2009年10月1日(木)  久慈川河口 石持釣り
                    午前2時~午前5時半
ノビタの釣り天国



        サンマ大正解

待てど暮らせど
釣りを開始したのは午前2時。
それから30分経過。
オレンンジ色の街灯が点々と沖に伸び、堤防がボーッとセピア色に染まっていた。
沈黙と闇が川を埋め、風が背から川へ吹き抜けていく。

ひとりぽっちの堤防に。
五木ひろしが歌う『夜空』が聞こえてきた。
「イシモチちゃん 帰っておいでと
 寄せる波に乗せ そっと呼んでみた
 あああ とどかない夢だから
 なおさら 淋しい 淋しい
 この胸よ
 夜空 遠く果てしない」

   
仕掛け
上品なアタリ
と・・・。
「リン。リン。リン」
と竿先に付けた鈴が3度、上品に啼いた。
ーフグか?
仕掛けをゆっくり回収すると。
ーおお!
なんと、以外にも石持くんだった。

これを皮切りに、ポツポツと石持がヒットしたのだが。
アタリが気に食わない。
あの久慈川河口特有の、ドアを蹴破るような石持のアタリではない。
ーどうした?
しつけ教育をしているのか?
石持は、野生的な自然児であるべきだ。
これでは石持釣りのダイゴミが半減してしまう。
「しつけ教育反対!」
と川に向かって叫んでみたのだが・・・。
ノー・アンサー。

使用した餌
今日の餌は、青イソメと、かたさん推奨のサンマの切り身。
両方を使ってみると、釣れた石持9匹のうち6匹はサンマの切り身で釣れた。
その一番の理由は餌持ちが良いことのようだ。
久慈川河口はフグが多い。
昼はもちろん、夜も多い。
このフグが青イソメを、石持が食べに来る前に先に食べてしまうのだ。
サンマの切り身もかじられるが、青イソメほど好物ではないらしく、石持が食べに来るまで餌が残っている。
久慈川河口で石持を狙うなら、サンマの切り身は必需品ですぞ。

納竿
午前5時。
空は雲で覆われていたが、沖の方から白んできた。
隣りで6匹釣った釣り士が、明るくなったら釣りにならないと帰って行った。
彼が帰ったあと、あと1匹で”つ”抜けと粘ったが。
その後アタリがなく、午前5時半に納竿。

本日釣果
  石持   20センチ前後  9匹


















The END
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