2009年9月22日(火)  某堤防 アジ&カンパチ釣り
                    午前3時~昼12時
ノビタの釣り天国



        カンパチに振られた日


                                  
  はじめの山場がきた
またも挑戦?
今日のアジさん、かたさん、ノビタの、共通の目的はカンパチであった。
そいう意味では玉砕である。
昼12時に未練を断ち、
「カンパチが来たなら伝えてよ
 7時間待ってたと
 サイは投げられた もう出かけるよ
 わたしは わたしの道をゆく」
 (『ジョニーへの伝言』by 高橋真梨子)
とカモメに伝言し撤収。

燃えつきた3人は、足を引き摺りながらヨロヨロと帰ってきたのだが・・・。
昨日、カンパチを5匹バラシ、「猿も木から落ち、尻の痛さを知った」自称名人のアジさん、無念の炎に身を焦がし。
「明日もやろうよ」
ときたもんだ。
人生100とすると50が峠、今はその下り坂の3人だぜ。
それも、ここ数日の強行軍に中古の体はガタガタ。
ー反対はしない。
 非難もしない。
 でも・・・。
 いくらなんでも・・・。

ノビタは降りた。
かたさんは誘いにのった。
どうやら2人は年を忘れたようだ。

釣れるのは人間の餌ばかり
午前3時。
港はまだ夜の底、深い眠りの中である。
風は陸から微かに感じるほどだが、冷気が四方から押し寄せ寒さが身に応えた。
竿先に鈴を付け、いつものようにアジサビキ仕掛けを足元にドボーン!
「リリーン、リリーン、リリーン」
と始めの着信は、午前4時。
堤防の上でピチピチ跳ねたのは、カンパチの餌には大き過ぎる20センチ前後のアジ。
この後もポツリ、ポツリと釣れたが、みんな人間の餌サイズ。

なんとか
午前5時。
空が白みかけてきた、カンパチのお食事タイムである。
アジは7匹釣れたが、みんな人間の餌サイズ。
大き過ぎるのである。
午前5時半、なんとか餌サイズが釣れる。
「卵を割らないで、オムレツを作ることはできない」(フランスの諺)
何かを得るには必ず犠牲が必要と、餌のアジの背中に針をズブリ。
「ナムアミダブツ」
を唱えながらドス黒い海へポチャーン!と投入。

       
魚が消えた海
山場がきた
午前6時16分が満潮。
その前後30分がはじめの山場とみていた。
午前5時半、臨戦態勢に入り、10分、20分、30分・・・。
「もう来るころ もう来るころ」
とその時を待ったのだが・・・。
そのもうが来ない。


時々、
「クルゾー、クルゾー、クルゾー」
と竿がバタバタ暴れるのだが、全て狼少年で終った。
下げ三分の午前8時。
その前後30分を第二の山場とみていた。
ところが第二の山場も、狼少年の騒ぎはあったが空振り。

魚の気配のない海
午前9時を過ぎると、それまで釣れていたアジもハナダイも消えてしまった。
”天霽レ風静カ”、やわらかく吹きすぎる風が気持ちよかった。
1時間、2時間・・・。
脳みそがドンドン緩んでいく。
アジさんも、かたさんも、とうとう堤防の上にマグロになる。
餌釣り用の竿に時々、ポツリ、ポツリと26~7センチのサバが掛かった。
このサバ、医学会では不飽和脂肪酸が多く成人病の予防になると薦めているのだ。
それに小さいと馬鹿にするなかれ、塩焼きにすると実に美味いのである。
ということで、釣れたサバは全てキープ。

終章
午前11時43分が干潮。
その前30分が第三の山場とみていたが、この山もなにごともなく過ぎ去った。

昼12時、全員撤収。
転んでもただでは起きぬと、アジとサバを持ち帰る。
「人が幸福になる道は、失ったものやないものを数えず、
 残っているものを喜ぶこと」
 (『最高に笑える人生』by 曽野綾子)
さて・・・。
カンパチの季節は終ったのだろうか。
バケツに汲んだ海水が、冷たく感じたのが気になった。

本日釣果
  アジ  12~22センチ 9匹
  サバ  26~27センチ 4匹



















The END
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