2009年10月12日(月)  某沖堤防 タコ釣り
                    午前6時半~午後2時40分
ノビタの釣り天国



        今日も2桁のタコ

                                    絶好の釣り日和
釣りはドラマだ
釣りには溢れるようなドラマがある。
1匹、1匹釣り上げるごとに、喜劇あり、悲劇あり、感激あり。
へたな小説を読むよりおもしろい。
それは、大物釣りだけでなく小物釣りも同じ。
ただ小物釣りには、超高性能な感応器である童心が必要なのだが・・・。
この童心、
「幼子の 次第次第に智慧づきて 仏に遠くなるぞ悲しき」
と同じように。
昔は誰もが持っていたが、大抵の人はいつか電池が減るように消滅してしまうらしい。
前置きはここまで。

今日もタコ釣りに挑戦。
たかがタコ、されどタコ。
この軟体動物をバカにしちゃーいけない。
バカやチョンでは釣れません。
今日も、1匹、1匹を釣り上げる度に、濃縮果汁100パーセントのドラマがあった。

最後の一匹
午後2時半。
迎えの船が来るのは午後3時。
そろそろ納竿にしようと思っていた。
今日はすでに1~2キロを6匹、小物を3匹釣っていた。
海を渡る風の音が聞こえてくる。
縮緬皺の波の上に、光の粒が隙間なくギッシリと詰まり。
細かい乱反射をくり返し海面を白くしていた。

「ぽつ ぽつ ぽ
 タコぽっぽ
 サンマがほしいか そらやるぞ
 みんなでなかよく 食べに来い」
と、おまじないを唱えながら海底にいるタコを探っていると。
「キキーッ!」
といきなり急ブレーキ。
竿をやや強く、右へ、左へ、そして真上に引いてみた。
ピクリともしない。
                 
ハトが堤防で巣造り?






ここで強く引くと、タコが掛かっているのなら問題ないが、根掛かりならさらに傷を深くする。
まずタコが掛かっていると想定し、タコを油断させるために道糸をたるませ、竿を堤防に置いて3分ほど休み。
竿先を下げながら、ソロソロと道糸のたるみを取り。
「エーーーィ!」
と竿先を全身で跳ね上げると。

仕掛けは海底を離れた。
堤防の上に転がったのはホヤ。
ーなんだ。
と思いながら仕掛けを足元にドボーン!。
仕掛けが海底に着陸したところで、ヒョイ!とシャクルと。
なんと漬物石を持ち上げたような重量感。
「ソレーーーッ!」
ところが、引き上げてくる途中で動かなくなる。
ーどうした?

劣化著しい脳細胞を最大限活性化し、経験、知識、勘を総動員したが訳がわからない。
ところが体が反応した。
この現象、3年ほど前に日立沖堤でタコ釣りをした時にも同じことが。
頭は忘れていたが、体が記憶していたのである。
一瞬、道糸をたるませ、その直後に竿を跳ね上げた。
と、重量感が消える。
この時、頭の中ではロープを引っ掛け、それが外れたと思ったのだが・・・。
実際はタコが遁走したのである、でもノビタは気がつかない。
ロープならまた危険と思ったが、また体が正しく反応し仕掛けを足元にドボーン。

         
この海面の下で
そして、1シャクリ、2シャクリ、3シャクリ・・・。
またも漬物石を持ち上げたような重量感。
リールを一気に巻いた。
なんと嬉しや大ダコが海面に。

でもまだ喜べない。
今日は既に、海面から引き上げようとして大タコを3匹もバラシていた。
タモはない。
「南無八幡台菩薩!」
タコが水面から飛んだ。
そして、堤防の上にグシャと落下した。
ーホッ。
これで今日は先日と同じ2桁の釣果と、竿を納めた。

焦燥の朝
今日は、かたさんが南から北へ、ノビタが北から南に攻めることにした。
午前6時半、釣り開始。
天は雲で塞がれ、風は無いが寒い朝だ。
海底を、サンマを結わえたタコ天仕掛けで、トン、トン叩きながら移動して行く。
10分、20分、30分・・・1時間、応答なし。
ーどうしたのだろう?

午前7時半。
空を覆っていた雲が割れ太陽が顔を出し、暑くなってきたのでジャンパーの下に着ていたカーデガンを脱いだ。
午前7時40分。
待望のタコが、大きな茶色の風呂敷を広げたように浮上した。
ーちと大き過ぎるのでは?
と海面から引き上げることに躊躇する。

大きいタコは針の刺さりが浅いと、バレてしまうのだ。
でもタモが無い、引き抜くしかない。
「エーーィッ!」
と叫びながら海面から引き抜こうとすると、タコにグッドバイされてしまった。ーああ。

電話のあとに
バラシたところを見ていたかのように、直後にかたさんから電話。
良形含み5匹釣った報告だった。
こちらの状況を話すと、まさかと驚いていた。
ところがこの電話のあと、やっとノビタにも運が廻ってきたのである。
まるで、かたさんが電話を通して運を分けてくれたかのように。

8時に本日はじめの1匹が釣れ。
10時にかたさんと堤防の中央付近で交差した時にはノビタが4匹、かたさんは電話のあと1匹追加しただけと竜頭蛇尾の勢いに。
このあと、かたさんが一度トレースした所を再トレースしながら南へ移動。
途中でUターンして再々トレースしながら北へ戻り、かたさんと2度目に交差した時は3匹追釣し7匹に。
かたさんは、6匹のままであった。
2度目の交差のあと、ノビタは水面でまた2匹バラシたが3匹を追釣し10匹に。
かたさんは、目標の”つ”抜けはできなかったが8匹に。
かたさんのホームページは。ーーー>こちら

本日釣果
  真タコ  1~2キロ  6匹
        300~50グラム 4匹





















The END
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