時〜午前5時
ノビタの釣り天国



           昨日の勢いは?


                                       
朝まずめなのに・・・
条件良し!
今日は、”ラッキー・ストライク・アゲイン”と、かたさん、メトロさん、ノビタの3人で尺アジ狙い。
まだ海も陸も夜の底に沈む午前3時、釣り開始。
無風。
ベタ凪。
と、条件は揃っていた。
ーこれで釣れなきゃ・・・と思ったのだが。
空に星なく、港は霧にむせび泣く。
ねっとりとした空気が体にまとわりつき、立っているだけで汗が滲み出てくる。


「空が白むまでは釣れない、今はコマセでアジを寄せる時間さ」
と話しながら、3人が並んで竿を出した。
電気浮子の赤いランプが3つ、4〜5メートルの間隔をあけてどす黒い海上で波間に漂っている。

   
使用仕掛
早々と

釣りを開始して5分経過。
と・・・。
一番左のかたさんの浮子が闇に消えた。
かたさんが、慎重に堤防に引き上げた本日始めの1匹は、20センチほどのアジ。
想定外(早い時間)の1匹だった。

そして・・・。
午前3時10分過ぎ。
今度はノビタの浮子が海上から消えた。
本日はじめの1匹は、かたさんと同じ20センチクラスのアジ。
続けて、今度はメトロさんに。
ところが何たることかメトロさん、海面から引き抜こうとした瞬間にバラシ。
この早々のアタリの連発に、全員エンジン全開。

                                       
霧が流れる
なぜか遠い応答
ところが期待はいきなり足払い、すぐ海は元の静けさに。
霧が流れる海。
我々以外に人の気配なし。
ー静かだ〜。
石原裕次郎の歌が流れてくるような朝である。
「霧が流れて
 むせぶよな波止場
 無事でいるなら せめての便り
 俺は待は待ってるぜ♪」
  (『俺は待ってるぜ』by石原裕次郎)

メトロさんのバラシ癖
潮の流れから、かたさんとノビタのコマセはメトロさんの方に流れ、メトロさんだけにアタリが続く。
ところが・・・。
我々の願い(?)が天に通じたのか、メトロさんは釣るたびに足元で痛恨のバラシを繰り返している。
6匹ほどバラシたようだ、まだクーラーボックスは空っぽ。
かたさんとノビタもまだ1匹だけど、メトロさんより勝っていた。
さびしい競争だった。

明るくなってきた所で、やっとポツリ、ポツリ釣れだしたが昨日の勢いは無い。
サイズも24〜25センチどまり。
やっとメトロさんもアジを釣れるようになった。
メトロさん、1年以上もキスに浮気していたので、すっかりアジ釣りの技を忘れてしまったようだ。

ノビタは昨日の竿先に道糸が絡むトラブルに懲り、ガイド無しのインターライン磯竿2号5.3メートルに替えて臨んだ。
これが良かった。
今日は、竿先に道糸が絡む心配をしないで済んだ。
この竿は、7〜8年前に買ったものだが、竿を準備するのがやっかいで倉庫に眠っていたものだ。
やはり夜釣りは、インターラインの方が良いようだ。
                                        
嬉しい外道
納竿
午前4時半までポツリ、ポツリ釣り続いたが、しだいにアタリが遠くなり。
午前4時半以降は河豚しか釣れなくなる。
午前5時納竿。
かたさんも、メトロさんも”つ”抜けならず。
ノビタはサビキでアジの他に、奇跡のような外道20センチのキスを1匹ゲットした。
ここで本格的にキスを狙ったらどうだろう。

今日の教訓。
「運命というやつは無限のロープとは違う。
 一本のゴム紐みたいなものさ。
 引っ張って前へ進めば進むほど、それだけ猛烈な勢いで出発点まで引き戻される」
   (『シンドラーのリスト』 by トマス・キニーリー)

本日釣果
アジ  20センチ前後  3匹
    25〜27センチ  13匹
キス  20センチ     1匹





















The END
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