2009年10月21日(水)  某堤防 アジ釣り
                 午前3時~午前6時半
ノビタの釣り天国



          アジ入れ食い

                                        時合いだ!
それは一瞬のドラマ
午前6時。
サバ狙いの10号浮子が、20メートルほど沖でプクプクと異様な動き。
豆アジが掛かっているようだ。
そのまま放置しておいた。

と・・・。
ー浮子がない!
広い海原に浮子がない。
リールを巻き、竿を煽るとズシリ!
ー大サバか?
慎重に岸に寄せてくる。
ーおかしい。 走らない。 潜る。
リールを巻き続け、岸まで5メートル。

バシッ!と一撃、竿先が弧を描きながら足元へ。
そのままガンガンガンの痛打。
竿を起こそうとした瞬間、竿先が天に跳ね上がった。
ーバレタ!
サビキは、幹糸から切られ針は2本しか残っていなかった。
堤防に付いた貝殻で、幹糸が切れたのだ。
間違いなくカンパチだ。

サビキでカンパチを上げるなんて、所詮無理な話しだがこの喪失感は大きい。
今は、カンパチが2桁ほど釣れた季節ではない。
久々の再会ならず。ーああ。
ビートルズの『YESTERDAY』の第2章が聞こえてくる。

Suddenly, I’m not half the man I used to be  不意に 僕は今までの僕でなくなった
 There’s a shadow hanging over me          暗い影が 僕に重くのしかかる
 Oh, yesterday came suddenly               ああ 昨日 突然やってきた悲しみ


このあと、アジの泳がせ釣りをしたが無駄であった。

寒い朝だった
午前3時。アジ釣り開始。
仕掛けは。
浮子を付けずコマセ籠の上にケミホタル、その下に白スキンのアジ6号サビキ、下に錘8号。
その仕掛けを、堤防の足元に落とし、置き竿にして鈴が鳴るのを待った。

港はまだ深い夜の底だった。
群青の夜空で、無数の星が輝きを競っていた。
冷たい西風が吹いていて、厚着をして来たけど鼻水を流しながらガタガタ震えていた。
10分、20分、30分・・・。
鈴は沈黙したままだ。
ひたすら、”耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び”である。

 
使用サビキ
アジだけでなく
午前4時。
突然、
「リリーン、リリーン、リリーン」
と、鈴が静謐を破った。
はじめの1匹は、20センチ前後のアジ。
このあとポツリ、ポツリと釣れ続く。

午前4時半に20センチ前後のメバルが釣れ、このあと5時までに同サイズのメバルを2匹追釣。
夜空は、いつか灰色の絵の具で塗りつぶされたように雲で覆われ、星も消えた。
午前4時50分、東の空が薄っすらと白んできた。
アジは12匹ほど釣れていた。

アジ爆発
しばらく鈴が沈黙したままだったが。
午前5時25分。
すっかり港が白み、ヘッドランプが不要になった途端に海が沸騰し爆発した。
仕掛けを足元に落としていく途中から竿がガタガタ震え始まるのだ。
もうその勢いは止まらない。
コマセを追加していられないほどの忙しさ。
それでも釣れるのだ。
アジのお食事タイムは、30分ほど続いた。
途中、25~30センチのサバ2匹のおまけ付き。
                                        
穏かな海
午前6時。
アジ釣りをした同じサビキでサバ狙い。
岸から20メートルほど沖に、仕掛けをドボーンと投げた。
以降、前述の話しに。

食い逃げ
午前6時半に納竿。
水汲みバケツに入れていたアジ8匹を、記念写真を撮るため海水ごと堤防の上に撒き。
もう一度バケツに海水を汲んで振り返ると。
ーボーゼン!
アジが1匹もいなくなっていた。
「アンビリバボー!」

と頭上から、
「グー、ガー、ギー。(ボケ、アホ、オタンコナス)」
の叫び声が。
見上げると、カモメが10羽、頭上で円を描きながら飛んでいた。
「コラッ!ただ食いするな。金払え!」
と叫ぶと。
「グエーッ。(間抜け)」
と返し、そのまま飛んで行った。

本日釣果
  アジ   15~22センチ  44匹(内8匹はカモメの餌食に)
  メバル  18センチ     3匹






















The END
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