2010年4月21日(水) 午後6時20分~午後9時 某堤防
那珂湊 水温 
9.5度 <潮>小潮 満潮 23:07 干潮 14:54
ノビタの釣り天国


       狙いはそれたけど・・・

                                        今夜の戦果
大アナゴとの地上戦
午後6時50分。
凍りをスライスしたような半月が、地上を見下ろしていた。
月の光は弱く、誰もいない堤防は闇のなか。
そんな闇の中で。
虫が一匹、ヘッドランプを点け地上で大アナゴと闘っていた。

闘いは終盤だった。
「もう充分お前は闘った。ジタバタするな」
と右手でアナゴの首を掴み。
左手でアナゴの口に刺さった針を抜こうとすると。
首を締められたアナゴ、”窮穴子指を噛む”(正しくは”窮鼠猫を噛む”)。
「苦しい!」
と叫びながら、ノビタの人差し指に噛み付いてきた。
「イターッ!」
指から火に焙られたような痛みが。

   
 名誉の負傷

「オー・マイ・ガッ!」
ー冷汗三斗、絶対絶命、焦眉乃急!
なんとか、指が千切られる寸前で引き抜いたけど、痛みは翌日まで続いた。
大アナゴに一矢を報いられたのである。
ーそれにしても痛かっターー。
このアナゴ71センチあった。



夢はいっぱい
釣りを開始したのは、午後6時20分。
「春宵一刻値千金
 花に清香有り月に陰有り
 ・・・」
と月を見上げながら、仕掛けの入ったリュックサックを下ろした。
今夜もリュックサックに夢をいっぱい詰め込んできた。
ビール瓶サイズのアイナメやら、グローブサイズのソイ、座布団カレイ、尺メバルなど。
結局、夢で終ってしまったけど・・・。

餌は、昨年から冷蔵庫の冷凍庫に入っていたイワシ。
今夜の仕掛けは胴突き1本針仕掛け、オンリーだ。
竿は4本。
午後6時半に、「リリーン、リリーン、リリーン」と激しく鈴が鳴った。
夢の一つが叶えられるかもと、かなり期待したのだが空振り。
                                             
初めの1匹
鈴が鳴る
それから10分あと。
今度は「リン、リン、リン」と鈴が3回鳴った。
上品なアタリ。
初めの1匹は、29センチのドンコだった。
スーパーでは380円もする。

それから10分あと。
またまた上品な鈴の音。
「・・・・・・?」
ー重い!
「なんだべやー?」
と汗を散布しながらリールを巻いてくると、前述の大アナゴ。
此の時期のアナゴは、食べたら最高。
美味、感味、賛味と味の3連発間違いなし。
特にフライがよろし。
アナゴに比べたら、カレイなんぞなんぼのものかい。
血眼になってカレイを追う人の気がしれないね。
                                             
71センチ
値千金の夜だった
このあとも、「リリーン、リリーン」と鈴が鳴り続け。
午後8時半までに、尺近いドンコ3匹、50センチのアナゴを1匹追釣した。
午後9時。
アタリが遠くなったところで納竿。

「もしもわれわれが自分の生命の力を生活のために投げ出してしまったら、
もっとも高貴なもの、もっともすぐれたもののために何が残るだろうか」
  (ベートーベン)

本日釣果
アナゴ  50~71センチ 2匹
ドンコ  26~29センチ 4匹

The END
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